鎌倉を美しくする会
ボランティア市民活動団体「鎌倉を美しくする会」は、鎌倉の自然や環境を守るために、 NPO鎌倉センターを拠点に、美化清掃運動、公衆トイレの美化、ごみ箱、観光、落書き、 違反広告、バス停ベンチ設置・維持活動など多岐にわたるまちづくりに取組んでいます。
  
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平成25年11月20日

■本郷台小学校4年生 「鎌倉は大勢の人が来るのになぜ街中はきれいなの?」

横浜市本郷台小学校で 夕方横浜市立本郷台小学校を訪問しました。

10月、鎌倉NPOセンターの紹介と前置きされて、本郷台小学校の先生から「長いことまち美化に取り組んできた 鎌倉を美しくする会の活動を、4年生の教材にしたいので会って頂けないでしょうか。」とお申し出があり、実現したのでした。

4年生は3クラス。担任の先生方とお会いして、これまでの活動をお話ししました。

生徒の皆さんは、もう既に鎌倉の街中探検をしていて、観光客の多さに比べ、街中のポイ捨てごみが少ないことに気づき、 街中がきれいに維持されているわけを知りたいと思うように なったそうです。

小さな目で鎌倉の美しい街並みに気づいてくださったことが嬉しい! 熱心にメモを取り私の話に耳を傾けてくださった先生方。研究授業として 扱われるこの教材から生徒の皆さんはきっと多くの気づきを得られることでしょう。 私達にとってもよい励みになります。


平成25年11月12日

■あれ? 立て看板が・・・ 「悪質ないたずら? いえこれは犯罪です!」

11月10日、横須賀線ガード下等のかまくら磨きをしたあと、いつものように鎌倉駅東口周辺と西口周辺の落書きチェックをしたところ、落書きが1ヵ所、貼り紙が3枚。 いずれも処理しました。その中の3件は10年以上も落書き、貼り紙を繰り返してい常習犯のものでした。

貼り紙3枚の内、2枚は横浜銀行前の街路樹脇の立看板の裏に貼られ、呆れたことに、スチール素材の看板が凄い腕力で内側に丸めこむように曲げてありました。悪意に満ちた行為は、 落書き犯と無縁ではないように思います。

大勢の人が行き交う場所、体に当たるかも知れず危険極まりない状態だったので週明けを待って、市民相談課に現状を伝え、同課から管理者の鎌倉駅に連絡して頂きました。

鎌倉駅東口 横浜銀行前歩道

鎌倉駅東口 横浜銀行前歩道

【JRの立看板が立てられた経緯】
1989年頃から、午後3時鎌倉駅東口地下道近くの横浜銀行のシャッターがおりると、入り口前の地面に花束を山積みして売る人がいました。 ところが花の空き箱はそこここに何日も放置され、地下道側の空き箱はごみ箱代わりになっており、軽トラックに干物を積んで売る人もいて、無法地帯でした。

鎌倉を美しくする会は1994年「鎌倉駅周辺の美化について」をテーマに、関わりの深いJR鎌倉駅長、タクシー会社、バス会社、市の担当者をお招きして 、現状と課題等ご出席の方々と意見を交わす懇談会を開催しました。

この懇談会の意義は大きく、後日鎌倉を美しくする会は、それぞれの事業所に提言をまとめて提出し、会の提案の多くが実現しました。

JR の用地内につき用地内での物品販売等の一切の行為を禁ずる JRの立看板もその一つ。この時立てられたものです。観光地鎌倉には相応しくない。 でもこの看板のお陰で、花屋さんはいなくなり空箱の放置も解決しました。

1989年撮影 鎌倉駅東口 横浜銀行前歩道

1997年撮影 鎌倉駅東口 横浜銀行前歩道



平成25年11月10-2日

■かまくら磨き 土掻き 「若宮大路 車道の隅をきれいに!」

一年が経つのは早いもの。間近の正月三ガ日、若宮大路は交通規制が敷かれ、初詣の人達が道を埋める季節となります。私達はこの三ガ日若宮大路周辺の清掃を始めて 13回を数えます。

横須賀線ガード下のかまくら磨き清掃が終わった後、快く清掃用の水を提供してくださった宮治商店さん前の車道に溜まっていた土と草を取り除く作業をしました。

30リットル袋一杯になった自然界の土と草は、自転車に積んで反対側の植栽の中に還しました。きれいになって清々しい! きれいだとごみを捨てにくい効果もあります。

2014年も新春早早若宮大路とその周辺の清掃をします。初詣後の清々しい気持ちでご一緒にどうぞ。どなたでも参加出来ます。
☆ 清 掃 日:1月1日、2日、3日の3日間(雨天中止 自己判断)
☆ 集合時間:午後1時(清掃時間 午後1時〜午後2時)
☆ 集合場所:鎌倉生涯学習センター前(鎌倉駅東口突き当り)
☆ 用  具:用意します。手ぶらでご参集ください。お待ちしています。

若宮大路横須賀線ガード近く大町方面曲がり角清掃前

若宮大路横須賀線ガード近く大町方面曲がり角清掃後



平成25年11月10日

■かまくら磨き「第6回! 若宮大路 横須賀線ガード下がピカピカに!」

心配した寒さも天が味方し、今年最後のかまくら磨きをしました。参加者はかまくら認知症ネットワーク鎌倉学園インターアクトクラブ山手学園ボランティア鎌倉を美しくする会等総勢27人の大所帯。

壁に使われている大判タイルは、写真でもおわかりのように埃まみれ、水は近くの燃料店・宮治商店さんが協力してくださり、雑巾で2度拭きした壁はピカピカになりました。

正月三が日、若宮大路は交通規制が敷かれ歩行者天国になります。横須賀線ガード下は例年になく心地よい場所。清掃が終わった後の達成感に満ちた参加者をパチリ。 写真に収めました。

若宮大路横須賀線ガード下

若宮大路横須賀線ガード下

若宮大路横須賀線ガード下

若宮大路横須賀線ガード下

若宮大路横須賀線ガード下

若宮大路横須賀線ガード下


平成25年10月27日

■大学生の取材「鎌倉の違反屋外広告物について会の活動内容を知りたい!」

数日前國學院大學の学生さんから、鎌倉を美しくする会が違反屋外広告物についても活動をしていることをWeb見たと取材の申込がありました。

約束した今日、駅前の鎌倉生涯学習センターでお会いしました。学生さん3人は午前中、小町通り商店街とその周辺を視察し、商店にも取材の協力をお願いする 予定だったものの、観光客の多さに憚られ果たせなかったたこのことでした。

聞けば法学部政治専攻で同じ水谷ゼミの学生さん達。取材の目的は身近な行政問題の中で違反屋外広告物をテーマに、大学の所在地である渋谷と観光地鎌倉を 対比して調査・研究しレポートに纏めるとのこと。

鎌倉を美しくする会は1990年代、景観を阻害し街に氾濫していた、悪質な性風俗の立看板やビラ、ヤミ金のチラシ、不動産広告等を取り上げピーク時年間 約8500件もあった違反屋外広告も平成24年度は278件に激減。今日まで活動してきた成果を持参した資料を基に説明し、お役に立ったようでした。



しかし学生さん達の指摘は鋭い! 小町通りにはみ出した違反屋外広告現場写真の数々。私も常々その数の多さが気になっていただけに返す言葉もありませんでした。 唯でさえ狭い鎌倉の道。観光客は引きも切らず。災害はいつ襲ってくるとも限らない中で、避難通路の道道に置かれた数々の違反広告が通路を塞ぎ被害を拡大することにも なるでしょう。

担当課は月1回巡回をして注意をしていると言われる。でも効果がないのはなぜか。私達もこの問題についてもっと真剣に取組まなければならないと教えられる思いでした。

小町通り道路にはみ出した違反屋外広告

小町通り道路にはみ出した違反屋外広告



平成25年10月13日

■かまくら磨き「第5回! 若宮大路 横須賀線ガード下がピカピカに!」

かまくら認知症ネットワーク、鎌倉を美しくする会、鎌倉学園インターアクトクラブ等が、若宮大路・横須賀線ガード下のタイル壁をかまくら磨きしました。

ぬれ雑巾で汚れをふき取り、最後にきれいな雑巾で仕上げ拭きをします。水は近くの東京ガスエネワーク株式会社さんが協力してくださり助かりました。

日本の道百選の若宮大路。観光客の多くはこのガード下を通り、海に向かう往来の激しいところです。壁は埃まみれで歩道にはガムが沢山貼りついていました。

ほのかに薄暗い場所だと良心の痛みを感じなくのか、吐き捨てられたガムの多さには驚くほどで、金属のヘラで剥がしました。

以前は度々落書き被害に遭ったこの壁。落書き防止に努めることで書かれなくなったのが救いです。認知症の人3人と一緒に総勢23人。以下活動の紹介です。

若宮大路横須賀線ガード下

若宮大路横須賀線ガード下

若宮大路横須賀線ガード下

若宮大路横須賀線ガード下

若宮大路横須賀線ガード下

若宮大路横須賀線ガード下

若宮大路横須賀線ガード下

若宮大路横須賀線ガード下



平成25年9月18日

■落書きのないまちづくり「小・中学校校長会へアプローチ!」

2004年制定された、全国でも珍しい単独の鎌倉市落書き防止条例に沿った活動は、市、
市民、事業者との連携も定着し、かなり成果を挙げるまでになりました。

この度、この良好な景観を次世代へ伝えるために、学校でも落書きについて学んで頂けるよう環境保全課と連名で小・中学校校長会に
落書き防止と消去の手引き を添えてお願いしました。

鎌倉も例外ではない落書きの被害。しかし消している人がいるために、きれいなまちが維持されていること。落書きは地域全体の問題なのだということ。皆が落書き防止に 関心を持つことでまちを落書き被害から守れることなどを伝えて頂けるよう期待しています。


↑クリックするとPDFでご覧になれます。



平成25年8月29日

■落書きのないまちづくり「鎌倉警察署交通課のお巡りさん 有難うございました」

落書き消去活動を始めて10余年、その間多くの方々のご協力がありました。

鎌倉警察交通課のKさんもその中のお1人。

27日国道警察施設の落書きを通報したところ、「今日消しました。」とご連絡があり「来週川崎に転勤します。」 阿吽の呼吸で協力してくださった方でした。

鎌倉を美しくする会は市と落書きのないまちづくりに取り組んでおり、8月の落書きが78件あったことを把握しています。

「書かれたら直ぐ消す」行政、警察、事業者との連携はまだまだ続きそうです。


平成25年8月4日

■かまくら磨き「第4回! モノレール隣接交通広場のタイル支柱や公衆トイレ」

かまくら認知症ネットワーク、鎌倉を美しくする会、鎌倉学園インターアクトクラブが一緒に、大船駅東口バスターミナル上の交通広場周辺を かまくら磨きしました。市の職員も一人飛び入り参加してくださいました。

かまくら磨きとは単なる清掃ではなく、普段あまり気がつかない街中の気になる汚れにスポットを当て、その場に合った方法を考え清掃する活動で、 仲間内ではこの呼び名がすっかり定着しています。

高齢化率も留まるところを知らず、65歳以上の10人に1人が認知症と言われる時代。この比率は今後もっと高まるでしょう。長い人生をリスクを抱え 生きる事を余儀なくされる人も増える中で、認知症の人の社会参加が出来る受け皿が増えれば、症状の進行を遅らせることにも役立つでしょう(勿論 多くのサポーターと事前の計画があってのことです。安易な行動は厳に慎まなければなりません)。

今回実施に当たっては、事前に施設管理者である市の道水路管理課、観光商工課、公衆トイレ清掃担当環境保全課に了解を得、隣接の株式会社ルミネウイング、 東日本旅客鉄道株式会社大船駅、湘南モノレール株式会社にはそれぞれ活動の趣旨と実施要領を添えてご挨拶に伺いました。

認知症の方々の社会参加の場を求めてスタートした活動の筈が、終わった後参加者全員達成感を味わえる得難い体験の場となっています。

埃まみれのタイルの柱は雑巾で2度拭きしました。小学生もお母さんと一緒に2度目の参加です。公衆トイレの貼り紙跡は、鎌倉学園の生徒さんが根気よく はがし、床のタイルに貼り付いたガムはがしもしました。以下活動の様子をご紹介します。

大船駅東口交通広場

大船駅東口交通広場

大船駅東口交通広場

大船駅東口交通広場

大船駅東口交通広場

大船駅東口交通広場

大船駅東口交通広場

大船駅東口交通広場

大船駅東口交通広場



平成25年7月27日

■喫緊の課題 鎌倉市ごみ問題 「ひとり一人が主役 ごみを減らそう!!!」

7月27日大船NPOセンターで恒例の利用団体懇話会が開催され、引き続き懇親会にも参加しました。会場には、机を囲んで歓談できるよう4箇所のテーブルと軽食が 用意してあり、出口に近い席に座った時、隣り合わせたSさんから話し掛けられました。

「先程各団体の活動紹介で、鎌倉を美しくする会会員として話をされたのでビックリしたよ。
僕、7月24日玉縄行政センターで開催された『ごみ減量化推進員 に対する戸別収集・有料化の説明会』にも出席した。資源循環課の話の後、貴女が鎌倉のごみ減量をすすめる会の活動等の説明された内容。あれはよかった。 感激したよ。」拙い話を思い出し赤面することしきり。

名越にお住まいのSさんのお話。 「名越クリーンセンターは大正時代から鎌倉のごみ処理場として使われており、平成27年度からは焼却場が名越一箇所になる。

ごみの多い日は名越交差点の先まで収集車の行列で渋滞する。ごみの量が増えることになれば心配だ。多くの市民は、クリーンセンター周辺の住民が被っているこのような 状態を知ろうともしない。先日そのことに触れた話をされ、代弁してもらった思いで嬉しかったね。

資料の『鎌倉市ごみ焼却場の現状とこれから』にあった説明図も良かった。特にこれから建てる予定のごみ焼却場を で示してあり、インパクトがあった。」

Sさんに言われるまでもなく、これからつくるごみ焼却場の選定には、大変なエネルギーを要することになるでしょう。

焼却炉の寿命は凡そ30年、何十億円と言う非常にお金のかかる延命工事を行ったところで、40年もすれば寿命がきます。 と言うことは焼却炉の寿命が来るたびに土地が狭い鎌倉では、非常な苦労をして次の立地を探すと言う困難を伴うサイクルが未来永劫に続くことを意味します。 今を生きる私達は次世代のために良い環境を残したい!

生ごみの自家処理や減量、まだまだ減らせる紙の資源化など、市民や事業者がが燃やすごみのスリム化に取り組むことで、新設のごみ焼却炉の選択に寄与したい!  Sさんと意見が一致し、今日の懇親会は私にとって特別意義深いものとなりました。

平成23年度燃やすごみ組成分析図

■燃やすごみの約半分は生ごみ

■ごみ処理施設(焼却場)は市民・事業者の燃やすごみ減量実践がカギ

鎌倉市ごみ焼却場の現状とこれから近



平成25年7月23日

■鎌倉花火大会 「定着した散乱ごみ防止拠点回収方式。マナーアップにも寄与」

17万余の人が住むまちに年間1800万もの観光客が訪れる鎌倉。

1988年鎌倉を美しくする会が発足当時から、大挙して人が押し寄せる鎌倉の花火大会は、終了後ご多分にもれず海岸からJR鎌倉駅や和田塚駅、由比ヶ浜駅まで、 宴の後のごみがまち中を埋め尽し、打つ手もなく担当課総出で翌日早朝から半日かかってごみ拾い作業で対処していました。

鎌倉を美しくする会は、人が大勢集まる特別行事のごみとトイレの在り方に付いて、受け皿としての臨時拠点回収ごみ容器の設置と、仮設トイレの増設を 予算化すべきとの意見を纏め、1999年鎌倉市や鎌倉市観光協会に提言しました。

市と観光協会は、早速その年の花火大会から、会場周辺5カ所に散乱ごみ防止用コンテナを配備置、仮設トイレの増設、鎌倉市体育館のトイレを解放 する等提言が活かされました。

1999年花火大会初めてごみステーションが設置

花火大会翌日の紹介記事

鎌倉を美しくする会は、2000年から花火大会の散乱ごみ防止活動の一端を担ってきました。このような特別行事のごみ問題は、特に市民・事業者・行政が一丸となって 取り組むことで観客の協力も得られます。

花火大会後、次年度に活かされるようにその都度感想、提言をまとめ鎌倉市、観光協会に提出。10余年経過した今、マナー向上にも役立っています。

当日のボランティアには2008年から湘南地区の東京三菱UFJ銀行の方々が、2009年から鎌倉学園中・高生のインターアクトクラブがそれぞれ常連参加してくださり、 今では、なくてなならない強力な助っ人として頼もしい存在となりました。

花火大会散乱防止啓発活動に大きく関わって十数年、鎌倉市体育館前に陣取り、花火観賞にも縁がなかった年月。今年から一兵卒として滑川交差点でボランティアに参加し、 ボランティアの合間、久々に鎌倉花火を堪能しました。

花火大会・散乱簿未防止活動

散乱ごみ防止とごみ分別の協力を呼び掛ける鎌倉学園の生徒



平成25年7月18日

■まち中には危険がいっぱい! 「命拾いの体験! 無事解決」

7月初旬、自転車で市役所から北鎌倉を抜けて大船に向かう途中、北鎌倉明月院踏切手前で命拾いの体験をしました。

その日は小雨が降っていて、何時もなら歩道(高齢者の場合歩道の使用は認められています)を使うのに、傘の波が続き、車道脇を移動。前方踏切に遮断機が下りていたので、 更に左に移動しようとした時、タンコブのように盛り上がっていたアスファルトに乗り上げ、不覚にも自転車もろとも倒れ込み、車道側に横倒しになり かごの荷物も散乱しました。

親切な人に助けられ、幸い遮断機も下りて車も止まっていたので事なきを得ました。遮断機が下りていなかったら、間違いなく事故に遭ったことでしょう。

道幅の狭い鎌倉。歩行者も自転車も車も安全に移動するには問題山積。長年自転車を愛用しているのに、このような危険が潜んでいたことに初めて気が付き、直ぐ道路管理者の 神奈川県藤沢土木事務所に命拾いをした顛末をお伝えし、改善してくださるようお願いしたところ、「すぐ現場確認します。」

7月18日現場を通ったところ盛り上がっていたアスファルトを削り、平らに舗装してありホッとしました。

行政が全て担当地区を把握しているわけではない。今回のように地域住民が情報を提供することで改善される良い事例となりました。

北鎌倉明月院踏切付近

↓●危険個所の拡大
北鎌倉明月院踏切付近

↓●平らに改修された車道
北鎌倉明月院踏切付近



平成25年7月16日

■まち美化 「一人で出来るボランティア にあなたも是非ご参加を!」

3連休明けの16日、若宮大路から滑川交差点に出て国道134号線沿いに落書きチェックをしました。途中自販機横前を通りましたが、休み明けの自販機周辺は 回収箱が溢れ、空き容器やごみが散乱し、ひどい状態があちこちで目につきました。自販機には
  

@設置場所の所在  A自販機の登録ナンバー  B連絡先電話番号

が記載されており、現状を設置者にお伝えすることが可能です。

今日も3ヵ所の自販機前で、連絡先にまず「通りがかり気がついてお電話をしています。」と名乗り、自販機の登録ナンバーを読み上げ「回収箱が溢れています。」と お伝えしました。

受話器の向こうから、「由比ヶ浜の自販機ですね。」と場所を確認し「有難うございます。直ぐ片付けるよう手配します。」と返事が返ってきました。

今や携帯を持っている人は多い筈。一言のボランティアに是非あなたも参加しませんか。

↓●若宮大路 由比ヶ浜海岸近く
由比ヶ浜

↓●稲村ケ崎県営駐車場
稲村ケ崎



平成25年7月10日

■「一郎さん 石垣島の水に慣れましたか」

昨年11月、久し振りに若手のホープとして入会され嘱望していましたのに、俄かに石垣島への転勤が決まり、ご家族と11日にお引っ越、お見送りも出来ず心残りでした。

大船をこよなく愛し、特に大船駅笠間口周辺の清掃ボランティアをしてくださっていた一郎さん。6月17日ご大船駅笠間口周辺をご一緒に清掃したのが最後の活動となりましたネ。

あれから1カ月余り、今日フェンスの中に吹き溜まった紙クズを拾い集めました。写真がその紙屑です。この前皆で徹底的に清掃したので、今日は楽でした。

未知の土地での新しいお仕事は大変だと思いますが、成就されますようエールを送りお祈りしています。

大船駅笠間口前



平成25年7月7-2日

■かまくら磨き「鎌倉駅西口ごみ容器も磨きました!」

鎌倉駅地下道壁のタイル磨きを終え解散後、一人で鎌倉駅西口ポケットパークのごみ容器と周辺の床の清掃をしました。

@1995年設置のごみ容器。18年経った今も現役です。

ポケットパークごみ容器清掃前

A清掃したのに今一つ。右端は2002年後付けされました

ポケットパークごみ容器清掃後

B当会の提言が実り設置されました。1995年6月1日撮影

1995年6月1日設置されました



平成25年7月7日

■かまくら磨き「第3回! 鎌倉駅地下道のタイル清掃!」

先月6月23日、かまくら認知症ネットワーク主催、鎌倉を美しくする会共催、鎌倉学園協力で、鎌倉駅地下道の片側タイル壁磨きをしました。

今日、残り反対側壁のタイルを、期末試験が終わった山手学院の高校生や顧問の先生、その他小学生の参加等もあり、皆でピカピカに磨きあげました。

さすが2回目、要領よく手早く仕上げることが出来ました。省エネで天井の蛍光灯は間引きして少し薄暗いものの、磨かれた壁の精か明るくなったような気がしました。

鎌倉駅地下道壁磨き

鎌倉駅地下道壁磨き2

鎌倉駅地下道壁磨き3

老いも若きも、認知症の人もそうでない人も、皆で共有した作業時間。

はじける笑顔が輝いて美しい!

