■大船駅笠間口前の美化 5年目の検証
2006年(H18)横浜市民、鎌倉市民待望の大船駅北口(笠間口)が開設されました。しかし笠間口は市境にあり、まち美化問題からは取り残された状態で、2001年
クリーンかまくら条例施行後も話題にはなっても、改善の兆しはみられませんませんでした。
多くは、砂押川に架かる大東橋から北側は、横浜という認識があった精かも知れません。
鎌倉を美しくする会は、横浜市栄区に位置する大船駅北口(笠間口)の市境周辺を、新装成った駅前に相応しい清潔で快適な空間にしたいと、2008年1月9日
問題点にスポットを当て、鎌倉・横浜両行政担当者をお招きして、改善に向けた懇談会を開催しました。
それ以来、改善が効を奏して、多くの人が清掃にも関わり何とか美観を維持しています。(詳細は
平成21年5月19日ブログをご覧ください)
あれから5年、梅雨の晴れ間、検証も兼ねて草取り、ごみ拾い、土掻き等の清掃。交通量の多いこの場所独特のごみは髪の毛や綿ぼこり、地面に貼りついて
層になっているそれらを熊手で剥がすなど、総勢6人小一時間の作業で見違えるようにピカピカに。
積もった土は3袋、草やごみは150リットル袋一杯にもなったので、大船整備事務所に連絡し片付けをお願いしたところ、直ぐに駆けつけてくださり万事終了。
5年前バイクの違法駐車、散乱ごみのふきだまりなど無法地帯だったこの場所が、今では皆のチョボラ(ちょこっとボランティア)で済むまでに。こうして5年目の検証は実りのあるものとなりました。
笠間口周辺は再開発され2018年(H30)完成予定とのこと。いいまちづくりは都市清掃の仕組みがしっかりしていること。清掃しやすいまちづくりであること。
ともすれば箱庭的な植栽がその内に放置され、維持管理の悪さがだんだんまちの品格を落としていく風景を見るにつけ、2018年の完成予想図をみて新生笠間口に期待を
膨らませています。