 
終わった後の達成感



平成25年7月3日

■道でぱったり。昔の同僚の第一声! 「相当な お年でしょ!!!」

今日は鎌倉を美しくする会の定例会でした。終了後7月7日第2弾鎌倉駅地下道タイル磨きボランティアを予定しており、当日作業がはかどるよう小一時間 溝の綿ぼこりと土を除く作業をして帰る途中、バス待ちの昔の同僚にぱったり出会いました。

「まあお久し振り! お元気で何より。お仕事は?」 「もう定年になって。今日は友達と会う約束でバスを待っているのよ。」ボランティアの帰りだという私に 「もう随分のお年でショ?」

そういえばあれから20年余。あの頃も自転車通勤、今日も相も変わらずの私スタイル。「そうね〜。先日喜寿を迎えたのよ。」

あきれ顔とも驚嘆ともつかぬ同僚の賛辞?に、改めて健康でいられることに感謝しました。


平成25年6月23日

■かまくら磨き第2弾!  「鎌倉駅地下道タイルがピーカピカ!」

人の往来がはげしい鎌倉駅地下道片側のタイル磨きをしました。

かまくら認知症ネットワーク代表の稲田さんから「軽度認知症の会員が社会貢献をする場を求めている。」との依頼に応え、 昨年は岩瀬の廃業したガソリンスタンドの落書き消しを提案しご一緒に実施しました。

今年鎌倉駅地下道のタイル磨きを提案したところ、同ネットワークが主催でやりましょうと二つ返事。 地域ボランティアの実績と、経験豊富な鎌倉学園インターアクトクラブの皆さんも協力してくださいました。

特にグレイタイルの下部は、長年かかって付いた泥はねが貼りついており、観光ルートの道筋を人海戦術でピカピカにしました。参加された認知症の方々の表情も生き生きと 輝いていました。

日本は未だかつて経験したことのない長寿社会を迎えています。「よりよい一生を送りたい。」という思いは誰しも共通の願いですが、今や65歳以上の人口10人に 1人が認知症という時代。これからもニーズに応えお役に立ちたいと思っています。

チラシ


掲示


清掃1


清掃2


清掃3


清掃4


達成感!



平成25年6月17日

■大船駅笠間口前の美化 5年目の検証

2006年(H18)横浜市民、鎌倉市民待望の大船駅北口(笠間口)が開設されました。しかし笠間口は市境にあり、まち美化問題からは取り残された状態で、2001年 クリーンかまくら条例施行後も話題にはなっても、改善の兆しはみられませんませんでした。

多くは、砂押川に架かる大東橋から北側は、横浜という認識があった精かも知れません。

鎌倉を美しくする会は、横浜市栄区に位置する大船駅北口(笠間口)の市境周辺を、新装成った駅前に相応しい清潔で快適な空間にしたいと、2008年1月9日 問題点にスポットを当て、鎌倉・横浜両行政担当者をお招きして、改善に向けた懇談会を開催しました。

それ以来、改善が効を奏して、多くの人が清掃にも関わり何とか美観を維持しています。(詳細は
平成21年5月19日ブログをご覧ください)

あれから5年、梅雨の晴れ間、検証も兼ねて草取り、ごみ拾い、土掻き等の清掃。交通量の多いこの場所独特のごみは髪の毛や綿ぼこり、地面に貼りついて 層になっているそれらを熊手で剥がすなど、総勢6人小一時間の作業で見違えるようにピカピカに。

積もった土は3袋、草やごみは150リットル袋一杯にもなったので、大船整備事務所に連絡し片付けをお願いしたところ、直ぐに駆けつけてくださり万事終了。 5年前バイクの違法駐車、散乱ごみのふきだまりなど無法地帯だったこの場所が、今では皆のチョボラ(ちょこっとボランティア)で済むまでに。こうして5年目の検証は実りのあるものとなりました。

笠間口周辺は再開発され2018年(H30)完成予定とのこと。いいまちづくりは都市清掃の仕組みがしっかりしていること。清掃しやすいまちづくりであること。

ともすれば箱庭的な植栽がその内に放置され、維持管理の悪さがだんだんまちの品格を落としていく風景を見るにつけ、2018年の完成予想図をみて新生笠間口に期待を 膨らませています。


手分けして草取り、ごみ拾い、土掻き


集めたごみは袋一杯



平成25年6月12日


平成25年3月19日

■ 落書きNO! 効を奏した「落書き防止と消去の手引き」

21世紀なって急増し都市部に蔓延、留まるところを知らない落書き犯罪。鎌倉は2004年制定された「鎌倉市落書き防止条例」により、市民・事業者・行政が連携しながら落書きのないまちづくりに 取組み、その被害を出来るだけ食い止める仕組みも築かれてきました。

昨年10月市は
落書き防止と消去の手引きを作成し、 この手引きを地域から選出された廃棄物減量化等推進員さんの会合で配布されたと聞きました。

そんな中、昨日担当の環境保全課から、管理者からの依頼と前置きして「大船の民家の塀に落書きがあり、出来ることなら市民ボランティアに消去をお願いしたい。」 と写真添付で連絡があり、早速今日出掛け、駐車場に面したブロック長塀に書かれた、3ヵ所の許し難い文字を消去しました。

帰り支度をしていたところ、通りがかりのご婦人から「ご苦労様」と声を掛けられ「この落書きは、昨日私が市に連絡したのです。過日推進員の会合で頂いた資料に、落書き 見つけた時連絡する電話番号があったので・・・」

なんという奇遇! 私が現場に留まったのは30分位。その方のお話しで落書きはつい最近書かれたものと分かりました。効を奏した「落書き防止と消去の手引き」。 身近な例も掲載された手引きの広報活動が役立つのだと実感したのでした。


平成25年2月14日

■ ボランティア二話「貼り紙はがしと海岸清掃・ガラス拾い」

【まち中の貼り紙剥がし】

気になっていたHPの更新! 落書き消去活動を始めて10年、落書きデータを取り始めて4年。今や貼り紙が落書きの数と拮抗する量貼られ、まちを汚していることも 判ってきました。

昨年末観たテレビの報道によると街中の貼り紙を取り上げていて、渋谷区では勝手に貼られた貼り紙を剥がすのに、年間100万円もかけているとのこと。1月29日、 私たちは鎌倉市に2004年成立した落書き防止条例の定義について、「貼り紙」も追加し明文化すること。「みだりに」という文言を「許可なく」「意図的に」などの 文言に改訂して欲しい。と鎌倉市に提言しました。

今日市役所に行き少し時間があったので、若宮大路の落書きをチェックし、由比ヶ浜海岸に面したコンビニも一巡したところ、その周辺に11枚も見つけ剥がしました。

【鎌倉学園のボランティア】

作業中背中越しに声を掛けられ振り向くと、鎌倉学園ボランティア部会顧問の先生でした。 「今日は部員と由比ヶ浜海岸のガラス拾いをしました。毎回レジ袋一杯ガラスの破片を拾います。砂浜は裸足で歩く人もおられるのでね。」

4年前誕生した
鎌倉学園 のインターアクトクラブは、地域の 景観、環境、そして今では福祉のNPO鎌倉認知症ネットワークのボランティアにも参加するなどの得難い体験活動もしておられます。このような地道な活動を 続けておられることに感激した一日でした。


平成24年12月8日

■ まち中の維持管理「危険なバス停ベンチ」

12月2日午後2時14分笹子トンネル天井コンクリート板の崩落事故が起き、不幸にして多くの痛ましい犠牲者が出ました。そういえば私も昨年2度現場を通り貫けた ことを思い出し、ぞっとしました。常日頃、私たちは危険と隣り合わせに生きていることを思い知らされ、改めて当事者の責任ある維持管理力に命を預けている事実 を痛感しました。

12月8日外出した時のこと。予想以上に猛烈な顔を叩く向かい風の中、手広から大船方面に向かって柏尾川沿いを自転車で移動中、神戸製鋼前バス停に差しかかった時、 広告付きの違反ベンチ3台の内、1台が斜めにひっくり返ってことに気が付きました。ひょっとして強風に煽られ車道に飛ばされたのではないか。あり得ないことではない。

鎌倉を美しくする会がバス停ベンチ設置活動を始めて10年余り。県道のこのバス停は、神奈川県のベンチ設置基準の歩道幅が2.5mに満たず設置出来なかった そのバス停なのに、勝手に置かれた違反広告ベンチ3台には何のお咎めもなし。車の往来が激しいだけに、強風でベンチが車道に転がるかも知れず万が一を想い道路管理 者のお考えをお伺いしたいと思っています。

強風にあおられそうなバス停ベンチ



平成24年11月15日


【Webが取り持ついい出会い】

10月下旬大船駅前笠間口のヤマダ電機等営業の商業施設
oh!plazaの運営をされているオサラギ商事の方から「 平成21年5月19日ブログを拝見しました」とメールが届きました。

オサラギ商事は、毎週水曜日に大船駅笠間口〜岩井口公園〜バス停など商業施設周辺の清掃をしておられるそうで、鎌倉を美しくする会が大船駅笠間口の美化に 取り組んだこと、清掃もしていることを知って協働活動が可能かどうかの問い合わせでした。 11月7日の定例会にお誘いしたところ出席され、その後会員になってくださいました。

【大船駅笠間口改札口開設とまち美化への取り組み】

大船駅前笠間口は、鎌倉市と横浜市栄区との市境で両行政の目が届きにくく、以前はバイクの放置、違反広告、散乱ごみなど目に余る状態でした。

2006年念願の大船駅改札口笠間口が開設された後も改善の兆しがないまま、相も変わらず通行量の多い信号周辺はごみのふきだまり。 2008年1月、鎌倉を美しくする会は大船駅笠間口の美化にスポットを当て、駅周辺の美化について鎌倉市、横浜市栄区担当職員の方々と 懇談会を持ち、共通の認識を持つことで徐々にきれいになっていきました。

【一念発起 会のWeb公開に挑戦!】

丁度その頃、鎌倉NPOセンター が市民団体の活動をサポートするためのWeb支援講座を開講されると知り、無謀にも72歳の手習いよろしく受講。お仲間の足手纏いになりながらも、 先生の熱心なご指導で、思ってもみなかった会のWeb開設にこぎつけることが出来ました。

【Webが取り持つご縁】

多くのボランティア団体の悩みは会員の高齢化、鎌倉を美しくする会も発足して24年。ご多分にもれず同じ悩みを抱えていますが今回の新会員はお若く、一気に会員の 平均年齢が若返りました。活動への積極的なご提案も頂くなど頼もしい。Web公開にチャレンジしてよかった! このご縁を大事にしてお互い無理のない息の長い活動が できますよう・・・楽しみなことです。


平成24年11月13日

■ まち美化「神奈川県から表彰されました」

11月13日神奈川県庁本庁舎3階の大会議場で平成24年度神奈川県美化運動推進功労者等の表彰式が行われました。

受賞者個人、団体、事業者総勢55人の席に、黒川副知事が移動しながら直接表彰状を手渡され、鎌倉を美しくする会もその一員として受賞の栄に浴しました。

会が発足して24年。多くの人々に支えられて今日があることに感謝の1日でした。

重厚な大会議場での表彰状授与風景



平成24年10月28日

■ 落書きのないまちづくり 「情報と広報」

10月26日市役所に行った時の事。資源循環課の職員の方から、「今行われている
鎌倉市廃棄物資源化等推進員さん との会合の後段で、環境保全課の職員も落書き防止と消去の手引きについて話し、推進員さんが熱心にメモを取っておられましたよ。」と教えてくれました。

当会の活動と関係の深い環境部には、資源循環課、環境政策課、環境保全課と3つの課があり、商店会及び自治・町内会長の推薦により選出された廃棄物資源化 等推進員さんは、市民、事業者、と市(資源循環課)とのパイプ役で廃棄物の減量化、資源化及び快適な生活環境を保全するための地域社会のリーダーとしての 役割を担っています。

年4回行われる市(資源循環課)との3回目の会合が10月下旬に行われ、その会合に環境保全課職員も10月発行の鎌倉市 落書き防止と消去の手引きについて説明を されるまたとない機会があったことはタイムリーでした。

推進員さんが会合で知り得た情報を、地域に持ち帰って伝えてくださることでしょう。


平成24年10月22日

■ まち美化 「飲料用自動販売機と回収容器」

街中にあふれる飲料用自動販売機。治安がよい証拠とばかりも言っておられない現状を目にします。鶴岡八幡宮前には8台もの自販機。しかし回収容器は置いてありません。

ペプシ2台、ユカ4台、コカコーラ2台。業者にかけ合っても埒が明かずお手上げ現状

2001年
鎌倉市みんなで散乱ごみのない美しいまちをつくる条例 が制定され、条文には自動販売機(規則で定めるものを除く。)により容器入り飲料を販売する事業者は、規則で定めるところにより、その販売する場所に回収容器を 設置するとともに、これを適正に管理しなければならない。
と定められているにも関わらず守られていません。

10月21日鎌倉生涯学習センターで会議。若宮大路を通り帰宅途中、三ノ鳥居前を左折し、写真にある自販機の前を通り、その突当りの干物屋さんに立ち寄りました。

数年前小田原から進出したこのお店に、最近自販機が設置されたにもかかわらず回収容器の設置がなく、気になっていたからです。

丁度店頭におられた店長さんとお話しすることができました。
「自販機を設置するとき、小町通りや8台設置の自販機を見てまわったが、回収容器は置いてなく、 鎌倉は置かなくてよいのかと思いました。」と仰天の回答。

観光地鎌倉。観光コースに面するお店は一様に「ごみ箱代わりになる」ということを理由に回収容器の設置を渋るところが多いのも現状ですが、それがいやなら自販機自体を 置かない選択もある筈。

干物屋さんに2001年制定されたクリーンかまくら条例のお話をし「回収容器を設置して欲しい。」とお願いしました。常時多くの観光客を受け入れている観光地自販機と回収容器の 在り方について、全国清涼飲料工業会の考えをお訊ねすることも一考かと思案中です。


平成24年10月21日

■ 「落書き防止と消去の手引き」が市のホームページにUPされました

2009年から2011年の3年間、鎌倉市との協働による落書きのないまちづくり事業に取組み、それ以来ひと月の落書き(貼り紙も含む)件数等をデータ化しています。これを基に3年間の データも記載した鎌倉市・落書き防止と消去の手引きを市と協働で作成し、このほど
鎌倉市のホームページにUPされました。

2004年落書き防止条例制定後、落書きのないまちづくりのあるべき姿を追い求め、市担当部署と共に培ってきた活動を活かし、市民、事業者の皆様にも共感して 頂ける内容です。

落書きは火事でいえばボヤと同じ。落書きは地域全体の問題であり、小さな落書きを放置すると、あっという間に広がります。鎌倉を隙あらばと狙っている常習犯がいることを 忘れてはなりません。

手引きの中には、落書き被害から地域を守っておられる好例も紹介してあります。是非ご覧のうえお役立てください。また少数の常習犯が10年以上、未だに書き続けており、 被害が増える一方で問題の解決に至っていません。落書き現場を見たら直ぐ110番をお願いします。

鎌倉市 落書き防止と消去の手引き


平成24年10月20日

■ 切なる願い「落書きのないまちを維持するために〜地域を超えた取り組みを」

★落書き消去活動を始めて10年。活動を通して落書き常習犯が長年、今も書き続け広域に犯罪を繰り返している現状が分かってきました。

定例会で話しあった結果、落書きは鎌倉市だけに留まらず、県下全体の共通問題であり、落書き被害から地域を守るための県条例が必要との結論に至り、 2011年12月、松尾市長に市長会から県に要望して欲しいと提案しました。
市長会が落書き防止条例を県に要望


★奈良、大分、愛知、岡山など既に落書き防止県条例があり、岡山県などが成果をあげている事例もあり期待していたものの、神奈川県は条例にとらわれず、 県下自治体を網羅した組織で落書き防止に取り組むことになったと、聞きました。

その組織とは神奈川県犯罪のない安心・安全まちづくり推進協議会、神奈川県、神奈川警察、神奈川県市長会、神奈川県町村会です。

7月横浜で、9月には鎌倉市で県と市が落書きは犯罪です!キャンペーンをされました。

今後この組織がキャンペーだけで終わらぬよう、どのような実効性のある活動をされるのか注視したいと思っています。
キャンペーン用チラシ


★10年ひと昔。鎌倉の地道で徹底した落書き防止活動は一定の成果を上げていますが、常時書く少数の落書き犯との対峙は、相も変わらず続行中です。

稀有に等しい落書きのないまち鎌倉を維持するために、多くの方々のお知恵とお力を必要としており、10月10日落書き犯罪に関係ある行政担当者をお招きして、 鎌倉を美しくする会/キープ鎌倉クリーン推進会議共催による懇談会を開催しました。
10月10日出席された担当部署

★まずパワーポイントでこれまでの活動経過を纏め説明。2003年市内に蔓延した落書き消去活動を開始、2009年から2012年迄のデータから分かったこと。

@市内の落書きの8割は常習犯である。
Aその常習犯達は21世紀初めから今日まで未だ書き続けている。
B落書きとタグを書いた貼り紙の割合がほぼ同数である。

の問題提起をしました。犯人像が絞りこまれた今、摘発の急務についても話し合われました。また貼り紙を落書きと見做すよう、2004年成立した鎌倉市落書き防止条例の見直し についても論議を交わし、これまでのデータの蓄積が大いに役立ちました。

鎌倉警察生活安全課長さんの「警察官は24時間勤務の職責にあり、犯人の発見に努力する」が一日も早からんことを願っています。ご出席くださった担当部署の方々と 情報の共有化が出来、有意義な懇談会となりました。
10月10日懇談会の紹介記事

★参考資料 10月6日渋谷で撮影。やり放題。凄まじい貼り紙のある風景
10月6日渋谷・貼り紙で埋め尽くされた風景



平成24年8月25日

■ まち美化 企業の社会貢献 「稲村ケ崎海岸清掃」に参加しました

稲村ケ崎清掃 お誘いボスター

最近お近づきになった《メーカーズシャツ鎌倉》の方から、稲村ケ崎海岸の清掃のお誘いがあり参加しました。

稲村ケ崎海岸 波打ち際に続く清掃する人の波

立秋も過ぎたというのに、照りつける太陽は真夏並み、9時近く着いた頃には既に大勢の人が稲村ケ崎海岸の波打ち際沿いを清掃中でした。

国道134号線のこの場所は、落書きチェックのため10年もの間行き来しており、人家が途絶えた周辺に捨てられるごみが目に余り、気になっていた処でした。。

私は稲村ケ崎切通しの切れめにある階段を降り、海岸沿いに3台置かれたベンチ周辺のごみ拾いをしました。

この場所は道路から下がった場所にあり、人目につきにくく、草むらにも飲料の空き容器が沢山埋もれており、1時間かけて清掃し、持ちきれない程の収穫?がありました。

汗を流して集めたごみの山

スタッフにお訊ねしたところ参加者は250人。みんなで集めたごみの量は軽トラック1台分にもなりました。

主催者は鎌倉に本店がある《メーサーズ シャツ鎌倉》 環境理念の商道を貫く《パタゴニア鎌倉店》 鎌倉に本社を置く《面白法人 カヤック》。市民としても誇れる 超優良企業。今年で4回目だそうです。

ポスターには「鎌倉」という土地に恩返しがしたい」そんな思いが伝わってくるイベントでした。


平成24年8月19日

■ まち美化 「国際観光都市というには あまりにもまずしい北鎌倉の風景」

北鎌倉の円覚寺側を線路沿いに明月院方面に歩くと、突き当りにこの風景はあります。

血液型と星座の組み合わせ占いの違法な無人のおみくじ売り 板がもう何年も置かれ、先日たまたま通りかかった時、封筒入りおみくじが、道路に散乱していました。

左側には「この場所での営業行為を禁ずる 鎌倉警察署・鎌倉市」の立て看板。更に左には「明月院周辺観光案内板」 そうなんです。ここは鎌倉観光に訪れる 人達のメインストリート、立て看板の警告文が空しく、草むらには意味不明の車止め。行政の質が問われ兼ねない凝縮した風景なのです。

明月院踏切の近く

もう何年も前から担当課に、公道を使った違法商行為の処置をお願いしてきました。

担当課からは「あの場所はJRの土地」といわれ昨年鎌倉駅長さんに実情を 話し協力依頼をしました。今年になって駅長さんから「調べた結果JRの土地ではないことが分かりました。」

9月10日は神奈川県条例・屋外広告の日 その日に先立ち8月20日実施される都市景観課主催の鎌倉市違反屋外広告物除却キャンペーン違反屋外広告物除却協力員 として参加の予定です。

北鎌倉の美観を損なう違法商行為おみくじ売りについて、再度対策を講じてくださるようお願いしようと思っています。


平成24年8月11日

■ 落書き消去活動 「かまくら認知症ネットワーク」 と協働で 

去る7月20日、市との協働事業報告会があり落書きのないまちづくりについて一年間の活動報告をしました。2009年から環境保全課と 取組んでおり、4年目になります。

終了後、「認知症相談事業」報告者《かまくら認知症ネットワーク》代表の稲田さんから声を掛けられ「落書き消しを手伝いたい。若年性認知症の人もケアをしており、 体力のある人の社会参加の場が欲しい。」

岩瀬1-20-30

8月11日、岩瀬にある廃業したガソリンスタンドに、つい1か月前大量に書かれた落書きを消しました。犯人は鎌倉で大量の落書きを10年以上続けている常習者で、囲ってある フェンスを乗り越え書いており、れっきとした犯罪行為です。

岩瀬1-20-30

この日参加したのは認知症の人、障害を持った人、介護専門職や市民、鎌倉学園高校インターアクトクラブの生徒さんと顧問の先生、キープ鎌倉クリーン推進会議や鎌倉を美しくする会会員、 環境保全課職員の総勢15人。

松尾市長も駆けつけエールを送ってくださり、立場を超えて集まった人達の力を結集した作業は、9時からスタート。思ったより早く40分足らずで消すことができました。

警察も常習犯に重大な関心を寄せており、パトロール中のお巡りさんも立ち寄られました。

岩瀬1-20-30

終わった後の皆さんの顔は実に晴れやかでした。しかし、たった一人の落書き犯のために消費される負の経費と労力を考え、願いは唯一点、一日も早く結着がつくことのみです。


平成24年8月9日

■ まち美化「来たときよりも美しく!」 

今ロンドンが熱い! 世界中が沸いたオリンピック競技も残すところあと数日となりました。そのロンドンで競技が終わった後、
もうひとつのプロジェクトの活動がスタートするという記事を読みました。

五輪閉幕後、競技があった会場を巡りごみ拾い駅伝をするもうひとつのプロジェクトの若い皆さんと参加される人達にも盛大な拍手を送りたい。

2012-8-9日本経済新聞

と同時にこのような活動は、日常生活でも十分培われるもの、立つ鳥跡を濁さず。幼い時よく親から言われたものです。

観光地鎌倉、訪れる人達のごみに悩まされ続けています。しかし市民によるごみのポイ捨ても見逃すわけにはいきません。一人ひとりがまず捨てない、落ちているごみを拾う。 仲間増やしと心掛けのつながりが、ごみを捨てにくいまちにするのではと思ったりしました。


平成24年8月4日

■ 「いざ鎌倉! 源平ごみ拾い合戦」 

100回記念おめでとうございます!!!

松尾市長が以前から毎月鎌倉駅西口、大船駅東口周辺清掃を交互に取組んでこられたクリーン大作戦が、8月4日100回を数え、その記念行事としていざ 鎌倉! 源平ごみ拾い合戦を企画されたと知り参加しました。

ゴミュニケーションILOVEYOKOHAMA(ハマラブ)等 共通の清掃・ごみ拾い活動をしている人達の協力があって実現したのだそうです。

☆コンセプト

  • 地域社会への貢献、地元の愛着
  • 地元を超えた友達の絆に触れ合う
  • 古都鎌倉の世界文化遺産登録を応援する

清掃エリアは保土ヶ谷、東戸塚、戸塚、大船、鎌倉駅周辺。それぞれの場所で同時に参加者が源氏と平家に分かれごみの量を競い、最後は鶴岡八幡宮に集結して結果発表。記念撮影後 どんぶりカフェに場所を移し打ち上げ解散という趣向。私は鎌倉に参加しました。

直垂姿の松尾市長

松尾市長開会挨拶。参加者は甲冑具足の武者姿や浴衣の若い人等思い思いの服装で。

日本スポーツGOMI拾い連盟

日本スポーツGOMI拾い連盟の人がルールを説明。
源氏、平家に分かれ鉢巻をする。4〜5人が1チームとして集団行動。
ごみの分別と点数配分  @燃やすごみ 100g→10Pt A資源物 カン・ビン・ペットボトル→100g→10Pt Bたばこの吸い殻100g→100Pt C不燃物100g→5Pt  その他マナーなど

集めたごみを計る

午前9時から10時までの1時間若宮大路とその周辺のごみ拾い。源氏、平家チームが集めたごみを計量。鎌倉の地にあっては源氏チームが大勝しました。
 
集めたごみの量

一見きれいなまち鎌倉。でも人海戦術で普段目が届きにくい植え込みや駐車場内に結構ごみがもぐっていることが分かりちょっと残念な気がしました。

参加してくださった人に中には、東京、座間市、横浜市の方もおられ楽しい交流も出来ました。何よりも若い人たちが大勢参加してくださったこと。

保土ヶ谷、東戸塚、戸塚、大船、鎌倉駅周辺それぞれの場所で同時多発清掃した人達が鶴岡八幡宮に結集し、全体の結果が発表され、鎌倉を除いて平氏の勝ちとなりました。

美化活動をゲーム感覚で楽しむ、若人達アイディアと行動力に感心することしきりのイベントでした。


平成24年7月15日

■ 「7月25日は鎌倉花火大会」 

観光地鎌倉。大挙して人が集まる特別行事の花火大会にごみとトイレの妙案について、鎌倉を美しくする会が鎌倉市に提言を 提出したのは、1999年のこと。

その年から提言が活かされ、花火会場周辺5カ所に、大きなごみステーションが設置されるようになりました。それまでは宴の後のごみの山を、翌日担当部署総出で半日かけて 片付けていたので、画期的なことでした。

その年発足した市民活動団体キープ鎌倉クリーン推進会議が散乱ごみ防止活動を担い、今年で10回目になります。

ボランティア募集に東京・横浜からも応募者がありました。毎年参加してくださる企業や学校など総勢63人で、ごみのポイ捨て防止とごみステーションでの分別にご協力くださ るよう呼びかけます。10年余り、観覧者のマナーも随分良くなりました。晴天に恵まれますように!

↓↓ボランティアの皆様へのお知らせ(ボランティアは締切ました)↓↓

ボランティアスタッフの方へ



平成24年6月12日

■ 「まちみがきは小雨が効果的? 北鎌倉バス停とその周辺」 

北鎌倉バス停ベンチとその周辺を会員と清掃しました。水はご近所の方のご厚意と天からのもらい水。関東地方は9日から梅雨入り。天が味方したのか小雨決行のお掃除は、 かえって汚れが落ちやすくはかどり、小一時間で終えることができました。

それにしてもバス停案内板の汚れはひどいもので、きれい拭きあげたところ、落書きが3ヵ所現われ、消去しました。バス会社には実情をお伝えし、木々の多い鎌倉のこと、 汚れやすいバス停案内板のお掃除をして頂くようお願いしました。
北鎌倉バス停ひどい汚れ
小雨の中のベンチみがき

雨の中を明月院のアジサイお目当ての観光客が引きも切らず。その通り道の円覚寺通用門横の観光案内板、ごみ容器、路上喫煙防止看板、立て看板。緑色になっていたものを きれいにふき取りました。ささやかなおもてなしの心配りでした。

地図売り防止のための立ち入り禁止と物品販売禁止の立て看板。切り取った風景の貧しさは何とかならないでしょうか。
円覚寺通用門前 立て看板等苔むして
雨で落ちやすくなった苔をふき取りピカピカに

円覚寺山門参道わきに建てられた神奈川県横須賀三浦地域県政総合センター環境部及び鎌倉市連名の歴史的風土保存区域等を謳った看板もついでにお掃除し心晴ればれ。 雨もまた楽し。お近くの雨効果を狙ったお掃除をやってみませんか。
円覚寺山門道 案内板
拭きあげた案内板



平成24年5月19日

■  「市民活動の日フェスティバル」 に参加しました。

市民が運営する鎌倉NPOセンター。 フェスティバルも会を重ねて14回に成ります。

◇◆キープ鎌倉クリーン推進会議展示パネル説明◆◇

市との協働事業3年間「落書きのないまちづくり」の結果をグラフにまとめて報告しました。

3年間のデータでわかったこと

  • 鎌倉市内の落書き(貼り紙を含む)は、少数の常習犯が8割を占めること
  • 8割の内7割が大量に書く常習犯であること
  • 8割の内1割はKMDという文字に固執して大量に書く常習犯であること
  • 常習犯は10年以上書き続けていること
  • 藤沢との市境、腰越海岸周辺が多発地帯であること など


落書きは犯罪です。一握りの人の悪しき行為が、あっという間に地域の環境を悪くします。
被害から私たちのまちを守るには、地域の夜間パトロール、 現場を見た人は警察に通報してほしい。切なる願いです。

市との協働事業鎌倉市内落書き3年間の記録


◇◆鎌倉を美しくする会展示パネル説明◆◇

インターネットってすばらしい!
市民活動の一端を担うITの情報発信が重要さを増しており、2009年鎌倉NPOセンター企画の市民活動サポートWeb講座を受講して、 世界が広がりました。

横浜市立平沼小学校4年生が「わたしたちの神奈川県」の学習で、「鎌倉市の美化」をテーマにえらび調べることに。生徒さんが《鎌倉を美しくする会》のホームページに アクセスしたことがきっかけだったそうです。

「観光地で大勢の人が訪れるのに、街中がきれいだね。」「なぜだろう?」「落書きもないね。」生徒とのメール交換は14回にもなりました。入力も自分たちでしたそうです。

まち美化は、住んでいる平沼の地域環境と共通することに気づき、落書き消しも体験しました。〜「きれいな街が気持ちいい!」〜。
今後またどんな出会いがあるのでしょうか。

横浜市列平沼小学校とのWeb交流 



平成24年5月18日


平成24年4月28日

■  偶然の必然? 「一人で出来るボランティアの達人。 Kさんとの出会い」

午前中の定例会を終え、午後若宮大路、由比ヶ浜、長谷の街並みを落書きチェック。家の近くに来た時、深沢小学校横の歩道にある立て看板の落書きを思い出し、作業を始めました。

「同じことを考える人がいるものですね。」 振り向くと偉丈夫な男性。「私も消そうと思って道具を持ってきたんですよ。鎌倉を美しくする会が落書き消しをして おられると聞きましたが、あなたもそうですか?」

「娘たちも深沢小学校でした。今度は孫がお世話になるので、きれいにしようと思って・・・」
深沢小学校グランド横"
深沢小学校グランド横
立て看板に×の落書き
ごく最近の落書き。きれいに消去 

「私はこの10年、『鎌倉・横浜・東京エリアで気がついたことをハガキに書き、写真を添えて行政担当者に提案する』一人で出来るボランティアをしています。もう数千枚ハガキを 使いました。」

「深沢小学校の通用門から新川に向かう歩道が最近きれいになったでしょう。歩道の途中に大きい木があり道幅もいびつでした。『木を切り小学校の敷地をセットバックし、 歩道を広げてほしい。』と提案し、実現までに2年かかりました。」
Kさんの提案で広く歩きやすくなった通学路

磁場に引き寄せられるような同好の士Kさんとの出会い。私が現場で作業したのは10分くらい。偶然というには余りに不思議な出会いでした。しばし立ち話の花が咲き、 Kさんの表情は生き生きしていました。

ボランティアの形は様々。長生きする時代の生き方として共感。まちを想う、よくしようと実践する人との心楽しい会話でした。


平成24年4月8日

■ 大船駅笠間口前をいつもきれいに!

横浜市栄区と鎌倉市の市境が余りにも汚なく何とかしたい一念で美化に取り組んで5年。(詳細は
平成21年5月19日ブログをご覧ください)

先行きを心配したものの、今ではチョボラ(ちょこっとボランティア)で美化を維持できるようになりました。

今日は、大船行政センターでボランティアの会合があった後、砂押川とフェンスの間の護岸沿いに茂りつつあったハコベなどの草取り。

ここには信号機があり、交通量も多く、信号に沿って人の波が横断歩道を行き来するところで,ごみのたまり場でした。

小一時間で作業は終わり。フェンス内の用地は、大船の再開発終了後、大船駅笠間口から伸びたペデストリアンデッキの降り口として横浜市と鎌倉市が共同で 確保されていると聞きました。

以前、平成27年に大船の再開発完成と聞いたことがありますが、予定通りに出来るのでしょうか・・・

その日の早からんことを祈りながらも、まだ暫くは、ここの見回りが必要とされるようです。



平成24年4月1日

■ 信頼と絆 「有難うございました!」

昨日夕方、電話が鳴り受話器を取ると、藤沢土木事務所職員の方でした。「あら、今日は土曜日なのにお仕事ですか?」「いえ、転勤になりますのでご挨拶です。」

落書きのないまち鎌倉を維持するために、落書きとという犯罪にもきちんと向き合いながら、お仕事をしてくださいました。その誠意に心から感謝の気持ちをお伝えしました。

そういえば、2007年3月末、前任の職員の方からもお電話があり「今日退職します。お世話になりました。」律儀な方でした。忘れ得ぬ人です。

鎌倉が落書きゼロを維持していけるのは、市民の熱意を受け止め、市職員、県職員とのスクラムがあってこそです。いい人に恵まれた幸せを想い、心からありがとう!


平成24年3月31日

■ まち美化 「福泉のバス停」その2

バス停は地域の顔。鎌倉とはいえ「福泉」は観光地から離れており、利用者の殆どは周辺住民。日常生活の場所の美化は、そこに住む人人の関心のバロメーターともいえるでしょう。

3月4日、バス停に隣接する消防建物管理の団長さんにお会いして、清掃ボランティアのお話しをし、ご協力をお願いしました。(詳細は
平成24年3月4日ブログをご覧ください)

近くに住む会員からバス停がきれいになったと報告があり写真が届きました。草が刈り取られ、お花が植えてあり、消防団の敷地にあった錆びた柵が取り払われ、敷地境目の 柵はペンキで塗り直し。木の剪定もしてありました。鎌倉を美しくする会もステッカーをはりかえました。

二組のボラアンティアの方々のお陰できれいになったバス停。共感をし、参加される方が増えるといいですね。

懸案だった不法廃材が片付きすっきり



平成24年3月26日

■ まち美化 「機を見て敏!」

たまたま通りかかった住宅解体現場。この場所は酒屋さんと肉屋さんだった処。酒屋さんは随分前に店を閉じ、肉屋さんは弁当屋さんになりました。主は鉢ものが好きで、 店先のガードレールの内側に木組みをし、鉢植えのお花などを飾っていたものの、そのお店も閉店し、朽ち果てた廃材が放置されていました。

現場の見張り番・ガードマンに「この廃材も片付けて頂けないか」と声を掛けたところ、工事責任者が出て来られ、「いいですよ」

建設は時間がかかるけど解体は早い。ラッキーでした。川崎の業者さん有難う!

梶原1-1-29


懸案だった不法廃材が片付きすっきり



平成24年3月23日

■ 大船地区に繰り返されるヤミ金融の貼り紙

違反屋外広告除却員ボランティア会員から、「大船に大量のヤミ金融貼り紙があり、松竹通りを45枚剥がした。」と連絡がありました。行ってみると芸術館通りにも大量の貼り紙。

大船のメインストリート

接着力が強い貼り紙を剥がすには、躯体を傷つけかねないので細心の注意と、労力が要ります。それでも、貼られたら直ぐ剥がすのが鉄則。

会員2人で100枚ぐらい剥がしました。これで3度目の大量貼り。

見かけた人は警察へ110番をお願いします。


    
      
平成24年3月21日

■ 県市長会が神奈川県に「落書き防止条例制定」を要望

10年もの落書き防止活動から、少数の常習者が、長年広域に落書きという名の犯罪を繰り返していると分かりました。

一握りの人間が、土足でまちを踏み荒らす光景にも似て、各自治体が困り果てている落書きを、県下全体で取り組むことが出来ないか。県条例の制定を切望するものです。

落書き被害が一番多いが公共施設。成立を心待ちにしています。

2012−3−21朝日新聞


    
      
平成24年3月15日

■ 稀有に等しい 「落書きのないまち鎌倉???」

鎌倉市まち美化推進協議会に出席しました。まち美化分野の環境基本計画(平成24年度から平成27年度)の目標を達成するための大事な行動計画についての審議でした。

[協議事項]
  1. 第3次鎌倉市まち美化行動計画(案)について
  2. 第2次鎌倉市落書きのないまちづくり行動計画(案)について

資料には、議題の案件について環境保全課が事前に募集したパブリックコメントが添付されていて、落書きについての意見もありました。

わたしの生活の中で、「落書き」は目に入りません。
市としては、まだ「行動計画」が必要とお考えですか?

このご時世、残念ながら、落書きがあって当たり前。多くの自治体はその対応に苦慮しているのが実情です。鎌倉も例外ではありません。

私どもは、ほんの数人の落書き犯が、見境なしに書く落書きという名の犯罪に向き合って、10年以上たたかっており、平成21年から環境保全課との協働事業で、 書かれたら直ぐ消す体制が築かれました。

落書きは地域みんなの問題であり、常時、落書きの総量をゼロに維持する努力が地域を被害から守ることも学びました。今日審議した、第2次鎌倉市落書きのない まちづくり行動計画は、落書きNO!の市民意識のすそ野を広げることにきっと生かされることと思います。

落書き犯は広域に書いており、今後落書き防止活動が神奈川県下に広がるよう、願っています。
通学路の落書きを一生懸命に消す子ども達


    
      
平成24年3月11日

■ 東日本大震災 「あの日あの時から1年」

建長寺で鎌倉の神道・仏教・キリスト教の宗教者が集まり追悼・復興祈願祭
が行われ、宗派を超えた祈りが 捧げらました。

境内で、午前10時から午後5半まで様々な行事がありました。一般参列者は引きも切らず、私もお焼香し、天災とは言え不条理に亡くなられた方のご冥福と、復興の 一日も早からんことを祈念致しました。

谷川俊太郎さんの詩「生きる」を朗読する石田ひかるさん


    
      
平成24年3月7日

7■ まち美化実践 横浜市立平沼小4年生「クラス皆で落書き消したよ!」

社会科で、観光地鎌倉の「落書きのないまちづくり」に取り組んでいる鎌倉を美しくする会の活動を学習した生徒の皆さん。見回せば校区内が落書きだらけ ということに気がつきました。何とか自分たちでも消したい!

今日は横浜西区土木事務所の協力で、学校前の遊歩道タイル壁に書かれた落書きを消すことに挑戦しました。ご連絡を受け私も駆けつけました。

古い落書きで、タイルにこびりついたペンキを落とすのに一苦労。みんなで少しずつ消しました。書くのは一瞬。消すのに時間を要することが分かりました。

平沼小学校前遊歩道の落書き
こんなにきれいに消しました

終わった後、中区土木事務所職員のお話しを聞きました。西区土木事務所で使っている消去剤は今日使った消去剤より強力、成分は同じかんきつ類のリモネン、区でも落書きには 困っている、など。

教室に戻って、感想を話し合いました。「きれいに落とせてよかった。」「なぜこんなことをする人がいるのだろう」〔やっぱり落書きはいけない」体験を通して多くを 感じ取ったようでした。校長先生のお話「落書きを放置してはいけないと思いました。」も深く印象に残りました。

生徒の皆さんの「教室から現場へ」貴重な活動が、もっと大きく広がるよう願っています。


      
平成24年3月4日

■ まち美化 「福泉バス停のサポーター現る!」

バス停周辺の美化を願ってベンチ設置活動を始めてから10年近く。支援者のご協力で市内に設置したベンチは76台。皆現役で地域のお役に立っています。しかしベンチを取り巻く 環境は様々。

鎌倉湖畔循環バスのコースにある「福泉バス停」。会員からもごみの投げ捨てが後を絶たないと嘆きの声が聞かれるところでした。

このバス停を掃除してくださる方が2組現われました。今泉第7消防分団に隣接する場所なので、今日、分団員が活動されると聞き、団長さんにお会いしてご挨拶しました。

ひと組は昨年近くに引っ越してこられた若いご夫婦。「鎌倉を美しくする会の活動に共鳴しました。共働きでますが、出来る範囲で地域のお役に立ちたい。」
もうひと組は共働き後リタイアされたご夫婦。「やっと時間が作れるようになりました。近くのバス停を掃除しても良いかしら。」
いずれもご近所の方。

渡りに船。有難い申し入れに感謝。この善行の波紋はきっとこれまでポイ捨てしていた人達のハートに届くことでしょう。


      
平成24年2月29日

6■ 横浜市立平沼小学校区内の落書きウオッチングをしました

平沼小学校の4年生が「わたしたちの神奈川県」で、鎌倉について学習をしており、観光地鎌倉の魅力について、海・山・史跡・街並みの他に、まちのきれいさについて 関心を持ち調べ始めたことがご縁で、交流がスタートしました。

生徒の皆さんは、特に鎌倉を美しくする会が10年来取組んでいる落書きのないまちづくり活動についても、関心を深めています。それを知って今日平沼小学校区内を 歩いてみたところ、10年前の鎌倉を思い起こす風景がそこにありました。

ショックだったのは鎌倉で平成3年頃から町中に落書きを続けている常習者LEOが、平沼小学校区内にも真新しい大胆な落書きをしていると分かったことです。同犯人の落書きは あちこちで見られ、長年広域に書いていることが裏付けられました。同一犯悪行の社会的損失は相当額になるはずです。未だ野放し状態が続いており残念でなりません。

□■ 平成13年(2001年)頃から広範囲に落書きを続ける常習犯LEOの犯罪■ □

↓平成13年(2001年)頃から鎌倉は若宮大路を含めLEOの落書きで埋め尽くされました。



↓鎌倉市大船の信号機配電盤にハガキ大の貼り紙、見つけ次第剥がしています。
  横浜市西区国道16号線跨線橋の落書きは真新しく、同じ場所に2か所ありました。
11/12/22鎌倉市大船LEOの貼り紙
12/2/29横浜市西区国道16号線跨線橋落書き

↓鎌倉駅西口にLEOの貼り紙を見つけ直ぐ剥がしました。相鉄線平沼橋駅近くの高架橋
  橋桁との共通点。どちらにも「LEO」「TSA]「TLK」と 書いてあり、同じ犯人と分かります。
12/1/5鎌倉駅西口にLEOの貼り紙
12/2/29相鉄線平沼橋駅近く高架橋橋桁

相鉄線平沼橋駅近くで落書きの写真を撮っていた時、下校途中の平沼小学校の生徒さんに会いました。
「何をしているんですか?」
「落書きの写真を撮っているのよ。」
「もしかして鎌倉のTさんですか?」「そうよ」偶然4年生の人達でした。環境浄化に少しでもお手伝いが出来ればと思っています。


      
平成24年2月26日

5■ またまた平沼小学校4年生からの質問!

今まで気にならなかった町中の落書き。学習を重ねていくうちに、自分たちに出来ることはないかと思い始めた平沼小学校4年生から、また質問が届きました。

回答は支援者・問合せ の Q13、Q14にあります。


      
平成24年2月25日

■ 私ごとで恐縮ですが・・・「歯」の話

今、検診で歯医者さんに通っています。そこで歯科衛生士の方から意外なお褒めに与りました。

「唇も含めて周りの筋肉が柔らかいですね。」
それが何を意味するのか分からない私に、
「歯石を取るために唇をめくったり、奥歯のお掃除をしたりするのに、口の周りの筋肉が硬く、反発してやりづらい人がいます。」
「年齢と関係があるのですか?」と私。
「いいえ、若い人もいますよ。女の人より男の人に多いですね。」

女の方がおしゃべりだからかも知れない。私の場合その他に思い当たる節があった・・・。
上中央部が虫歯の人を見て、唾液のうるおいが足らないからではないかと思った私は、 若い時から、上唇と歯の間に舌を入れて、唾液と共にぐるっと一巡する習慣を身につけた。これが良かったのかも知れない。

「唾液は虫歯を防ぐといいますよね。唾液が出る耳下腺、顎下腺、舌下腺に遠い上唇の下に唾液が届くように舌を回すよう心掛けています。こんな風にね。」と実演。

「唇周辺の筋肉が硬いと唾液が届かないので歯垢もつきやすいし、虫歯になりやすくなります。口内環境を良くするよう心掛けると、風邪もひきにくく健康にもいいです。」

世は高齢社会。私も後期高齢者 8020=80歳でも自分の歯を20本で健康に
改めて歯の大切さが分かりました。(このお話しが どなたかのお役に立てば幸いです。)


      
平成24年2月17日

■ 都会に多い鉄道沿線の落書きをなくそう!

21世紀は水環境が深刻さを増すのではないか。東京ビッグサイトで開催の第3回国際水ソリューション総合展に行きました。がそのことではなくて、 車窓から見た落書きについてのお話しです。

品川駅から新橋に向かう左側線路際に、真新しい大きな落書きが数ヵ所ありました。そこは度々被害に遭っている場所です。今日JRにその対応をお訊ねしました。

「警察に被害届を出して、消去します。」
「度々書かれる場所ですよね。監視カメラを設置されるご予定は?」
「順次取り付けていますが・・・」

落書き汚染がひどかった2003年頃の鎌倉市内。私たちはまず、JR、江ノ電など電車の窓から見える落書き消去に取組みました。落書き犯は意識して多くの人が見る場所に 好んで書くからです。

当然ながら、市民が線路内に立ち入ることは禁じられています。しかし線路側に書かれた民家の塀の落書きを消した時は、敷地内に入る必要がありました。 JRの職員に見張り番をして頂き 「列車が来たとの合図でしゃがむ」のです。

今のところ、車窓から見える場所の落書きは皆無です。鎌倉は市内の落書きの総量をゼロに維持する努力を続けており、よりよい景観が保たれています。 落書きは犯罪です 「早期発見」「早期通報」「早期消去」。 みんなで落書きという犯罪から、地域を守りましょう。もし

書いている現場を見つけら警察に 110

落書きを見つけたら環境保全課に 0467(61)3443

ご連絡をお願いします。


      
平成24年2月16日

4■ フレーフレー! 平沼小学校4年生 まち美化を考える〜課題は続く

昨日先生からメールが届きました。
14日の保護者会で、生徒が今、社会科の教材として自主的に選んだ「鎌倉を美しくする会の活動」について 取り組んでいること。学習対象の鎌倉を美しくする会を知って頂くために、ホームページを紹介してくださったこと。

保護者の方の声
「こんな学習をしているなんて知らなかった」
「そういえば兄がパソコンで鎌倉のことを調べていた時、横からのぞいて一緒に見ていた」
「家でも調べていましたよ」
「子どもが『鎌倉に行きたい』と言っていた」
などの反応がありました。これからも、交流を続けていくことを伝えました。

さて、今日社会科の学習で、鎌倉を美しくする会からの質問「あなた方の校区内に落書きがありますか?」について、子どもたちと考えました。 普段生活している「平沼のまち」を改めて振り返る、よいきっかけとなりました。

「ふだんは落書きだーと思って見ているけど、いざ「どこにあった?」と聞かれると、分からない」
「平沼にも落書きは多いな」
「校区内の落書きを消したい!」
「平沼のまちの落書きを消したい!」
と気持ちが変わってきています。まだ、どう返信するかは定まっていませんので、改めて返信をしたいと思います。子ども&保護者の反応でした。

一緒に授業に参加しているようで、生徒の皆さんの気づきが嬉しい!


      
平成24年2月12日

■ NPO法人 日本を美しくする会 「伊東掃除に学ぶ会」 に参加しました

2/11伊東市ホテル暖香園講演会場
2/12伊東商業高校体育館 実習参加者250人
昨年3月11日の東日本大震災は、被災された方々は言うに及ばず、災害に合わなかった人々にもこの疑似体験が、一生忘れ得ぬ記憶として深く心のひだに刻み込まれました。

非常時の避難所生活、その大変さは断片的でも知ることが出来ましたが、想像に絶するトイレの状況については殆ど伝わってこないのが現状でしした。

阪神淡路大震災の時、トイレ掃除ボランティアをした人の話を聞いていたので、今回も「推して知るべし」と案じていました。

2月11日、
NPO法人 日本を美しくする会 伊東掃除に学ぶ会主催年次大会 「つながりから、絆へ」に参加しましました。

1日目伊東市ホテル暖香園での講演会。講師は石巻市立鹿妻小学校避難所本部長を務めた浅野仁美さん。昨年3月11日、自宅が津波に襲われ1階が浸水、2階の屋根にまたがって 一夜を過ごし命以外は全て失われたという。それまでは一介の主婦だった浅野さんが、1カ月後鹿妻小学校体育館避難所の本部長として、一時期1700人のお世話をされた体験談。

その中でも一番大変だったのがトイレ掃除。市内のライフラインが止まり、近隣からも学校に用を足しに来る。壁まで汚物まみれ。疲れがピークに達した時、日本を美しくする会 の活動を知り、藁にもすがる思いで協力をお願いした。同会の手際の良さとその徹底した掃除にどれだけ助けられたことか。避難所の清潔は生活環境のバロメーター

避難所の皆さんが仮設に移られた6カ月後、以前よりもっとピカピカに体育館を磨いてくださり、学校にお返しすることが出来た。学校をきれいにすることが子どもたちを幸せにする。 鹿妻小学校避難所は一番きれいで、一番温かでした。

2日目掃除実習 会場:静岡県立伊東商業高校 250人が16班に分かれてトイレ掃除をしました。NPO法人 日本を美しくする会の方々、とりわけ主催者の伊東掃除に学ぶ会 の方々には大変お世話になりました。学ぶことの多い研修会でした。  


      
平成24年2月9日


      
平成24年2月8-2日

■ 有害情報に潜む罠から子どもを守ろう!

2月1日鎌倉駅東口周辺、公衆電話BOX、小町通りで小さなシール(5p×2.5p)を15枚剥がし、交番にも連絡。鎌倉駅舎は、駅長さんに連絡し剥がして頂きました。

うっかり見過ごしそうなシールには「男女無料のコミュニティサイト」「登録不要 携帯から→」「メル友・友達 楽しく作ろう」「HPアドレスとバーコード」

2月8日鎌倉駅東口周辺でまたまた発見。公衆電話BOX、鎌倉駅西口にもあり20枚剥がしました。鎌倉駅舎はまた駅長さんに連絡し剥がして頂きました。

小さなシールには「金欠女の子相談可 初心者歓迎」「HPアドレスとバーコード」

それぞれ性風俗を連想する文言。今や中・高生も携帯を持つのは当たり前。好奇心からバーコードに携帯をかざして、更に無防備に情報を読み取ることもできるという時代です。

お巡りさんからの情報。「貼っている人を見かけたら連絡してください。シールを持っているだけでも罪になります。」大人は子ども達を取り巻く地域環境に、もっと関心を 払うべきではないかとつくづく思いました。

私を含め鎌倉を美しくする会から3人が市長委嘱による違反屋外広告物除却協力員ボランティアを9年続けており、今回も迅速に作業し市に報告しました。 このボランティアはどなたでもできます。関心をお持ちの方は
都市景観課 にお声をかけてください。


      
平成24年2月8日

■ 不届き者と事業所の対応・テイクアウト商品

 市役所通りの自販機が…(2010年2月撮影)
 萌黄色に変身?!(2012年2月撮影)
2月1日、市役所に行く通り道の自販機が、空き容器回収BOX共々お揃いの萌黄色になっていることに気がづきました。写真のように、色が統一されて景観もよくなりました。

よく通るこの道筋は、アダプト・プログラム 常盤道普請の会の皆さんが清掃しておられ、地域の事業所も参加し随分きれいになり、感謝しています。

よく見ると空き容器回収BOXの穴をふさぐものが・・・。テイクアウトのコーヒー飲み残しが入った容器でした。容器には「熱いのでご注意ください。」とだけ。 鎌倉市役所の道を隔てた前にある、スターバックス コーヒーの容器でした。スターバックスに限らず最近は散乱ごみになりやすいテイクアウトの 商品が多く、鎌倉を美しくする会でも以前から話題になっていました。私はお店の売り方をお聞きするために、ビッグサイズの容器を持って行き、副店長にお会いしました。

2月8日定例会があり、始まる前に店長さんが来られ、「店頭に『ご協力のお願い』をこのように掲示しました」と持って来られました。

本来ならば「公共の場所を汚さない」当り前の一人ひとりのモラルが問われる問題で掲示物はなくても良い筈。「ご協力のお願い」に目を落としながら、複雑な思いでした。



      
平成24年2月7日

3■ 横浜市立平沼小学校との交流

観光地鎌倉が、住んでいる人も 訪れる人にも快適な安らぎのある街でありたいと願って活動している鎌倉を美しくする会に関心を持ち、4年生の生徒さんが自主的な 学習に取り組んでおられると先生から伺いました。

分からないことは、メールでの問い合わせもしながら学習を深めるとの意気込みに感心しています。物事を深く知ろうとする努力を通して多くの糧を得られることでしょう。

及ばずながら力になりたい。市民活動のホームページづくりをサポートしてくださる鎌倉NPOセンター広報部会の先生に、質問回答コーナーを作って頂きました。 「支援者・問合せ」コーナーで質問にお答えしています。ぜひご覧ください。


      
平成24年2月1日

■ いま 鎌倉が熱い? 「最後から二番目の恋」

フジテレビで木曜日午後10時から放映中の連続ドラマ「最後から二番目の恋」の舞台は鎌倉。鎌倉市役所職員役の中井貴一さんと、 テレビ局プロデューサーを演じる小泉今日子さんのラブストーリー。 昨夜、市役所で会議があり出掛けたところ、退庁時間帯に市役所から鎌倉駅に向かう歩道でロケの真っ最中でした。

1月20日号
タウンニュースによれば、同ドラマのプロデューサーの方が、 昨年9月下見に来られ、海や山、街並みの美しさにひかれ、鎌倉をドラマの舞台に選ばれたのだそうで、鎌倉市も全面的に協力しています。

11回連続の今日は4回目。ドラマも楽しみながら、長いことまち美化に取り組んでいる鎌倉を美しくする会の会員としては、カメラのレンズを通して伝わる鎌倉の 街並みのそこここに、活動歴が塗り込められていて、心尽きない思い入れと共に楽しく観ています。


平成24年1月30日

2■ ますます嬉しい! 横浜市立平沼小学校4年生の自主的な学習!

平沼小学校の取材を受けて、1月25日紹介したブログを先生がご覧になり、メールが届きました。 鎌倉を美しくする会の活動に興味を持ってくださったのは、学級の生徒さんだったことが分かりました。 ブログのコピーから始まった学級での取り組み、どんどん興味が深まっていく様子が目に見えるようです。
こんばんは。 活動ブログで平沼小学校を紹介していただき、ありがとうございました。 実はこれを教えてくれたのは、学級の子どもなのでした。 家でブログをコピーしてきて、見せてくれました。
子どもたちは「鎌倉を美しくする会」の活動に興味をもち、自主的に調べてきています。 (近々、子どもからメールが届くかもしれません) 学習を通した子どもの感想、学んだことなどをまた後日メール等でお伝えしたいと思います。
生徒の学習意欲に寄り沿って2度も鎌倉を見て回り、取材をされた先生も素晴らしい!

平沼小学校の授業風景を思い、さい啄同機(さいたくどうき)という言葉を思い出しました。「卵が孵化する時、卵の中のヒナが殻を自分のくちばしで破ろうとし、親鳥もまた外からその殻を破ろうと くちばしでつついてあげる。その絶妙なタイミングの一致でヒナ鳥はこの世に生を受けて外の世界に出ることができる。」正に教育の真髄!

生徒さんからどんなメールが届くのでしょうか。楽しみです。
(さい啄同機のさいと云う字は、口偏に卒業の卒という字を書きますが、Webでは入力できませんでした)


平成24年1月25日

bP■ 横浜市立平沼小学校で鎌倉の美化活動が教材に!

1月22日、横浜市立平沼小学校の先生達が、鎌倉を美しくする会活動の取材に来られました。

昨年11月にも 川崎市立平小学校の4年生担任の先生から取材を受けた ことがあり、関連を知りたくてお訊ねしたところ、4年生が副読本 「わたしたちの神奈川県」 を使って学習。その中で鎌倉について、より深く調べることことになった とのこと。

「鎌倉は観光客が多いのに、街にごみが少ないね。」
 「落書きがないのはなぜだろう。」

生徒達も興味津津。横浜とはお隣同士、鎌倉を訪れる機会もあるのでしょう。 子どもたちの観察眼には嬉しい驚きでした。また鎌倉ボランティアガイドの方が「鎌倉を美しくする会を紹介してくださった」とも。

こんな形で若い人たちが鎌倉の街に関心を持ってくださるのは有難いことです。まして教育の現場で取り上げて頂けるなんてなおさらのこと。取材の時事前に鎌倉を美しく する会のホームページを見て来られるので、大変役に立っています。

1月25日、授業をすすめる上でもう一度見ておきたいところがあると再度訪問され、大船駅で待ち合わせ活動の場?の街中をご案内しました。

自転車かごに積んでいる常備の落書き消し用七つ道具や、私と相棒の自転車スナップ写真。「きっと生徒が喜ぶと思います。」と先生。まちをきれいにしている人に親近感を持って くだされば私も嬉しい。仲通りで1ヵ所電柱の落書きを見つけ早速消去。先生はその様子をパチリ。

生きた教材を通して生徒さん達はきっと多くのこと学ぶことでしょう。


平成24年1月20日

■ 街中で見かける地図広告のお話

鎌倉を美しくする会は昭和63年発足当時から、景観を台無しにする、不動産・テレクラ等の性風俗、ヤミ金、ブリキ広告など違反屋外広告物についても積極的に 取組んできました。

平成15年違反屋外広告物除却協力員制度が出来て、鎌倉市長から委嘱された会員3人が、今もボランティア活動を続け、 その中の一人は、この8年間で違反屋外広告物を約3,000枚も剥したという大ベテラン。剥がした広告物は記録し現物と一緒に市に報告しています。

鎌倉の街、特に商業地区の大船に貼り紙を殆んど見かけないのは、毎日見回っているこの会員のお陰です。 3人の間で話題になるのが地図広告。中には無断で貼りその後放置されるものもあり、鎌倉市の許可シールを貼ってないものは都市景観課に連絡しています。

地図広告を街中に表示する場合のルール

  • 神奈川県屋外広告物条例により鎌倉市都市景観課に許可申請書を提出し、許可承認を得る(交付手数料 1件1,500円)
  • 承認交付の標識票は地図広告に貼る
  • 地図広告の表示期間は3年以内。継続する場合は更新の手続きが必要
  • 設置者等は広告物を良好に管理しなければならない

鎌倉を美しくする会は地図広告の在りようについて疑問を抱き、数の多いS企画について、市内一円調べてみた結果、38件中4割が無許可と分かり 都市景観課に報告しました。
↓2012年1月12日撮影 若宮大路・鎌倉野菜直売場の壁に貼られた無許可地図広告


平成13年(2001年)無秩序に貼られた無許可の地図広告事例

@2001年6月撮影 若宮大路沿い・小町
A2001年6月撮影 若宮大路沿い・小町
B2001年6月撮影 若宮大路 禁止の植栽の中
C2001年6月撮影 若宮大路 禁止の植栽の中
D2001年6月撮影 大船 電柱にも地図広告
E2001年6月撮影 大船 ルミネ脇の歩道の柵にも


住んでいる街に関心を持とう!

業者は地図に地域の事業者名を載せ、広告料を徴収することで収入を得ています。このような仕組みの地図広告には広告料を出さない。と決めた商店会も あるそうです。住みよいまちにするにはまず関心を持つことの大切さを再認識しました。


平成24年1月3日

■ 今年も正月三が日 若宮大路の清掃をしました(12回目)

【正月三が日若宮大路清掃の由来】
1999年、美化条例づくりに集まった仲間の
一人澤渡さんが、「成田山新勝寺に初詣に行った時、地元の人がおもてなしの清掃をしておられ感銘した。鎌倉でもやりましょう。」
と提案されたのが発端です。

鎌倉をこよなく愛し、労を惜しまず多忙な時間をやりくりされご一緒に活動された澤渡さん。旅立たれてから8年余りになります。今はきっと極楽浄土の蓮のうてなに座り、 私達の活動を見守っておられることでしょう。

活動を始めた頃は、山のように拾い集めたごみも、清掃する人達が増え、1月2日私達の清掃タイム午後1時〜2時のごみは、写真の通り、以前より少なくなりました。


清掃が終わって北鎌倉から大船に向かう途中、鉢の木北鎌倉店の門松に目を奪われました。年神様をお迎えするにふさわしい凛とした美しさ。老舗の風格。庭師の腕の確かさ。 なんだか心豊かになりました。多くの人に見て頂きたくて・・・パチリ!


平成23年12月30日


平成23年12月29日

■ 「落書き」 スペイン バルセロナからの便り

休みを利用して、スペインを旅行している会員から便りが届きました。共に長年鎌倉の美化、とりわけ最近は落書きのないまちづくりにも取組んでいます。 流石、これからの鎌倉のまちづくりについて、示唆に富んだ見識が添えられていました。
バルセロナの世界遺産(アントニ・ガウディの公園)は、落書きだらけですね。鎌倉もこうならないようにしないと!!

ただ、今日は街の中でなく、北西へ一時間電車に乗って聖地モンセラットというところへ行きました。大きな教会があって、黒いマリア像が、ナポレオンの侵略の ときにも略奪されずに残ったという象徴的な教会なのです。

この街だけは、落書きを見かけませんでした。住んでいる人は、修道院の修行僧と、観光客だけなのだからでしょうかね?

聖地というのは、それなりにインパクトがあるのだと思います。 鎌倉も神社や寺があるのだから、そういう雰囲気でいくしかないかな〜と思いました。


平成23年12月22日

■ 落書き防止パトロール 2人の若いお巡りさん

@大船でまた常習者による貼り紙、落書きがありました。気がついただけでも16件、その内
3件が警察関連施設。駅前交番の若いお巡りさんとパトロールをし、3件の貼り紙を 剥がす作業をお願いしました。一見、見過ごしそうな貼り紙、貼りたてで直ぐに剥がれました。

この実践は今後に生かされると思います。お巡りさん頼みますよ。
@大船駅東口ルミネ横 貼り紙を剥がすお巡りさん
A真夜中腰越海岸のパトロール連絡カード

A藤沢市との境、腰越海岸擁護壁は常習者による落書きが頻発しています。この夏、消しては書かれる被害を4回繰り返し、管理者の藤沢土木事務所は被害届を 鎌倉警察署に提出されました。

たまたま立ち寄った手広の深沢交番のお巡りさんにお話ししたところ、腰越海岸の被害届のことも知っておられ、「勤務時に腰越海岸のパトロールを強化しましょう。」

その後「交番からの連絡・パトロールカード」が届くようになり、カードが溜まりました。夜中の2時、3時。本当にご苦労さまです。いつかきっと。。。  私達市民も落書きから解放され、穏やかな日が過ごせますように・・・


平成23年12月21日

■ 食べられる景観 エディブル・ランドスケープ 

鎌倉市が新規募集(募集期間12月2日〜7日)した「鎌倉市役所本庁舎の緑化協力者」の呼び掛けに賛同し、鎌倉を美しくする会グリーンズアート鎌倉 が協働で、市提案3ヵ所@正面玄関緑化区域、A正面ロータリー緑化区域、B前庭緑化区域の内、前庭緑化区域に景観向上に寄与する菜園ユニット をパッケージにした緑化ボックスを設置しました。
鎌倉市役所内モニュメント前 作業中
設置完成 珍しい西洋野菜も・・・

食べられる景観とは広くは、自給自足、地産地消などを含む自然循環型社会のあり方を意味するそうで、足を止めてくださる人達が食について会話が弾むと いいなーと思っています。


平成23年12月14日

■ 住民の知恵とやる気が素晴らしい! ごみが7割減った! 

鎌倉のごみ減量をすすめる会生ごみ減量チームにも関わることになりました。グループメンバー4人が第一歩行動をしました。 まず笛田リサイクルセンターに行き、展示してある生ごみ処理機について職員の方に説明をして頂きました。

次にバクテリアdeキエーロ生ごみ処理器を考案された葉山在住の松本さん宅を訪問しました。 長年ごみ問題に取組んでおられる素敵なご夫妻でした。

以前から生ごみを庭に埋めていたので、閃いたのだそうです。バクテリアdeキエーロ生ごみ処理器は直置き型と マンションなどベランダにおける足つき型の二種。いずれも土に含まれる土壌菌を使い、自然分解に任せるので、ランニングコストもかからず 至ってシンプル。


 (↑直置き型。深さ20pの穴に生ごみを入れ、水を加え、土とかき混ぜ土を盛る。)

お住まいの地域は100世帯。ごみゼロに取組むため、住民が協力して資源物等のストックヤードを公園の一角に作られたという円形の建物の中を 見せて頂きました。当番制で維持管理しておられるとはいえ、細々とした分類、整然として出しやすいように工夫してありました。

(↑住民百世帯全員参加で公園の一角に資源物のストックヤードを作ったそうです。)

「始めは町がつくる予定で予算が100万円あったものを、住民でつくりたいと申し出たら50万に削られて…。でもみんなで作ったので、地域の絆が かたくなりました。ペンキの塗り直しもみんなでしています。これでごみが7割減りました。」清々しく大変勉強になりました。

 (↑細かく整然と分類しやすいようにケースが配置してあり、感心するばかり。)


平成23年12月8日

■ 景観は市民の財産! 配慮した掲示であってほしい! 

11月26日定例会で、市委嘱の違反屋外広告物除却員を兼ねている会員からの話題提供。
「鎌倉駅西口みずほ銀行前の歩道の柵に貼られた掲示物はひどいね〜。」数えてみたら
12枚。その多くは銀行に自転車で来る人の違法駐輪に関する掲示物。


都市景観課に連絡し11月30日頂いた回答によると、銀行が交通政策課に相談。交通政策課は掲示物を貼ることを容認したとのこと。観光客のメインストリートに貼るには 余りにも多すぎ。粘着テープは下地を痛める困りもの。

12月1日銀行の総務課に「銀行内に自転車を路上に放置しないこと。駐輪場への誘導掲示をしておられますか?。」とお訊ねしました。
「いいえ。目からうろこ。早速そのようにします。」
12月7日迄はそのまま、その後、実行してくださったでしょうか?

正月と通りすがり見たら2枚だけになっていました。駐輪場に止めればこの貼り紙も不要な筈。ルールを守りましょう〜よ。


平成23年12月4日

■ 手広のバス停・土掻きと草取り 

腰越の落書き消去の帰り、このところご無沙汰だった手広のバス停に立ち寄りました。

長塀にに沿って草がびっしり生え、吸い殻等のごみも・・・。雨上がり、土ぼこりも立たず、丁寧に草取りをしました。小一時間、人が捨てたごみと土・草を分け、 土・草は大きいレジ袋に。ずしりと重い・・・。
民家の長塀に沿って延々と草が・・・
散髪したてのようにすっきり!

丁度近くの空き地で工事をしている人に相談したところ、
「ボランティアかい。家に持ち帰るのも大変だね〜。袋から出してそこに置いてていいよ。」
親切な人に出会えてよかった、有難うございました。暫くはごみのポイ捨ても少なくなることでしょう。


平成23年11月30日

■ 鎌倉を美しくする会 晴れがましいステージ 「My 鎌倉」 に登場 

鎌倉にゆかりのある人に話を聞くNPO法人鎌倉シチズンネット制作の
My鎌倉で、本日、鎌倉を美しくする会が紹介され、 これまでの活動事例等も多くの人に知って頂く機会に恵まれました。

9月にこの企画を伺い躊躇したものの、23年に亘る活動を纏めるよい機会かも知れないとお受けしました。 いざ作業に取り掛かると、日頃の整理の悪さ、資料探しにあくせく、担当者のHさんには大変助けて頂きました。またの機会に、続きをお知らせできるよう頑張ります!


平成23年11月21日

■ 今年で13回 アダプト・プログラム シンポジウムに出席しました

散乱ごみ対策〜まちづくりの手法を日本に根付かせ広めている
公益社団法人 食品容器環境美化協会 主催のシンポジウムには、欠かさず出席しています。

同協会の報告では、1998年以降、今年でこの導入プログラム数は500、団体数23,000、活動人数115万人、10年前の20倍になっているとのことでした。

とびきり感心したのは、NPO法人 スマイルスタイルの活動。
 ・下を向いて歩こう。ごみ拾い。
 ・オールナイトごみひろい。
 ・無人島ごみひろい。
 ・肩たたきをひろめたい!

  (カタタタキから生まれる揉み二ケーション! 人と人との触れ合いの大切さを 伝えていく
   ユメを応援)など
主催者が若者なら参加者も若者。奇抜なアイデアで若者を引き付ける磁場の強さ! 企画力、体力に脱帽。魅力ある活動事例でした。


平成23年11月16日

■ 川崎市立平小学校で鎌倉の落書き消去活動が教材に!

4年生担任の先生が、鎌倉の落書き消去活動を知りたいと取材に来られ大船NPOセンターでお会いしました。平小学校とは去年からのお付き合いです。

神奈川を知る社会科の教材で、今年は昨年までの箱根に変わって鎌倉が取り上げられており、鎌倉の美化活動、中でも落書きゼロの活動がどうして可能なのか。 知りたい。
12月14日研究授業があり教材として使いたい。
当日は川崎市内小学校の先生が大勢来校されるとのことでした。

都市部に蔓延する落書きと云う名の犯罪。どの自治体も多くは対応に困り果ててしているのが実情。落書きはまちの病気。放置するとどんどんまちが悪化し手に負えなく なります。

鎌倉の事例がお役に立ち、落書きゼロの活動が広まる機会になりますように〜。


平成23年11月15日

■ 鎌倉NPOセンター(略称)の応援に感謝!

神奈川県(窓口:かながわ県民サポートセンター)は、他のモデルとなるような自主的、実践的活動により、地域社会に貢献している団体及び個人をボランタリー 活動奨励賞として表彰しています。

平成23年度の募集が10月1日〜11月15日あり、今回思いがけなく特定非営利活動法人 鎌倉市民活動センター運営会議が、鎌倉を美しくする会を推薦して くださいました。

選考結果は来年3月とのことですが、市民団体からの推薦、それだけでも光栄で励みになります。心から感謝しています。


平成23年11月3日

■ 鎌倉を美しくする会が表彰されました

文化の日鎌倉市の市制記念の日。鎌倉芸術館で平成23年度市政功労者表彰式がありました。

自治地域生活環境保全社会福祉教育福祉等多岐にわたる分野から4団体、34人が表彰され、鎌倉を美しくする会も栄えある 式に招かれ、表彰状を頂きました。

活動の火を絶やさず積み重ねてきた23年、多くの人に支えられ今日がある。感無量でした。


平成23年10月29日

■ 「なぎさのごみフォーラム」に参加しました

公益財団法人かながわ海岸美化財団が誕生して20年、その記念行事が江の島のかながわ女性センターで開催されました。

1990年神奈川県が音頭を とって行った半年にも亘るイベントサーフ'90により、相模湾に面する13市町が各々行っていた海岸清掃を、かながわ海岸美化財団が担う一元化清掃の仕組みがスタートしました。

当時鎌倉を美しくする会は缶飲料の飲み口を「プルタブからステイオンタブへ」と飲料メーカーに要望。国内で初めてサーフ'90用にステイオンタブの 缶飲料がテスト販売されたことなど思い出しました。

パネルディスカッション
川上の散乱ごみを何とかしなければ・・・

海岸のごみは20年前と同じ、多くは台風などで川から流れ着くごみが7割を占める。

韓国、中国はすでに沿岸域管理に関する法律があり、海岸の管理は行き届いているが、世界的に見ても日本の沿岸海域管理に対する取り組みは非常に遅れている。

[課題]海域所有者や管理者が不明確で、海岸管理態勢が確立されていないため、多くの海岸(海水浴場など)で清掃管理がほとんど機能していない。早急に沿岸管理政策を取り 入れる必要がある。

ぐるっと海岸で囲まれた日本。問題山積。ことの重大さが良く分かりました。困難がともなっても解決に向けて踏み出してほしい。川上に住む私達もごみのポイ捨てをしない、 川辺の環境美化を守る行動の大切さを再認識しました。


平成23年10月19日

■ 多摩市市議会議員行政視察に出席

午前は平塚を視察したと午後、多摩市市議会議員6人と議事務局計7人の方が、行政視察のために来訪されました。美化条例制定に向けた 調査等が訪問の趣旨とのことでした。

1.鎌倉市の鎌倉市みんなでごみの散乱
  のない美しいまちをつくる条例につい
  て
目的がはっきりした条例名の基本にな
  った 考え方と経過
2.条例制定前と後とでは具体的にどのよう
  な変化があったのか
3.条例制定に市民参加があったのか、また条例に関係して市民協働で行っていることがあ
  ればなど

条例制定に深く関わり、今も施策遵守活動をしている会として、担当課から出席依頼がありました。

住んでいる街に愛着を持つ人が増えれば、きっと今までい以上によくなる筈、美化条例がそのようが役目を果たすといいな、そんな思いをお話ししました。


平成23年10月18日

■ 富士見町町内会のまち美化活動に感謝!!!

大船駅近く田園踏切のガード下は、以前落書きが横行し目に見余る状況が続いたため、平成15年8月、富士見町町内会の子供たちが壁画を描きました。 効果てきめん、壁画は10年近く経った今も安泰です。

町内会掲示板から垣間見える活動も活発で、子ども達の出番も多く、地域で慈しむコミュニティがしっかりしていることに感心しています。
'03年2月 横須賀線ガード下ひどい落書き
'03年5月 町内会・子ども会が壁画制作

今日久々に通ったところ、地下道前のさんかくガーデンに、色とりどりのお花が咲き乱れ、心が和みました。このガード下は人通りが激しく、ごみのポイ捨て が目立って多かったところ。富士見町町内会の皆さんのお陰でごみも減りました。心ある人も同じ思いだと思います。

願わくばもっとJRが踏切に隣接の敷地内の手入れをしてほしいものです。
さんかくガーデン富士見町子ども会の標識
子ども達が絵を書いたタイルが埋め込んである



平成23年10月12日

■ さー困った 大船住宅前バス停ベンチのゆくえ

大船住宅前バス停ベンチにクレーム! バス停前の建物のオーナーから「ここにベンチを置くと、若者が夜たむろするかも知れず困る」とのこと(置いた場所は公道、 鎌倉市から占用許可を得ているにも関わらず・・・です)。

鎌倉を美しくする会にベンチを依頼された方は、御身内を100歳まで介護し看取られた由。これから地域のお役に立ちたいと役員を引き受け、お年寄りの要望が 高いバス停のベンチについて、市内のバス停ベンチを調べた結果、鎌倉を美しくする会の活動を知ったのだとのことでした。

町内会の役員会で話し合われやっと実現したバス停ベンチ。会としては静観するしかありません。早く合意が得られ、ベンチがバス停の定位置に戻ってこられるよう 祈っています。


平成23年10月4日

■ 栄町町内会の願いが叶った大船住宅前バス停ベンチ

6月、町内会役員と名乗る人から「バス停にベンチがほしい。」と云うお電話。

鎌倉を美しくする会は、現在設置活動から維持活動に移行してはいるものの、 町内会からの希望を何とか叶えてあげられないかと知恵を出し合い、紆余曲折の末、町内会が3万円、不足の3万円は鎌倉を美しくする会が支援し、10月4日やっと設置する ことが出来ました。

価格6万円のこのベンチは、今年4月発足した
グリーンズアート鎌倉 市民団体が製作したオリジナル。デザインも優れ上質でがっちりしたものです。

道路占用のベンチ設置申請者は栄町町内会長鎌倉を美しくする会はコーディネート、グリーンズアート鎌倉がベンチ製作と設置。市民団体のスクラムで 実現した地域のMYベンチは、きっと大事に使われることでしょう。

この新しい方策でニーズがあれば、お手伝い出来たらと思っています。


平成23年9月14日

■ 「土の恵みは素晴らしい!」

3月11日起きた東日本大震災! 追い打ちをかけた原発事故。その終息が読めないまま6か月が経ちました。

夏場に向かい節電が叫ばれ、風通しも良いけど、 日差しも強い我が家のベランダに、今年初めて日よけ用にゴーヤを植えました。(詳細は
平成23年7月8日ブログをご覧ください)。 40年も住んでいるのに初めての試みでした。

限られたスペースにもかかわらず、生命力溢れるゴーヤのツルは、触手を伸ばすがごとくからみつき、期待に応えて手すりをすっかり覆いました。

ベランダ越しに前の棟が迫っていた風景が、緑のカーテンで和らぎ、対向住人の方々も楽しんでくださっているようです。おまけにゴーヤの恵み・沢山実も付けました。

4個のプランターの土に盤石の根を張ったゴーヤが、熱中症にならぬよう、水やりに勤しみ、土の恵みに感謝しています。


平成23年8月27日

■ 「大船の街はきれいですね!」

行きつけの美容院に行ったところ、長期休業だったので、初めてのお店でカットをお願いしました。思い通りの仕上がりで満足しました。

美容師さんが鋏を動かしながらの雑談。○私がまち美化のボランティアをしていること。○多忙なため手入れの簡単なヘアースタイルを通していること。○今落書き 常習者の悪行の処置に追われていることなど・・・。

「そういえば大船には落書きがないですね。パチンコ屋さんが多いのに治安もいい。街がきれいだからかもしれませんね〜。僕は横浜に住んでいますがどひどいもんです。」

「パチンコ屋さんと治安が相関関係にある」という視点になるほどと合点し、10年以上書き続けている落書き常習犯がいて、今も消去に追われている現状がこのような評価 として語られるのに複雑な気持ちになりました。

今、大船で「TONP」「KMD」と執拗に書き続ける犯人達。一日も早くやめてほしい!!!


平成23年7月20日

■ 県立鎌倉高校・落書き発見隊に講演 「落書きのないまちづくり」

今日、かまくら学・落書き発見隊(詳細は
平成22年7月23日のブログをご覧ください) の皆さんに、落書きのないまちづくりについてお話しするために県立鎌倉高校に伺いました。

台風6号の余波で風雨が強く、夏休みなので生徒の皆さんとお会いできるかどうか心配でしたが、30人中出席者が22人。紙芝居風に作った資料を使って話をしました。

2003年、余りにもひどいまち中の落書きをなんとかしたいと活動を開始したこと。

2004年、落書きに特化した条例制定の提言を鎌倉市に提出し、同年12月成立したこと。

なぜ条例が必要なのかそのメリットを具体的に説明。

落書きの定義とそれに準じた貼り紙も対象にしていること。

現在、鎌倉市と協働で落書きのないまちづくりに取り組んでおり、犯人像の絞り込みができつつある。執拗に書く落書き犯は10年以上落書きを続けており、多大な被害を受けている。

発見した場合の連絡先などなど・・・

かまくら学参加は1年生。昨年のらくがき発見隊の生徒さんが纏めたレポート掲載のかまくら文化研究冊子を先生から頂きました。

自分が住んでいる藤沢市と鎌倉市を、落書きという視点から纏めた考察力に感心しました。

若い人って素晴らしい!! 若い人との出会いのご場を与えられたことに感謝し、今日話を聞いてくださった生徒の皆さんの活動に実りがありますように!


平成23年7月17日

■ 「東北被災地現場から学ぶ」に参加しました

鎌倉ガーディアンズ主催の被災地視察に行きました。最初の訪問地東松島市野蒜に向かうため、早朝新幹線〜仙台→仙石線に乗り換え仙台〜松島海岸駅下車。

仙石線が未だ全線開通しておらすここからバスで現地へ。バス待ちの間地元の人に話を聞きました。景勝地松島は、大小の島々が防波堤代わりとなり、津波はひざ下 位の高さでおさまり難を逃れたとのこと。強い日差しの中、多くの観光客で賑わっていました。

JRバス〜仙石線野蒜駅で下車。新しい駅舎は無残にも津波に襲われ廃墟と化し、時計は2時46分で止まっていました。多くの人的被害もあった場所で参加者80人は黙祷を 捧げて、駅を背に野蒜海岸まで歩きました。

震源地に近い一帯は町が消滅し、人影さえもありません。現地をよく知る大津代表の話では、奥松島と言われるこの地は白砂青松、長い海岸線は海水浴場としても知られ、 海岸に沿った松林、別荘地も点在し、とても美しいところだったそうです。

太平洋に面し、防波堤以外遮る物のない野蒜海岸周辺は、自然の巨大なエネルギーに、なす術もなく呑みこまれたことが分かり、共通する長い海岸線がある鎌倉の津波対策 が万全なのか心配になりました。

駅舎の窓に貼ってあったメッセージは多分小学生の文字。またあの美しい野蒜を取り戻そう!! 一日もその日の早からんことを!!祈りました。

(仙石線廃墟の野蒜駅 参加者以外人影はない 電気・水道ライフラインは止まったまま)

(東松島市野蒜地区学習等供用施設 廃墟に咲く鎮魂の花キキョウ)

次に多賀城市役所を訪れました。休日にも関わらず菊池市長、担当部署の方々、社会福祉協議会長等お出迎えくださり懇談会がありました。

市長のお話。●地震・津波被害について、市も市民も津波が来るとは全く思っておらず想定外だった。●市が備蓄していた非常食は、1日で底をついた。●スーパーに の買物客が、一斉に車で避難しようとして被害を大きくした。●石油製油所の火災発生で避難を余儀なくされた。など

社会福祉協議会長は、1万8千人ものボランティアの支援がどんなに有難かったかを、感謝をこめて話されました。この夏一番の暑さ、熱中症にならぬようお互い気遣い ながら、帰宅の途に就きました。学ぶことの多い1日、お世話になった皆様方、本当に有難うございました。



平成23年7月9日

■ 鎌倉NPOセンター主催の懇話会に出席後 大船のまちみがきをしました

年2回開催・恒例の鎌倉NPOセンター懇話会に出席しました。出席団体は21。
現在登録団体は約390、利用団体のニーズに応えるアンケート結果報告などがありました。 終了後、懇親会にも参加。普段交流の少ない団体同士、貴重な出会いの場づくりをしてくださるセンターの皆さんに感謝しています。19時にお開き、大船のまちみがきをしました。


      (大船駅東口歩道橋)          (大船1丁目ミスタードーナツ店受変電設備)

無法者が歩道橋に貼った両面接着材の痕などをコツコツみがくこと5年余り、やっと一巡しきれいになりました。しかし困ったことに最近大船では、また性風俗の 小さな貼り紙が目につくようになりました。一難去ってまた一難。気付いたら直ぐ剥がしましよう。


平成23年7月8日

■ グリーンカーテンへの挑戦 「初めてゴーヤを植えました」



南北に風が吹き抜ける高台のベランダ。植物には風当たりが強く、とても無理と諦めていたものの、ものは試しと種を蒔いたのが6月上旬。4本芽が出ました。。

今植え替えをした4本が成長を競っています。ゴーヤ用肥料には育て方も書いてあり、説明書どおり親芯を摘み取ったところです。


平成23年7月5日

■ 落書きのないまちづくり 「市との協働事業 2年目の成果」

6月28日市役所で平成22年度実施した9団体による協働事業報告会があり、鎌倉を美しくする会も活動に参加しているキープ鎌倉クリーン推進会議が 成果を発表しました。鎌倉市は貼り紙(手書き、印刷したものを含む)も落書きの調査対象にしています。

  1. 平成20年度620件、21年度417件と前年度比3割減ったこと
  2. 常習犯の絞り込み、2人の落書き犯が件数の7割を占めていること
  3. 常習犯は10年以上も落書きを続けていること
  4. 発見しづらい貼り紙が増える傾向にあること

毎月落書きを集計し、発見した落書きは即消去の体制を整え、月次報告に纏め分析と対処。その集積は、制限時間10分にギュッと込められ、出席者にも伝わったようでした。


月が変わった7月2日、3日大船地区でまたまた同一犯の貼り紙を大量発見。「書かれたら直ぐ消す」を励行している鎌倉市では、落書きしづらい環境にあり、自宅で書いた 超粘着力貼り紙(名刺大)被害が増えています。犯行時間が秒単位、発見難易度の高い貼り紙、下地を傷つけないよう剥がすのは一苦労です。放置すればする程下地を痛めます。

落書きがあって当たり前の昨今、落書きのない鎌倉の街並みは稀有に等しく、犯罪行為の芽を早期に摘む活動に協力する、多くの人々の熱意と努力に支えられています。

街中の環境を阻害する景色にもっと気づき、関心を持つ人を増やすことが今後の課題です。


平成23年6月13日

■ 未来につなぐ若人との語らい「鎌倉学園学園祭・腰越海岸落書きパトロール」

【6月11日(土)雨のち曇り】
鎌倉学園インターアクトクラブ顧問の先生からご案内のあった学園祭、楽しみにしていたのに、初日は朝からかなりひどい雨。それでも昼過ぎには 上がり出かけました。学内は大勢の人で溢れかえっていました。

普段話す機会の少ない生徒の皆さんとゆっくり話すことが出来ました。同クラブはまちを みがく活動もしており、日常の部活動をもっとアピールしても良かったのでは・・・と思いました。
25題のクイズに挑戦、正解は17点。意外に難しかったですね。 時間がなくて全部回れなくて残念。楽しい学園祭でした。

大勢の外来者とインターアクトクラブの皆さん

【6月12日(日)晴れ】
腰越在住の学生さんから、鎌倉を美しくする会に参加したいと嬉しい申し出がありお会いしました。

今、鎌倉市環境保全課と落書きのないまちづくりに取り組んでおり、2人で腰越海岸のパトロールをしました。市境で落書きの多い場所。書かれやすい ポイント、消した跡など説明しながら見て回り、貼り紙2枚を発見し剥がしました。

次にひとまたぎして藤沢市へ。そこには配電盤に書かれた数数の落書きが・・・。鎌倉市内の落書き中、7割を占める同一犯のタギングがそこにあり、読み解くなどの 解説。

今後随時、地域のパトロールをしてくださることになり感謝。腰越は手薄な場所だだけに、地域に注ぐ深い目が増え大変有難く頼もしい。こんな嬉しい ことはありません。

13日の今日、早速3件の落書き情報の所在を送ってくださいました。さすが、地元ならでは。私が行ったことのない場所でした。早速対処 したいと思います。


平成23年6月9日

■ 市境の美化「大船駅笠間口周辺が見違える程きれいになりました」

2006年念願だった大船駅笠間口改札口が開設されてから、大船はまた便利になったものの、横浜市との市境になるこの周辺は、違反屋外広告物、放置自転車やバイク、 散乱ごみなど、まちを汚くする問題点も多く、その解決に向けた懇談会を開催したのが2008年1月9日。その詳細は
平成21年5月19日の ブログに書きました。



その後鎌倉を美しくする会は、鍵がかかった笠間口前のフェンスの中や、周辺のごみ拾い、草取りなどの活動を精力的に続け、かなりの汗を流しました。

今年になって会員と「最近いつ行ってもきれいですね。」と話していたところ、大船駅周辺整備課職員の方も、輪番でごみ拾いをしておられることが分かりました。

市民だから出来る栄区役所にも違反広告や落書き等の情報を提供をするなど、行政区を超えたアプローチも交え、多くの人の協力で大船駅笠間口周辺は清潔さを保っています。

何よりもきれいだと捨てない人が増えたことです。鎌倉市側の再開発が待たれます。


平成23年6月8日

■ 古舘橋バス停「ゼラニウムが花盛り」

柏尾川沿い中外製薬正門前の古舘橋バス停花壇は、今ゼラニウムが真っ盛りです。草ボウボウ、ごみだらけだったバス停。ベンチを設置したのを機に、改善に挑戦したのが3年前。
(平成21年6月16日の記事参照)

このゼラニウムは、花の植え替えを手伝ってくださったIさんから頂いた小枝をを挿し木したものです。随分増えました。(平成21年7月21日の記事参照)



よほどここがお気に召したのかご覧の通りの成長ぶり。猫の額のどのスペースいっぱい、今を盛りと謳歌しています。歩道側に植えたタマスダレも株分けしました。

以前訪れたスイス。住宅の窓辺、街並みには花いっぱい。その花がゼラニウムでした。質の高い景観に感心したものです。まちをお花で飾る。日本でももっと増えるといいですね。


平成23年5月28日

■ 去年の今日「危うく遭難 地獄に仏」

昨年の今日遭った事故のお話。

前日同窓会があり阿蘇のホテルで一泊。翌28日朝、迎えに来た熊本在住の弟夫婦に、中学校時代過ごした大分の豊後高田市を案内してもらいました。

「昭和の街」で脚光を浴びている屋並みは幼い時程の輝きはなく、それでも一時期過ごした懐かしい故郷を一巡しました。

その日は熊本の山鹿温泉に泊まる予定で 大分から熊本の県境を越えたあたりの山中で思わぬ事故に遭いました。

このあたりは、2〜3日前大雨が降った由。山肌の地盤が緩み漬物石大の落石が急カーブの道の真ん中にあり、夕闇せまる6時頃、ゴールド免許腕前の弟も流石に避け きれす、車体を石がこする音、オイルタンクから油が漏れ始めました。車を端に寄せた弟が「危険だから降りて!」。山の中、3人それぞれの携帯電話はどれも圏外。 「助けを呼びに行くからここで待っていて」と弟。「移動はみんな一緒に」と私。

それからひたすら山道を下り始めました。日はとっぷり暮れあたりはまっ暗闇。 歩を進めるだけでも怖い・・・。その時LEDランプ(写真参照)を持っているのを思い出しました。3人の足元を照らすその光を、この時ほど頼もしく思ったことはありません。

近道の筈が旧道は、 行けども行けどもつづら折りの坂道続き車も通りません。「カーブミラーを数えましょう。」と提案。「い〜ち、に〜い、・・・72〜」。やっと人家のかすかな灯りが・・ ・既に9時半をまわっていました。

「山鹿市役所勤めの孫と2人住まい」と言われる方が、快く家に迎えてくださいました。5月下旬だというのに山間の村は寒く、炬燵のぬくもりと人の情けの有難かったこと! JAFに連絡を取ってくださり、事故車をひっぱり宿に着いたのは夜中の12時半でした。

後日現場検証でお巡りさんから「車の破損で済んでよかった。ハンドルを切っていたら斜面から 落ちていたかもしれない」あの日のことは一生忘れないでしょう。義妹曰く「義姉さん、よくカーブミラーを数えるなんて思いつきましたねー。励みになりました。」それ以来LEDランプを持ち歩いています。



平成23年5月25日

■ 株式会社日報アイ・ビー主催の「2011 NEW環境展」に行ってきました



20年も続く環境展に欠かさず出掛けています。地球環境・3R・生活環境の一大情報発信の展示場は、地域活動をしている私にとって勉強の場、 情報収集の場になっています。

今年は特に東日本大震災で地震、津波、原発事故を反映して、クールビズ、壁面緑化、節電を取り上げた展示が数多くありました。



写真は
株式会社アイゼットの製品。高性能反射板を利用。居間やオフイスなどの蛍光管を間引き、 反射板を蛍光管に引っかけるだけで蛍光照度が1.5〜2倍アップ。取り付け簡単・節電でき、電気工事も不要というものです。

節電対策で駅やオフイスなどがうす暗く何となく心理的にも滅入ります。ローコストの反射板を取り付けることで、世の中が少し明るくなればいいなーと思ったりしました。

広い会場を歩きまわり、結構ハードな1日でした。


平成23年5月20-2日

■ 鎌倉市民活動の日フェスティバルに展示参加しました

鎌倉を美しくする会は鎌倉学園インターアクトクラブの活動紹介をしました



鎌倉学園インターアクトクラブがまちみがきボランティア活動を始めて2年。学内でその活動が認められ、今年度から正式な部活動として、 発足することになったそうです。その間部員の皆さんは逞しく成長しました。活動の足跡はそこここに…。街もきれいになり感謝の気持ちでいっぱいです。 鎌倉を美しくする会は同クラブの発足当時がらアドバイザーをつとめています。


キープ鎌倉クリーン推進会議はショッキングな公衆トイレの落書き被害を紹介




昨年の展示は、「文字数も多く盛りだくさん」と不評でした。今年は思い切ってスリムに(でも中身は濃い)。これは事件です!見出しにインパクトがある。 と言ってくださった方も。フェスティバルは研鑽の場でもあります。

鎌倉友の会の手づくり「綿ぼうし」保温具を活用したエコ料理講座に参加しました



主婦の知恵がいっぱいのお話。勉強になりました。あと2日是非お出かけください。


平成23年5月20日

■ 道端の草取り 清掃の極意

今日から3日間鎌倉生涯学習センターで、鎌倉NPOセンターと鎌倉市共催の鎌倉市民活動の日フェスティバルが開催されます。

今朝、展示する鎌倉を美しくする会のパネルを自転車に括りつけて、深沢中学校の横を通りかかった時、道端の草をとっている人に出会い声をかけました。

学校の技能員さんと分かりました。「年3回くらい草取りをします。梅雨が過ぎるとまた一斉に草が伸びますしね。きめられた仕事ではなんですけど。」

帰りに見上げたその長い坂道はすっかり掃き清められ、登下校する生徒達に注ぐ技能員さんの優しいまなざしを感じ、清々しい気分になりました。
深沢中学校横の道路"
深沢中学校横の道路
猫車が待機 一心に草をとる人(9時30分)
生徒の通学路は清々しい道に(17時30分) 



平成23年5月5日

■ 大きくなーれ! 未来につなぐ若宮大路シンボルの松並木

連休最後の清掃日。若宮大路一の鳥居から滑川交差点までを植栽に潜ったごみも丁寧に拾い集めました。前日人出が多かっただけに拾い甲斐?がありました。

両側のグリーンベルトには、松並木再生プロジェクトに取り組んでいる鎌倉市政を考える市民の会のみなさんが植えた生命力みなぎる松の若木が、数を増やしていました。

松の若木は、茅ケ崎の防風林から間引かれたものを移植。知恵を使った市民活動ならではのアイデア。2008年にスタートしたこの活動、今日までに17本を数えるまでになったと会員の方に伺いました。

まさに「WE LOVE 若宮大路」今、市との協働事業が進行中とのことです。




平成23年5月3日

■ とってもいい話! 新たな発見! 鎌倉女学院校門前は花いっぱい!

  キープ鎌倉クリーン推進会議は発足当時から、ゴールデンウイークの3・4・5日に若宮大路の清掃を実施、鎌倉を美しくする会も参加して今年で11回目になります。東日本大震災の余波で鎌倉もご多分にもれず観光客が激減。それでも連休に入って人の波も増えました。

3日、若宮大路に面した鎌倉女学院正門前の由比ヶ浜歩道橋階段下に、お花が咲き乱れているのに気がつきました。初めてみる光景でした。歩道橋が屋根代わりになり階段下は乾きやすく、土がむき出しになった場所にごみのポイ捨て。心を痛めていただけにとても嬉しくなりました。鎌倉女学院の生徒さんが植えてくださったと守衛さんが教えてくださいました。
鎌倉女学院正門前"
鎌倉女学院正門前
ノースポール、パンジーが咲きみだれて・・・
由比ヶ浜歩道橋下・花いっぱい! 



平成23年4月20日

■ 4月19日「鎌倉市違反屋外広告物除却協力員」の委嘱式でした! 

鎌倉を美しくする会は1988年発足当時から、ピンクチラシ、サラ金、立て看板、フェンスに取り付けられたブリキ広告など、街中にあふれる違反広告にもがっぷり四つに 取り組み、電話ボックスのチラシを剥すため、NTTから身分証明書を発行してもらったこともありました。

2003年除却協力員制度が出来てから、会員3人が 協力員となり、今回も揃って松尾市長から9年目の委嘱を受け、身分証明書を頂きました。当日の出席者は総数44人中12名でした。



「ピーク時年間8554枚と凄まじい量の違反広告が街中に氾濫していていましたが、昨年度は324枚と年々確実に少なくなっています。」と都市景観課職員から報告がありました。

グラフが示す数字は、鎌倉を美しくする会の活動の一端が塗り込められた活動歴でもあり、感無量でした。

このボランティア活動はどなたでも参加できます。関心のある方は市役所3階の都市景観課窓口へー。


平成23年4月15日

■ 美しい地球を明日へ! 出来ることから省エネ/節電のライフスタイルを! 

3月11日起きた東日本大震災で地震、津波に襲われ理不尽な人生を終えられた人、現在譬えようもない原発事故の三重苦を強いられているいる人々を想い、 被害者ではなくても、「自分に出来ることは何か!」と問いかけ実践に移された人も多いと思います。

私は省エネ講座を受講したことをきっかけに、2007年から毎月の電気・ガス・水道を記録し我が家のエコ度をチェックしていますが、今年3月の電気使用量が116kwh、前月より 40kwhも少なくなっていることに気づきました。

毎日が日曜日、何時でもお茶を飲めるよう使っていた電気ポットを3月11日以降やめたこと、3回の計画停電が数字に反映されました。今後計画停電がないよう皆さんもエコ度を記録しませんか。 無駄な電気に気づき、電気代も安くなり、一石二鳥のおまけ付きですよ。



そこで電気料金領収証を基に、東京電力のホームページ
「省エネライフナビ」を使って集合住宅 2人世帯平均推計データと比較をすると、我が家の光熱費(ガス代+電気代=8,500円)は、ほぼ半分で済んでいることが判りました。↓


暖房はガスを使用、CO2排出量も同世帯の半分という結果でした。↓


パーフェクトではなかったものの、初めて試みた「省エネライフナビ」我が家のコンサルティングの結果に納得。

思い当たる節は2009年5月、宵っ張りの私が使う デスクの蛍光灯をLEDに変えたこと(平成21年6月5日の記事参照)、2010年8月冷蔵庫がこわれ急きょ買い換えたこと。

この間の技術の進歩は素晴らしく、新しい冷蔵庫を使い始めて電気の 使用量は40kwh少なくなりました。更に節電の見直しが出来ないか取り組みたいと思っています。

皆さんも「省エネライフナビ」でチェックしてみませんか! ちなみに交通の便がいいので、車は保有していません。




平成23年3月30日

■ 続編 鎌倉学園 インターアクトクラブも募金活動! 

今日鎌倉学園 インターアクトクラブ顧問の先生から、3月26日の募金活動についてメールが届きました。

このご時世、震災への思いは強く、みなさん積極的に募金して頂きました。
募金で立っていた向かいのイワタコーヒーさんや、 イタリア料理屋さんなど店舗の方も募金して下さいました。皆さんからは「こういう団体なら安心できる」といって募金して下さる有り難い声もありました。 義援金詐欺などの問題も、学生なら無縁と考えてくださったようです。おかげさまで、40万6千60円もの募金を頂き、28日月曜日に 鎌倉市を通じて赤十字社へ寄付致しました。


当日寒風に身を晒しながら、4時間も立ち続け募金活動をされた皆さんご苦労様でした。

2009年同校のボランティア部として発足以来、折に触れ活動を頼もしく見守ってきました。インターアクトクラブは、中学生・高校生部員が一緒に活動する 中高一貫校ならではの良さをいかんなく発揮。地道な活動を通して地域に貢献した足跡は大きく、逞しく成長された生徒の皆さんを頼もしく思います。

同クラブは2年間の実績により、新学期から正式な部活動として認められ、予算もつくことになったそうです。


平成23年3月26日
■ 鎌倉学園 インターアクトクラブも募金活動! 
今世紀最大級と思われる程、日本を襲った東日本巨大地震が残した爪痕は深く、原発事故ともあいまって、復興の道程の険しさをひしひしと 感じます。

被害に遭われた方々が、一日も早く日常の生活に戻られますよう、お祈りするばかりです。

今日、鎌倉駅東口・小町通り入口で
鎌倉学園中・高生インターアクトクラブの皆さんが募金活動されると聞き、定例会の後鎌倉を美しくする会も 寄付をしました。

思いは同じ、通りがかりの多くの人も募金に応じ、箱の中にはお札が多く見られました。
義捐金は日本赤十字社を通じて被災者に届けられるそうです。


平成23年3月20日
■ またしても落書き常習犯 NEED! 
江ノ電・極楽寺駅脇
江ノ電・極楽寺駅脇
ガードレールにNEEDの落書き
トタンの塀に 「Z」 もどき落書き↓拡大 

鎌倉市との協働事業で落書きのないまちづくりに取り組んで2度目の春を迎えました。。。

19日会員から、江ノ電極楽寺駅駅近くの落書き報告があり現場に 行ったところ、例によって常習犯の仕業でした。

同犯人は鎌倉市内いたるところに落書きをし続けており、極楽寺周辺は昨年同時期にも被害に遭っています。

この犯人の所業のために、長年多くの事業所や人々が払ってきたた労力と負のコストは、図り知れません。


平成23年3月18日
■ まち美化 「ごみ減量とクリーンステーション・ごみ出しルール案内板」
未曾有の大災害から1週間が経ちました。東北地方太平洋沖地震→東北関東大震災→東日本巨大地震そして原発事故。

被害の甚大さが明らかになるにつれ、呼び名も変わり、日本列島の下で起こった、とてつもないエネルギーのぶつかり合いがもたらした災害の非情さに、 呆然とする日々が続いています。

それでも被災された方々が、秩序ある行動で助け合いながら、困難を乗り切ろうとしておられることに感動を覚えます。

復興の第一歩は片付けとごみ処理。過酷な日々をなんとか乗り切られるよう祈るばかりです。

大災害の余波で、鎌倉でも計画停電が実施されています。電力供給の3分の1を原子力発電に頼っている日本。福島の原発事故は私たちに省エネを迫る出来事でもあります。 また物流が滞り、まとめ買いが増えるなど、日常生活が変調をきたしています。買いだめの食品等が消費しきれず、ごみとして捨てられるのではではないかと心配です。

鎌倉市は燃やすごみ1万トンを施設を作らず、新たな方策で減らす方向へ舵切りをしました。市民・事業者・行政が一丸となり、ごみの減量・資源化推進のための 「ごみ行動チーム」もスタートします。

最近ごみステーションのごみ出しルール案内板が新しくなり、見やすくなりました。ごみステーションも折りたたみ式箱型が増えごみに対する地域の関心度も高まっている ようです。

災害ごみは仕方がないとしても、日常ごみは一人ひとりが地球環境への気遣いで減らすことができます。使わない電気はこまめに消す省エネも含め、これらは今を生きる 私たちができる未来への最大の贈り物なのです! みんなでトライしましょう!


平成23年3月7日

手広のクリエイトでマイバッグを持参した人の割合を報告したパネルを見たので、店長さんに了解を得て写真を撮りました。

マイバッグの人は支払額から1円差し引き。その分レジ袋とCO2削減になるのです。

マイバッグ持参率は平成20年6月6%、平成23年1月10%で最近は横ばいとなっています。お店の呼びかけと情報発信。もっと関心を持ち行動する人が 増えますように!



キャップを集めて発展途上国の子供たちにワクチンを送ろう!
この分かりやすいキャッチフレーズで、クリエイトのパネルも回収率の増加を示しています。

ペットボトルのキャップ素材はポリプロピレン、容器の素材はPET(ポリエチレンテレフタレート)、リサイクルとは単一素材に分けること。 分別すると資源としての価値も高まります。

キャップは資源としてリサイクル、諸経費を除きその売却益が、発展途上国の子供たちのワクチンに活かされます。知って納得。私たち一人ひとりができること って沢山ありますね。



平成23年2月28日


平成23年2月16日
■  鎌倉市の一等地バス停の美化 「鎌倉学園インターアクトクラブが大奮闘!」
今日は鎌倉駅東口バス停のまちみがき活動をする鎌倉学園インターアクトクラブの部活に参加しました。

長年かけて吹き溜まった土は、レンガの目地にもぐりこんでコケや草も生えていました。その土を鎌を使い目地に沿ってはぎ取る作業です。

雨樋周辺は特に多く、予想以上に時間がかかりました。12人の皆さんのお陰で沢山の土を剥がすことが出来ました。 土を取り除くことで、レンガの劣化を防ぎ、雨どいも長持ちします。

2009年発足以来2年経過、同校のユニークな活動のお陰でまちは確実にきれいになっています。その間、生徒の皆さんの成長ぶりにも目を見張ります。 体験は値千金。このような活動がもっと広がるといいな…私の願いです。


(鎌倉駅東口駅前  一見きれいに見える屋根付き京浜急行バス停)


(バス停の足元は 吹き溜まった土がレンガの目地につまり苔むして・・・)


(詰まった土を目地に沿って鎌でかき出す作業。小一時間で驚くほどの土の量)



平成23年2月15日
■  まち美化みんなで参加 「あまりにひどい!吸い殻のまとめ捨て! 」
今日大船の芸術館通りで唖然とする光景に出くわしました。

鎌倉には昨夜来降った雪が数センチ積もり、今朝一面銀世界に覆われました。

多分駐車した人が積もった雪をいいことに、車内に溜まった吸い殻を良心と一緒に、ポイ捨てしたのでしょう。

白い雪とたばこの白、淡雪と一緒に溶けてなくなるとでも思ったのでしょうか。 「悪しき行為が誰かを煩わせる」ことに思いが至らないとすれば、あまりに悲しいことです。

喫煙は大人にのみ許された楽しみ?なのですから・・・子供に見られる前にと恥じる思いで拾い集め持ち帰りました。


平成23年2月7日


平成23年1月28日
■  犯人に関する情報を!「滑川公衆トイレ内の鏡6枚全てが落書き被害に! 」
滑川公衆トイレ
滑川公衆トイレ
 男子用トイレの鏡
男子用トイレの鏡 

昨年の暮れ、若宮大路突き当りの海岸にある「滑川公衆トイレ内の鏡6枚」全てが、落書きの被害に遭いました。先の尖ったもので書いた無数の 引っかき傷・・・

鏡にどんな顔を写しながら落書きをしたのだろうと、犯人のその心根を図りかねました。

高級住宅が一軒建つといわれるほど公衆トイレは費用がかさみます。水周りの設備が多く維持管理も大変、でもなくてはならない大切な公衆トイレ。

長年待ち望んで、やっと改築された市民の財産なのに、悪意にみちた行為で無残に傷を付けられた鏡を見て、怒りを覚えました。 到底許されるものではありません。

当会は落書きのひどい事実を多くの人に知って頂くために、鏡の落書きを転写しました。


(「落書きは犯罪です。」と警告文 )

鎌倉市は市民の財産・安全を守るため、警察に被害届を出し、鏡に警告文も貼りました。

犯人はこの10年来、LEO、TOMY、TRADE、BS2、DARK、NEEDなど沢山のタギングを使い、落書きを続けており、被害が増大しています。

犯人に関する情報をご存じの方、是非、鎌倉市役所環境保全課(0467-61-3443)まで
お寄せください。


平成23年1月22日
■ まちみがき 「鎌倉学園ボランティア活動にぱったり出会う!」
今日は2つの会に出席しました。午前はキープ鎌倉クリーン推進会議の定例会、午後は鎌倉NPOセンター利用団体懇話会に。

坂の多い鎌倉、最近自転車から電動アシストに乗り換えたので、市役所から大船へ移動するのに銭洗弁天〜源氏山〜北鎌倉コースにしようと思い立ち、 葛原岡にさしかかった時、ぱったり鎌倉学園インターアクトクラブ・ボランティア部の皆さんに会いました。

「樹木が多い源氏山一帯の看板や掲示板が緑色に苔むしているので、きれいに拭きあげる掃除をしています。」

(頑固な汚れ、隅から隅まできれいに! )

同学園のまちみがき活動は、 北鎌倉観光ルートの標識、鎌倉駅地下道や横須賀線ガード下の壁磨きなど、市内に多くの実績を積み重ね、街中は随分きれいになりました。
ご苦労様。本当に有難う! 


平成23年1月17日
■ あの日 あの時 「阪神淡路大震災」
「阪神淡路大震災」が起きた1995年1月17日、鎌倉を美しくする会の定例会でした。

テレビでそのニュースは知っていたものの、出掛ける前あれほどの大惨事が同時刻に進行していようとは、思ってもみませんでした。

帰宅後、その悲惨な状況が刻々伝えられ、火災による二次災害も拡大する現場映像に釘付けになったことを思い出します。無念の思いで旅立たれた方々に 改めて心からご冥福をお祈り申し上げます。

神戸で美化清掃のボランティアをしている人から、もう一つの惨状が届きました。「電気、ガス、水道などのライフラインが止まり、避難所のあちこちで ウンチの山が出来、それを取除くボランティアに追われている。」遠路、カンパで応えるしかありませんでした。

鎌倉を美しくする会は、阪神淡路大震災1年前の1994年、建設予定の腰越行政センターに、災害時用トイレの併設を提言し実現しましたが 、願わくば本番が訪れませんように!


平成23年1月12日
■ 景観は市民の財産 「市民でもできること 行政だから出来ること」 2つの事例
【その1】 まちを歩いてふと気になる風景に出くわすことがあります。北鎌倉駅前もその一つ。いつのの間にか雑多な広告が・・・都市景観課にお伝えしました。 昨日通ったところ広告は取り除かれ、北鎌倉らしい雰囲気が漂いほっとしました。
北鎌倉駅前
北鎌倉駅前
 しっとり魅力ある街並みが台無し
北鎌倉駅のまん前 ほっと安らぐ風景に戻りました 

【その2】 大船駅西口から栄光学園方面に向かう途中、墓地の石垣に釘で取り付けられたブリキ広告がまちを汚くしていました。気にはなっていたものの、月日が経ち 見かねて都市景観課にお話ししたのが昨年の12月。

昨日同課に立ち寄ったところ、「全部広告を撤去しました。電話番号があるところは連絡して はずしてもらい、連絡がつかないところは市が片付けました。」
5枚の広告を除くために、色々ご苦労があった様子。これに限らず、違反屋外物広告除却員をしている私には、その大変さも理解でき、迅速に対応してくださった 職員を頼もしく思い感謝したのでした。


(↑before   ↓after 古い広告物の放置は、
住民が地域に無関心とみなされるなど、防犯上の問題もあります。)


気になる風景・改善できそうな事柄があれば市に提案してみましょう。きれいになるともっと住んでいる街が好きになること 請け合いです。



平成23年1月3日
■ ボランティア事始め 「若宮大路啓発清掃!」
若宮大路
小町通り
 歩行者天国 三の鳥居付近
小町通り 人の波

正月三が日鎌倉を美しくする会は、キープ鎌倉クリーン推進会議主催の若宮大路清掃に参加しました。今年で11回、息の長い活動です。

元日から晴天続き、風もなく穏やかな日和に恵まれ、鎌倉駅から鶴岡八幡宮に続く道は、引きも切らず初詣の人の波で埋めつくされました。

鎌倉市の人口は約17万4千人、年間観光客約1900万人、正月三が日の初詣客は約250万人でその中の13%が正月三が日に集中します。三日間、鎌倉市内は 鶴岡八幡宮を中心に大がかりな交通規制が敷かれ、歩行者天国になります。

清掃参加者は3日間累計で18人、集めた燃やすごみは7袋(45リットル入り)、資源物(カン、ビン、ペットボトル)は2袋でした。

四国から来たという人が「鎌倉はきれいだね。皆さんの作業を写真に撮らせてもらったよ。」この方もきっと地域で活動をしておいでなのでしょう。 共感してくださり、私たちのおもてなしの気持ちが伝わって、清々しいボランティア事始めとなりました。                                                 


平成22年12月27日
■ インターネットって素晴らしい!
今日、川崎市立平小学校4年生担任の先生3人とお会いしました。

来年1月、社会科単元で鎌倉を学習されるそうで、市民によって鎌倉の景観が保たれている事例として鎌倉を美しくする会のベンチ設置活動に焦点を絞り、 教材にするための取材に来られたのでした。

情報源はインターネットと伺い、改めてインターネットの威力を知りました。

まさかのまさか、Web作成は夢のまた夢と思っていた私が、曲りなりにも情報を発信することが出来るまでになったのは、鎌倉NPOセンターの市民活動団体Web 支援講座のお陰、感謝の念でいっぱいになりました。


平成22年12月17日
■ 「大船駅笠間口周辺の落書き・貼り紙」横浜市栄区役所との連携
めっきり少なくなっていた大船駅東口商店街に、9月新手の貼り紙と落書きのタグを発見処理し、一件落着と思っていたところ、12月15日たまたま通った大船駅笠間口 周辺の栄区役所所管の施設4か所に、9月発見処理済と同じ貼り紙3枚を発見。所在マップを作って担当課に情報提供に伺いました。

対応してくださった職員の方は鎌倉市にお住まいだそうで、「鎌倉は落書きがなくなり、きれいになりましたね。」

栄区も大船に続く県道203号線の長年放置してあった落書きを最近消され、この沿線は随分きれいになりました。


平成22年12月1日
■ 「広報かまくら 12月1日号 」
広報かまくら12月1日号の1面はまち美化特集です。

まち美化はまちづくりの第一歩。21世紀を迎え鎌倉市は新世紀に呼応し、未来に美しいまち鎌倉を引き継ぐために、様々な条例等の整備をしました。

「みんなでごみの散乱のない美しいまちをつくる条例」(2001年3月)、まちの清掃の新しい仕組み「アダプト・プログラム」(2000年10月〜)導入とスタート、 「鎌倉市落書き防止条例」(2004年12月)、「鎌倉市路上喫煙防止条例」(2008年9月)。

よく「条例をつくってもまちはきれいにならない」といわれる中で、まち美化に参加する人々や活動する団体も増え、観光地鎌倉の面目を保つまでになりました。

鎌倉を美しくする会もこれら施策づくりに深く関わりました。願わくば住む人も、来る人も、もっともっと多くの人がまち美化に参加し、愛される鎌倉がいつまでも美しくありますように!


平成22年11月20日
■ まち美化「山崎西子ども会 通い道クリーン活動」
朝8時20分頃、且O菱電機鎌倉製作所(上町屋)のフェンスに沿って、レジ袋を持ち割りばしを使ってごみを拾いながら移動している、10数人の小学生 に出会いました。

つい立ち止まって話しかけました。山崎西子ども会の皆さん、2か月に1回清掃活動をしているのだそうです。

裏通りはともすればごみのポイ捨てがされやすいところ。普段この時間帯に通らないので知らなかった。いい光景に出会って清々しい気持ちになりました。みなさん本当に有難う!


平成22年11月16日


平成22年11月15日
■ 「第12回アダプト・プログラムシンポジウム2010」に参加しました
社団法人 食品容器環境美化協会が提唱するまち美化の手法アダプト・プログラム」のシンポジウムは、今年で12回目。

基調講演「知恵の出し合いで豊かな公共サービスを創る」 講師は佐賀県庁最高情報統括監 川島宏一氏。日本で初めて
「国連公共サービス賞」を受賞されただけあって驚きの内容でした。

その他、磐田市の事例・お隣さん同士の事業所がまち美化に取り組んでいる様子。

西濃環境NPOネットワーク、ぎふ・エコライフ推進プロジェクト実行委員会の事例報告は、まち美化を環境の一つと位置付け、3R推進も合わせて ぎふ・エコライフプロジェクトについて 多角的にスピーディ確実に成果を上げた仕組み作りを報告され、その鮮やかさには目を見張る思いでした。

西濃環境NPOネットワーク事例発表者が市の職員と聞いてビックリ!地域を網羅した手際の良さとその成果。時代の変革を感じ有意義なシンポジウムでした。

  行政担当者が多い会場に、今年は鎌倉市職員の参加がなかったのが惜しまれます。


平成22年11月06日
■ 「鎌倉学園・由比ヶ浜歩道橋をみがく!」
由比ヶ浜歩道橋
由比ヶ浜歩道橋
階段の隅の土を丁寧に除く
錆びの原因になるコケを除く

まち美化活動の情報交換をしている鎌倉学園高校インターアクトクラブから、「10月28日由比ヶ浜歩道橋の清掃をしました。」と写真添付のお知らせが 届きました。

歩道橋は清掃されることが少なく、隅には土がたまり、コケや草が生え金属の劣化に繋がり、修理には多額の費用を要します。写真には土と苔を除き、壁面をブラシで こすって清掃している生徒の皆さんの様子が映っていました。

「日本橋の汚れを高圧洗浄で洗う」「1936年建設の国会議事堂は洗浄作業がもうすぐ終わりお披露目」つい最近のニュースです。

鎌倉学園まちみがきボランティアはユニークでオモシロイ! 大がかりなことでなくても、日常取り組めるこのような地域活動もあることに共感する人が増え、ボランティアの輪が広がると いいなーと思いました。


平成22年11月3日
■ 優れもの掃除用具で手広バス停の清掃をしました
民家の長い塀の一角、車の往来も多くバスも頻繁に来るこのバス停は、乗降客も多く2台設置したベンチ周辺は、以前より少なくなったものの、 ごみの置き去りが気になる場所です。

自転車でベンチの見回りをしており、以前からコンパクトな掃除用具がほしいと思っていた矢先、お店でブラシがちり取りの柄に一体化して収まる用具が目にとまり 買い求めました。

草取りと巻き上げられ隅に溜まった土をしブラシで効率よく集めることができました。その量袋一杯にもなりました。今後大いに活躍しそうです。
手広バス停藤沢方面
手広バス停藤沢方面
ちり取りとブラシの収納ばっちり
リフレッシュすっきり



平成22年10月7日
■ まち中の 「リサイクルBOX」 みーつけた!
資源を輸入に頼っている日本。
日々の生活から出るごみも中にも、よく見れば鎌倉市では資源物として収集いないもののなかに、再利利用できるものが混じっています。

保冷剤を回収している紀ノ国屋→
入口に回収箱が置いてあります。

「◆お客様各位◆
保冷剤回収 ご協力をお願い致します。」

←鎌倉市市民活動センター運営会議
通称
鎌倉市市民活動センターは、市民活動を支え、共に歩む中間支援組織で、 常時古本・インクジェットカートリッジを回収しています。

回収された古本・インクジェットカートリッジは業者が引き取り、何がしかのお金が キャッシュバック、同センターが市民活動を支える鎌倉ファンドに活かされる仕組みです。

資源の再利用と間接的に市民活動を支えるこの活動に、 あなたも参加しませんか!


平成22年10月3日
■ 海岸美化「20周年おめでとう! クリーン・オーシャン・パーソンズ」
    (Clean Ocean Persons 通称C.O.P.)


(横浜国際ホテルにて祝賀パーティー)

1990年、相模湾を囲む13市町と神奈川県が、海岸と海浜の有効利用をテーマに、半年間「サーフ90」を開催。それまで13市町が個々にしていた海岸清掃を、 サーフ90を契機に設立されたかながわ海岸美化財団が、連なる一つの湾と見立て清掃する仕組みも確立されました。

相模湾でビーチクリーンアップ活動をしているボランティアグループの
C.O.P.は、サーフ90の 年に発足しました。

新年活動の事始は、由比ヶ浜海岸清掃後、鶴岡八幡宮に初詣、鎌倉で総会を開くことが恒例になっており、鎌倉を美しくする会も総会に出席するなどの お付き合いが続いています。

祝賀会は大いに盛り上がりました。当時高校生だった人も、今や社会の中堅どころ。小さい時からお父さんに手をひかれて参加したというお嬢さんも、今は高校生。

「C.O.P.の会員になることが当たり前と思ってる。」と頼もしい二世会員。

C.O.P.が20年も続いているのは、出入り自由、しかし代表、事務局が大黒柱のようにしっかりしていること、何よりも楽しいこと。。。でしょうか。 30年の祝賀会を約束してお開きになりました。


平成22年10月2日
■ まちみがき 「鎌倉学園・横須賀線高架下のタイルを磨く!」
部活動として、まちみがきに取り組んでいる鎌倉学園インターアクトクラブ顧問の先生から、「先月の25(土)と29(水)に、高架下鎌倉駅側の壁磨きを 清掃いたしました。」と写真を添えて便りが届きました。

この場所もかつて落書きが頻発し、消去に追われた場所。

このような活動もまた、落書きしにくいまちづくりに大いに貢献している事を思い、感謝の念で いっぱいになりました。


平成22年9月28日
■ 鎌倉再発見「国勢調査」
只今国勢調査員を拝命し、鎌美会のホームページ更新が滞っており、申し訳ありません。

国勢調査は、日本に住んでいる外国人も含め、全ての人が対象となる国の最も基本的な統計調査です。

鎌倉市は今回約174,000人、約73,000世帯が対象となり、1,330調査区を約800名の国勢調査員が担当しています。

調査員確保も大変だったようで、友人からの誘いもあり、今回調査員をお受けしました。

調査区は近くでも、40年近く住んでいる鎌倉で、一度も行ったことのない行き止まりの住宅地があったりして、鎌倉再発見をしました。

個人情報保護法で、調査票の提出方法も変わりました。以前は調査票の内容確認も調査員の仕事でしたが、今回は密封提出。膨大な調査票の 整理に当たる人の負担が少しでも減るようにと、戸別訪問で説明に気配り。

直接手渡し出来た方からは、「ご苦労様」と声を掛けてくださり協力的でほっとしました。



平成22年9月7日
  ■ まち美化「玉縄地区のバス停ベンチツアー」
鎌倉を美しくする会が、1台に5口の支援者を募りバス停にベンチを設置しようと活動を始めてから、早いもので6年経ちました。

昨年、5年の占用許可更新の時期を迎えた25台について、更に3年維持管理をしようと1台のベンチに3口の支援者を募り、ステッカーもこれまでの ラミネート樹脂からアルミにグレードアップ、21箇所のバス停に設置した25台のステッカーを全て交換し、表面もグラインダーで磨きました。

おニューのステッカーは、今回の支援者と、5年前の支援者とを並べて貼ってあります。

島の神バス停(大船方面)の事例

今日は、その後の様子を見て回りました。スタートは〜

@【公会堂前】
大型ショッピングモール・コウナンに加え、9月1日湘南鎌倉総合病院が移転したせいか、車の量は大変なものでした。 バス停はきれいでしたが、ベンチの下に草が沢山生えていたので、草取りをしました。
コウナンの敷地内も夏草が生い茂り、草むらにバス待ちの人の仕業と 思われるポイ捨てごみがありました。
A【陣屋坂】
近くに大きな賃貸マンションがあり、管理会社が歩道の街路樹根元も手入れをしてくださるようで、バス停も周辺一帯も きれいでした。


B【久成寺】
手入れの届いたお寺の山門前で、上屋付きの風格のあるバス停なのに、利用者の中にはマナーが悪い人も・・・吸い殻が 無数に散乱残念! 全て拾い集めました。車道の側溝にも吸い殻の投げ捨て。バス停案内板には大きく禁煙の文字があるのに。。。


C【島の神バス停(藤沢方面)】
ベンチの横にがっちりした蓋つきのごみ箱。自治町内会で管理されるのでしょう。ここは街路樹の根元に お花を植えるなど、しっかりした地元住人のつながりが伝わってきて、いつもきれいで感心します。


D【島の神バス停(大船方面)】
あ〜あ、同じ島の神でも大船方面のバス停は、吸い殻が散乱。人間の心理って厄介ですね。拾い集め た数40本でした。


D【植木谷戸バス停(大船方面)】
植木小学校の近くで、地域の人たちが登下校の子ども達を守るために熱心に取り組んでおられると聞きました。バス停の頭上にある歩道橋も、以前は貼り紙、 落書きだらけでしたが、2005年塗り直されてからは被害もなくなりました。バス停周辺もきれいでした。


E【番外編】関谷小学校近くの交通標識に手書きの貼り紙を見つけ、近くの会社・スズケンさんから踏み台を借りて剥がし、ついでに苔むし汚れた 交通標識2枚を雑巾できれいに拭きあげ、スッキリ!

関谷小学校の近く
関谷小学校の近く
交通標識に貼り紙→
表面の汚れを拭き取りました

関谷小学校の近く
関谷小学校の近く
交通標識の汚れ→
近くの会社からのもらい水で掃除 すっきり!

F【関谷インター】
鎌倉市内バス停の中でワーストワン! かも。。。掲示板のガラスは割れたまま永い間放置。飲料用空き容器が散乱。 2005年ループ状関谷インター歩道橋パネルの落書きを、玉縄中学校生徒さん達と総勢40人で鈴なりになって消去した頃と、何ら変わっていません。

バス停利用者の殆どは地元住民と思われるのに、この無関心ぶりは、地域の防犯上問題があるように思えてなりません。

関谷歩道橋
関谷歩道橋
(2005年9月 玉縄中学校生徒の皆さん)
(2005年9月 玉縄中学校保護者の皆さん)

バス停ベンチから、人々のモラルや住んでいる街への関心度が垣間見えるツアーでした。



平成22年9月2日
  ■ 「まちづくり 落書きNO!」のひろがり
市民団体の活動に加え、新たに県立鎌倉高校落書き発見隊の発足が紹介されました。

(9月2日毎日新聞)

既に昨年から部活動としてスタートした、まちみがき活動の実績がある鎌倉学園高校インターアクトクラブも、参加してくださることになりました。



平成22年8月28日
  ■ 「まちにでようよ!」 「まちをみがこう!」
鎌倉学園インターアクトクラブ顧問の先生が、夏休み中のボランティア活動の様子を写真に収め、送ってくださったのでご紹介します。 「何かボランティアをしたい。」と思っている方のヒントになれば幸いです。

また地下道や裏八幡を通られるとき、心地よい汗を流してくださった生徒のみなさんの息吹を感じてくださると、あなたもきっと心が豊かになると思います。

8月28日手すり磨きの仕上げをしました


8月12日裏八幡の苔むした手すり磨きをしました


8月19日身近な用具で鎌倉駅地下道のタイル磨き


足下のジュース染みをブラシで磨くと、けっこうきれいになりました



平成22年8月20日-2
  ■ まちみがき「鎌倉駅地下道タイルがピカピカに!」
 鎌倉学園高校インターアクトクラブのユニークな活動

違反屋外屋外広告物除却キャンペーン参加のため、集合場所の鎌倉駅東口に向かう途中、地下道のタイルが頬ずりしたくなる位、きれいに拭きあげてあるのに気が付きました。

去年誕生した同校の部活動は、私どもの活動と相通ずるため頼もしく思っていました。



顧問の先生にお尋ねしたところ、「鎌倉市道水路管理課の許可を得て、ガラス・タイル画を除き、昨日壁面タイルの清掃をしました。八幡宮の苔むした手すりの清掃も、 8月12日9割方終わらせました。」

由比ヶ浜海岸の飛び砂戻し、釘拾い、花火大会の散乱ごみ防止ボランティア参加など、積極的に社会参加をし、逞しく成長している生徒さんたちに心から感謝しました。



平成22年8月20日
観光客でにぎわう小町通りをキャンペン ■ 今年も参加 「違反屋外広告物除却キャンペーン」効果のほどは???

今日神奈川県内一斉に行われる、違反屋外屋外広告物除却キャンペーンに参加しました。鎌倉駅東口に集合、小町通りコースと若宮大路コース 二手に分かれて回りました。

小町通りは今、クモの巣電線をなくす無電線化工事が進行中で、一部電柱が取り払われた処は「え?こんなにゆったりした道だったの?」 と思える程広く感じました。

唯でさえ道が狭い観光地鎌倉。災害時避難通路としての役割もある道道に、常時はみ出し広告や商品が溢れています。

平成23年完成だそうで、これを機会に地元商店会が自主ルールを作り、誇れる商店街にしてほしいと願いました。



平成22年8月14日
■ 身近な環境問題・変わりゆく生態系を見つけた 「タカサゴユリ」
群れ咲くオオキンケイギク
鎌倉市役所内敷地
(群れ咲くオオキンケイギクマンション敷地)
(群れ咲くタカサゴユリ 鎌倉市役所内)

昨日市役所に行った時、タカサゴユリがあちこち群生しているのに気が付きました。若宮大路でも見ましたし、市内あちこちで 見かけるようになりました。

初めて気が付いたのは5年前6月18日、やはり市役所内敷地でした。1本楚々として咲くその姿に「なぜこんなところに」と思いつつ、 心和んだものです。

ところが今年は事情が違います。縄張りが広がった感じで、愛で楽しんでいていいものかしらと心配になってきました。

神奈川県花は山ユリ。近くの崖に季節違わず咲いていたその花を、何十年も見続けていたのに、繁茂することなくその崖も削られマンションが 立ち、幻の光景となってしましました。

球根で増える在来種に比べ、花の後にできた莢に、100〜200個の種子ができるタカサゴユリは、猛烈な勢いで繁殖し 希少な在来種を脅かすそうです。

台湾が原産地というこの花は、今年の猛暑がお気に召したのかも知れません。

5月下旬〜7月上旬に咲乱れる、コスモスに似た北米産のオオキンケイギクも、同様に生命力が強く種子によって爆発的に増え、希少な在来種が 消えつつあるといいます。春先に咲くナガミヒナゲシも要注意です。

私たちの周りで静かに変化していく光景。見過ごすことなく在来種を守るために、私たちに出来ることを実行しましょう。種子が広がる前に摘みましょう。 今なら間に合います。。。


平成22年8月6日
名越クリーンセンター煙突とその裾にいる子ども達 ■ ごみ施設見学の引率参加
NPO法人 鎌倉リサイクル推進会議企画のごみ施設見学のスタッフ参加をしました。

市役所に集合し、マイクロバスで移動。
@名越クリーンセンター A笛田リサイクルセンターの缶・ビン選別とミックスペーパーの中間処理施設  B容器包装プラスチックの中間処理施設を見学しました。

百聞は一見に如かず。夏休みで、子ども達も参加し質問もあり、有意義な見学会でした。

何度も行っているのに今日初めて知ったこと。今墨田区に建設中のスカイツリーには遠く及ばないけれど、名越クリーンセンターの煙突の高さは90m。 そしてこの煙突を支えるために、同じく90m地中を掘って基礎が埋め込まれている。

鎌倉市のリサイクル率は5年連続1。
ごみの分別とリサイクルが進んだ結果、燃やすごみの半分が生ごみだそうです。

生ごみの中には、買ったまま封も切らずに捨てられるもったいない食品も多く、

1位 竹輪  2位 豆腐  3位 冷凍食品

私の提案:スイカの皮も食べましょう!
@スイカの皮の外側をむき、白い部分を薄切りにし軽く塩をふります。
A食べる直前水気を切り、花かつおをかけ、醤油を少々かけます。

帰りのマイクロバスでお話ししたところ,おお受けでした。


平成22年8月5日
■ 逗子市役所が設置した駅前バス停ベンチ
逗子市JR駅前バスターミナル
逗子市JR駅前バスターミナル
(逗子市が設置したバス停ベンチ)
設置者を明記したステッカー拡大)

会で街中ベンチに取り組んでおり、昨年11月、逗子駅前バス停で、目ざとく 「管理者 逗子市都市整備課」とステッカーが貼ってある、新しいベンチ2台に気が付きました。

今日、逗子に行く用があり、途中名越トンネルなど道中の落書きチェックもしたいと思って、ママチャリ自転車で出かけたついでに、駅前のバスロータリーに 立ち寄ると、なんと12台に増えていました。

鎌倉を美しくする会がバス停ベンチに着目したのは2002年のこと。市内には背もたれに広告付きの粗悪なベンチが溢れ、1ヵ所のバス停に9台置いてある 場所も・・・ごみが散乱し、壊れたベンチも放置されたまま。国際観光都市というには余りにもひどい光景でした。

私たちはこれらベンチが違法だと知りビックリ。現状を知りたくて、市内バス停全450ヵ所の調査をし、その結果を基に、2003年関係者(警察、行政、バス会社) と現状認識・情報の共有・解決策に向けて懇談会を持ちました。

同年5月、「イギリスのメモリアルベンチ寄贈」をモデルにした提言を行政にしましたが、実現には至りませんでした。

ひと月遅れの6月、東京都が「メモリアルベンチ寄贈を全国から募って、日比谷公園に100台の設置する。」とメディア発表しました。 1台15万円または20万円。寄贈者のメッセージ(40文字以内)プレートをベンチに貼る。維持管理は7年東京都がする。」というものでした。

11月、鎌倉を美しくする会は、改善の糸口が全く見えないなかで、論議を尽くし、ベンチで憩う街づくりをスタートさせました。

大海に漕ぎ出す小舟にも似て、不安だらけの出発。ベンチ1台に5口の支援金を募り、共同寄贈方式により良質な街中の家具・ベンチを設置する壮大な活動は、 支援金行脚に明け暮れました。

あれから10年、お陰さまで65ヵ所のバス停に75台設置、違反ベンチ172台を撤去することが出来、街並も整い、景観の質の向上にも寄与することが出来ました。 多くの方々にご支援頂いた賜物と心から感謝しています。

その間故意にまたは過失により壊されて、補修を余儀なくされ、ステッカー剥がし、落書き、たばこの火の押し付けなどの被害にも遭いましたが、ベンチは今も全て健在で 地域のお役に立っています。

この活動を通して私どもは、維持管理の大切さを学びました。体力もないまま走り始めたベンチ設置活動は、一定の成果を得ながらも、今後はメンテナンス費用などの ハード面は行政が担い、ソフト面の清掃作業などを地域が担うルールづくりが必要ではないかと思ってます。

よりよい景観と地域環境を守り続けるために、避けて通れないこの問題について、2009年1月横断的な関連課との話し合いを持ち、問題提起を しました。現在市側からのビジョン回答待ちです。

(あれから1年半。。。  それにしても時間がかかりますね〜〜〜)


平成22年8月3日
■ 「9月10日は屋外広告の日」(街中の広告ルールを広めるキャンペーン)
大船駅東口バスターミナル
大船駅東口バスターミナル
(県道301号線に面した歩道の柵)
(大船駅東口バスターミナルの市施設配電盤)

街中で見かけるお店の看板や広告には約束事(神奈川県条例)があり、違反していないかを見回るボランティアを「違反屋外広告物除却協力員」 といいます。

    鎌倉を美しくする会会員も鎌倉市から委嘱され、4人が協力しています。

日暮れ時、大船駅東口バスターミナルの鎌倉湖畔行きバス乗り場近くの分電盤に、シールが沢山貼られていることに気づきました。良く見ると歩道側の 柵にも貼ってあり、合計21枚をその場で剥がしましました。

良い子の皆さん、これは違反ですよ。(いや、大人かも知れませんね〜)

9月10日屋外広告の日に先駆け今年は8月20日にキャンペーンがあり、参加の予定です。


平成22年7月28日
■ まち美化 ボイ捨てしにくいまちづくり 「プチボラ 草取りをしました」
大船駅東口バスターミナル
大船駅東口バスターミナル
(歩道の草はごみを呼びやすい)
(すっきり・ポイ捨てがしにくくなった?)

「ちょこっとボランティア」「プチボラ」と言うそうです。
自転車でよく通る、交通量の多い歩道の草取りをしました。

暑い最中、見通しの良い歩道の隅にへばりつき、けなげに頑張っている夏草が帯状に延びています。場所は大船駅東口バスターミナル線路際。ここは人待ちにも よく使われる場所。その中には、ちょっと一服、飲み物の空き容器やたばこの吸い殻を置き去りする人も・・・

どういうわけか、草が茂っていると、人は心理的に草もごみとみなしたがり、ごみの置き去りが増える傾向にあります。すっきり見通せる歩道。ポイ捨て…  ちょっと待って。。。
私の想いが、あなたのハートに伝わりますように!!!

【追記】7月30日夕方通った時はとてもきれいでした。


平成22年7月24日
■ 異常で執拗な落書き犯! 怖〜い話 ぞ〜っとする話!
午前キープ鎌倉クリーン推進会議の定例会があり、炎天続きの中午後鎌倉駅からスタートし、若宮大路〜滑川〜国道134号線を藤沢市境まで自転車を走らせ、 落書きチェックをしました。

若宮大路の突き当りベンチ周辺に沢山散乱している吸い殻を拾っていると、3か月前大阪から仕事で東京に来たという若者2人が声を掛けてきて 、「鎌倉の海はきれいですね。今日来てよかった! 満足しました。それにしても吸い殻はひどいですね〜。僕たちは吸いませんけど」(近くに路上 喫煙防止条例の看板があるのに、喫煙者の目には見えないようですね〜 残念)

若者には海がきれいと褒められたものの、残念なことにその後大量の落書き、それも大きな落書きを沿道で見つけました。)

7月19日法事があり、マイクロバスで腰越〜国道134号線〜滑川交差点〜若宮大路〜鎌倉駅東口まで移動した時は、沿線に小さい手書きの貼り紙2枚を 見つけただけでしたから、犯人は7月19日夜から7月23日の間に書いたことになります。

この落書き犯は10指に余るタギング(TOMY,TRADE、NEED6929、BS2、GAL、LEOなど)を持ち,2000年頃から繰り返し犯罪を 続けているのです。その被害額は数千万円にものぼるでしょう。その執拗さ、許されるべきではありません。しかし多くの善良な市民は、壊されていく 景観とその被害の怖さを気付かないでいます。

くたくたになって家にたどり着いた時、テレビが熱中症で亡くなった人のニュースを報じており、わが身に置き換えぞ〜っとしました。


平成22年7月23日
■ 落書き防止活動 県立鎌倉高等学校に 「落書き発見隊」 誕生!
今日、落書き防止活動についてお話をするために、鎌倉高校に行きました。その経緯は・・・

NPOセンター鎌倉を拠点に活動している鎌倉を美しくする会7月定例会の折、センターの事務局長に、鎌倉高校のO先生を 紹介されたのがきっかけです。

聞けば同校は、鎌倉から生き方を学ぶ協働事業「かまくら学」に取り組んでおり、生徒の参加の場を求めているとのこと。 O先生は鎌倉を美しくする会の落書き防止活動に興味を示され、当会も協力を快諾し、24人の希望者に事前説明をするため 学校訪問となりました。

落書きを消したり、貼り紙をはがしたりする作業は、手続きや技術の問題もあるので、早期発見・早期消去を目指し発見・通報活動をする ことになりました。

【説明のポイント】
  • 落書きは犯罪であり、刑法「器物損壊罪」懲役3年以下または、30万円以下の罰金刑 
  • 現行犯逮捕。元通りに直すために、500万円弁償を求められた事例もある 
  • 鎌倉ルールの落書きとは:
      スプレーペンキなどの絵やタギング、型紙使用のステンシル、手書きや印刷の貼り紙 
  • 落書き現場を見つけたら110番 
  • 落書きを見つけたら環境保全課へ連絡 電話0467−61−3443〈内線2782)
      落書き現場、落書き場所、落書き形態〈落書きor貼り紙)、町名、番地を伝える


  • 「鎌倉高校 落書き発見隊」と決まりました。生徒の皆さんの自主的な活動に、鎌倉市も期待を裏切らぬよう、迅速に応えてほしいと思います。


    平成22年7月21日
    ■ 散乱ごみ防止活動 「ごみは袋に入れてお持ちください! 分別にご協力ください!」
    今年は気温が高く風もなく見物客には厳しかったものの、鎌倉花火は最高で、浜や沿道を埋め尽くした人々を魅了し、花火が 打ち上げられるたびに、大きな歓声が沸きました。

    プログラムが一新され、その中に晴れがましくも鎌倉を美しくする会、 キープ鎌倉クリーン推進会議の活動が紹介されました。


    (今年から新しいスタイルのプログラム登場)

    松尾市長・小林実行委員長
    鎌倉体育館前
    (松尾市長・小林実行委員長のご挨拶)
    (散乱ごみ防止・袋配り 鎌倉体育館前)

    大会責任者 松尾市長(観光振興推進本部長)、小林実行委員長からご挨拶がありいざ出陣。

    散乱ごみ防止啓発活動には会員の他に、毎年参加の三菱東京UFJ銀行(平塚・茅ケ崎・湘南台・藤沢・大船・鎌倉夫々の行員さん) 、NPO鎌倉ガイド協会、鎌倉学園高校生など総勢50人が5か所のごみステーションに分かれ、ごみ袋を配りながら、ごみのポイ捨てを しないよう呼びかけました。

    生き生き、きびきびとした目を見張る活動ぶり。頼もしい限りです。午後4時から9時の長丁場、皆さん本当にご苦労様でした。

    この活動は今年で10回目。マナーアップの手ごたえを感じています。


    平成22年7月8日
    散乱ごみ防止の呼びかけと袋配り ■ 「花火も見ながらボランティア」募集中!
    まち美化市民団体キープ鎌倉クリーン推進会議が、鎌倉花火大会の散乱ごみ防止啓発活動ボランティアを募集しています。

    ●どんな仕事なの?ごみステーション5か所で、観覧者に散乱ごみ防止の呼びかけと袋配り、花火終了後ごみ分別 協力のお願いをします

    ●だれでも参加できるの?高校生から80歳までの健康な男女ならどなたでも。事前の申し込みが必要です

    ●日程は?7月21日(水)午後4時〜午後9時(雨天・荒天の場合は22日に順延)
    鎌倉市体育館2階会議室に午後4時集合。 弁当と飲み付きです(22日順延の場合は午後5時集合)。

    ●持ち物・服装は?汚れていい服装で。タオル、軍手を忘れずお持ち下さい

    ●申し込みの受け付けは?7月16日までに鎌倉花火大会実行委員会(観光課内。
    61−3884へ

    大勢の人が集まる行事につきもののごみ問題について、1999年鎌倉を美しくする会が鎌倉市に提言し採用された拠点回収方式は、それ以来定着し、 毎年、私どももボランティア参加をしています。

    平成22年6月16日
    玄関を埋めた木綿の古着 ■ 木綿の古着 再度のご奉公
    6月8日見送った故人は一人住まい、近所なので親族から家の整理を頼まれました。

    「男やもめになんとやら」とは縁遠く、きれい好き・生活感漂う室内の整理を開始。

    衣類はどれもこまめに洗濯が行きとどいてました。「そうだ、関谷のプライエムきしろに寄付しよう。」

    同介護施設が、入所者お世話用の
    使い古し木綿布を必要としておられることを思い出したのです。

    お電話したところ来てくださることになり、2日に亘った引き取り数は14袋にもなりました。お陰さまで当方も 大変助かりました。

    車まで荷物運びの往復をしながら汗だくのYさん。「私どもも、あちこちに使い古しの清潔な木綿布の 提供をPRしていますが、なかなか集まらないのです。」

    特別養護老人ホーム〈鎌倉プライエムきしろ〉の電話番号は0467-48-2101です。


    平成22年6月9日
    ■ まち美化と私のメモリアル
    昨日は身内の告別式でした。式場から遺影を抱きマイクロバスで大船、小袋谷、北鎌倉、
    雪ノ下、大町、名越そして逗子の斎場までを 往復しました。

    (故人から入院の付き添いを頼まれたのが4月12日。それ以後足しげく病院に通い快復を願っていたのに、6月に入って 容体が急変し、闘病むなしく帰らぬ人となりました。)

    マイクロバスの車窓から、鎌倉を美しくする会が設置したバス停ベンチが次から次に目に飛び込んできて、この活動に仲間と汗を流した日々、支援者 依頼に奔走した日々を思い出しました。

    また、街中にあふれていた落書き消しも、仲間と一緒に気の遠くなるような作業を重ね、沿道の眺めは今、快適さと憩える鎌倉らしさを取り戻し、 心地よい屋並みが続きます。

    不謹慎にも私はふと遺影と自分の肖像が重なり、北鎌倉駅前バス停ベンチで憩う数組の人々にも満足し、鎌倉らしいこの風景がいつまでも守り 続けられるよう祈ったのでした。


    平成22年5月22日
    ■ 市民活動の日フェスティバルに参加しました
    5月21日〜23日鎌倉生涯学習センターで開催の市民活動の日フェスティバルに参加しました。 今年は展示パネルコンテストや、子どもたちも参加出来るスタンプラリーなど新しい趣向を凝らした企画も加わりました。

    松尾市長がお忙しい合間を縫って挨拶に駆けつけてくださいました。
    5月21日オープニング松尾市長も駆けつけて
    かまくら子育てグループの活動
    (オープニング松尾市長のご挨拶)
    (かまくら子育て支援グループのイベント)

    キープ鎌倉クリーン推進会議は、協働事業落書きのないまちづくりの成果を纏めて展示し、 鎌倉を美しくする会は、昨年思いがけないベンチ設置の支援申し出が実った二つの話題をご紹介しました。

    若い人の参加も増えたように思います。実行委員会の方々は大変だったことと思いますが交流の輪が広がるいい機会としても 意義あるものでした。
    キープ鎌倉クリーン推進会議
    鎌倉を美しくする会
    (落書きのないまちづくり・キープ鎌倉クリーン推進会議)
    (ベンチ設置活動2つの話題・鎌倉を美しくする会)



    平成22年4月30日-2
    ■ 鎌倉を美しくする会 「悲しかった 悔しかった 仲間の旅立ち」
    今日はOさんの告別式でした。リタイア後2006年入会されたOさん。会員の平均年齢も少し若がえり、頼もしい存在でした。

    和賀江島石碑 心ない落書き
    和賀江島石碑
    (石碑の裏に書かれた落書き1999年の文字も)
    (石碑を痛めぬよう細心の注意 在りし日のOさん)

    同年5月、サーファーの協力も得て、鎌倉市材木座・和賀江島一帯の落書きを消しました。和賀江島は1232年築かれた現存最古の港湾施設で、国の史跡にも指定されています。

    故事を記した石碑の裏の落書きを、素材を痛めぬよう丁寧に消してくださったOさん。

    その後も積極的に会の活動を支えてくださったのに・・・病が癒えて元気なお姿を待ち望んでいた願いも叶わぬものになりました。

    ご本人はもとより、よき理解者として活動に参加してくださった仲間を失ったことは、会にとって譬えようもなく悲しく、理不尽なことのように思えてなりません。

    「短い間だったけれど、鎌倉を美しくするために一緒に汗を流してくださってありがとう!」


    平成22年4月30日
    鎌倉駅西口線路沿い ■ まち美化 「見知らぬ人に有難う!」
    新緑の目に映える季節。鎌倉駅西口を出て駐輪場前を通り過ぎたところから、線路沿いにカナメモチの生け垣が続き、新芽が美しい時期を迎えています。

    以前このあたりがごみのポイ捨てもあったことを思い出し、周辺の事情をよく知っている人にお尋ねしたところ、個人で手入れをしてくださっている人の 存在を知りました。

    観光客の密度が高い鎌倉。散乱ごみは避けて通れない問題ですが、さすがにこのあたりはごみもに見当たりませんでした。 「きれいだと捨てにくい」植木のお世話をしてくださっている方に感謝しつつ通りました。


    平成22年4月7日-2
    ■ 鎌倉市まち美化応援団 高知市から嬉しい花便り

    (季節感あふるる嬉しいお便り)

    先日「鎌倉には実際にお邪魔したことはないのですが、私事で思い入れのある地域です。市や市住民の皆様の活動に何か協力出来ればと思い、県外の私でも 可能な寄付行為を出来る団体をネットで探しておりましたところ、こちらの会を知りました。自然環境やバス停のベンチのことなど、自分の住む地域のことも 思い浮かべながら興味深く読ませていただいています。

    バス停ベンチの維持活動への参加方法や、その他、会への寄付制度などありましたら詳しい内容を案内していただけませんでしょうか。」と高知市のMさんから メールが届きました。

    そして今日は定例会の日「支援金を振り込みました。“鎌倉の街が大好きです”」とメッセージも添えてありました。会員にも披露し長谷の大仏前のベンチに使わせて頂 くことにします。ネットが取り持つご縁に感謝しつつ、Mさんのお人柄に想いを馳せました。


    平成22年4月7日
    ■ 卒論のテーマになった《鎌倉を美しくする会》の美化活動
    今日、立派に装丁された「文化環境学ゼミ卒業論文集」が、立教大学のSさんからお礼の添え状と共に届きました。

    「観光地鎌倉の負の面を卒論で取り組みたい」と電話があり、「よかったら定例会に出席しませんか」とお誘いしたのが昨年10月。残念だったのは 11月腰越中学校からの依頼で環境教育の授業をする予定があり、アシスタントを務めてくださる約束が、インフルエンザの流行で中止になったこと。

    ヒアリングや資料の提供等惜しみない協力をした鎌倉を美しくする会の期待にも応え、めくったページには表題「市民団体主導による街の美観の創出・保全活動 −鎌倉市を事例にー」
    Sさんの力作がありました。私たちの活動を評価したくださってありがとう! Sさんは4月から社会人。惜しみないエールを贈ります。
    卒業論文集
    卒業論文集
    (卒業論文集 表紙)
    (添え状とともに)



    平成22年3月30日
    ■ 海岸環境美化 「鎌倉市海水浴場対策協議会」を傍聴しました
    昨年4月から鎌倉市との協働事業 「落書きのないまちづくり」に取り組んでおり、毎月報告書を市に提出していますが、海水浴シーズンの8月は 抜きんでて海の家周辺に落書き・貼り紙が増えること、腰越海岸海の家の騒音がひどいと聞いていたこと、今年1月海の家の解体で砂浜に放置されたと思われる 古釘が大量に見つかった現場に出くわし気になっていた矢先、市のホームページで「鎌倉市海水浴場対策協議会」があることを知りました。

    期間限定海の家(今年は7月1日〜8月31日)の開設者は鎌倉市。驚いたことにその長である松尾市長自ら司会を務め、観光課が説明を行い会議が進められ、 この問題に対する市長の並々ならぬ意志を感じました。

    組合員はきまりを遵守するため誓約書を市長・組合長に提出、昨年の反省を基に自主規制の強化の内容などが話し合われました。

    今年の夏から「県海水浴場等に関する条例」で占用許可を受けた海の家以外の海岸では、たばこが吸えなくなるとの説明もありました。

    組合員から、「昨年の台風による砂浜の浸食がひどいので、例年より多く砂を補充してほしい。」と要望が出されるなど知らなかったことが沢山あり、勉強になり ました。傍聴者も会議資料を頂くことができました。


    平成22年3月15日
    ■ 鎌倉学園高校インターアクトクラブ美化活動 「まちを磨く みがく! とことんミガク!」
    まち美化活動を続けている鎌倉を美しくする会にとって、鎌倉学園高校インターアクトクラブは活動がユニークで頼もしい存在です。

    鎌倉は首都圏に近い割には緑も多く、自然に恵まれてますが、反面標識が苔むし汚れやすく、以前から気になっていたので、 3月15日、鎌倉街道に面する学校から鶴岡八幡宮の車お祓い所がある裏八幡までのコースにある標識を磨く活動をされると聞き、取材しました。

    部員の皆さんはバケツ、雑巾、ハンドブラシ、スプレーなどを手にして、長い間汚れるままに任せた標識に、水を掛けブラシでこすったり、汚れをふき取る作業 を繰り返し、10か所余りの標識を、2時間近く掛けてきれいに磨き、それぞれが驚くほどきれいになり感激しました。

    裏八幡
    鎌倉市の標識
    (え〜 こんなに汚れていたの〜)
    (鎌倉市の標識や立看板の汚れ拭き)

    巨福呂坂洞門の石塔
    巨福呂坂トンネルの石塔
    (スプレー水で文字の泥もかき出す)
    (ひどい汚れ 文字が読めるまでに

    鎌倉学園前 隣は建長寺
    鎌倉学園前 隣は建長寺
    (清掃前 下手な写真でリアル感なく残念)
    (清掃後 案内板がすっきり!)


    (モダンで静寂さを感じる巨福呂坂洞門)
    巨福呂坂洞門をくぐり抜けた両側には部員の皆さんがきれいに磨き上げた石塔があり、以下のように彫ってありました。

    この落石防護施設は 鎌倉七切通しの一つである国指定史跡「巨福呂坂」の近くにあることにちなんで 巨福呂坂洞門と名付けられました  切通しを歩いている実感が損われないよう アーチ状の梁 大きな六角形の天井開口部 石積壁などの工夫をしました
                                          平成五年六月竣工 神奈川県


    今年度の活動は今日が最後とのこと。感想を伺いました。「活動を通して街を見る目が変わった。関心を持つようになった」 「世の中に役に立っているという 実感がある」 「ご苦労さんと声を掛けられるとうれしい」」

    街もピカピカ! 心もピカピカ! 本当にご苦労様でした。 


    平成22年3月13日
    ■ 09/11/5ブログの続編 「良心もポイ捨て???」 
    近くに三菱電機滑剔q製作所や関連会社、住宅団地もあり、湘南モノレール「大船駅」に次いで1日約6,300人乗降客が 利用する「湘南町屋駅」。

    鎌倉市では、2009年7月路上喫煙防止条例が施行され、駅に向かう人々の行き交う歩道に、「やめよう! 路上喫煙」のステッカーを 貼った甲斐あってか、路上の吸い殻は減ったものの、駅の右下が崖になっており、アラアラ隠れポイ捨てが・・・
    湘南モノレール「湘南町屋駅」
    「湘南町屋駅」の右 下09/11/5撮影
    (乗降客が多い「湘南町屋駅」)
    (駅舎の右下 隠れポイ捨て現場)

    2月5日改善を図るために、三菱電機滑剔q製作所EMSセンター長、総務福祉課長の方々、市担当職員、鎌倉を美しくする会会員が話し合いを 持ちました。鎌倉市が現場の枝を払い、ごみを取り除き、きれいにして捨てにくい環境づくりをすることになり、2月24日実施しました。

    それでもホラご覧の通り! 1か月も経たない内に元の木阿弥。ごみを捨てる人にとって視界から見えなくなる崖が、免罪符の役割を果たしている?
    鎌倉を美しくする会は、3月12日足場の悪い崖にへばりついて、新たに積もった吸い殻などを取り除きました。 「ポイ捨て人よ  心あらば 感じてよ あなたの行為が 悪しきことを!」
    「湘南町屋駅」右下の崖 3/13撮影
    拾い集めたごみ
    (2/24以降に捨てられた吸い殻など)
    (崖にへばりついて集めたごみ)



    平成22年3月7日
    ■ 鎌倉学園高校インターアクトクラブ誕生 



    平成22年2月24日
    ■ 鎌倉学園高校ボランティア部活動 「由比ヶ浜海岸・砂浜の釘拾い」 
    「釘を拾う人々 砂浜は 危険がいっぱい?!(1/28)」を見て早速実践しましたと鎌倉学園ボランティア部会 顧問の先生が、今日その様子を伝えてくださいました。

    「これまで砂浜の危険なガラスを拾ったことはありました。今回の釘拾いは、自前の磁石をビニール袋に入れて 引っ張ってみたのですが、これが驚くほどとれます。6人位でガラス拾いと二手に分かれ作業し、釘は、 一袋とれました。もっと磁石を使えば、いくらでもとれそうな気がします。そうしている間にも、凧揚げの家族が 遊んでいて、この活動の意味は深いなと感じた次第です。」

    驚くほどとれるという釘を、放置してよいものでしょうか。緊急に、人海戦術で取り除く必要があるように思います。

    先生のお便りを拝読しながら、学生時代、スイスの教育実践家ペスタロッチ(1746−1827)について講義で聞いた話を 思い出しました。

    前屈みでモノを拾っているペスタロッチに町の人が「先生、何を拾っているんですか?」「子供が怪我をしないように ガラスを拾っているのです。」

    街中のごみ拾いをして気が付くこと。走行中の車から物を投げ捨てる人の多さで、割れた空きビンも目にします。 砂浜のガラスや釘も同じ次元の問題で無責任さが成せるわざです。

    ともすれば人を思いやる心、優しさに欠けるご時世、鎌倉学園高校のボランティア部員の実践に心温まる思いでした。


    平成22年2月19日
    ■ 頼もしい鎌倉学園高校のボランティア部員に幸あれ!
    昨年鎌倉学園ボランティア部会が発足した頃、少々お手伝いをしたこともあり、その後が気になっていた矢先、顧問の先生からメールが届きました。

    部員15人で週1回の活動が軌道に乗ったこと、活動の内容は北鎌倉や鎌倉方面の通学路の清掃「通い道クリーン運動」、発足当時、若宮大路突き当りの 由比ヶ浜海岸口に巻き上げられた飛砂を砂浜に戻した活動も、その後続けていること などなど・・・

    21世紀の教育について「人とつながる力、耐える力、社会に貢献する力」を挙げた人の話を聞いたことがありますが、地道な活動を通して得た 体験は、生徒の皆さんの人となりにもきっと役立つことでしょう。活動の輪がもっと広がるといいですね。

    鎌倉学園正門
    鎌倉学園第一グラウンド
    (建長寺に隣接する鎌倉学園)
    (緑に囲まれた校庭)


    平成22年2月7日
    ■ 砂浜の安全と美化 県も動き出した「海の家解体時の危険な釘問題」
    1月28日、由比ヶ浜海岸に散乱している夥しい釘回収のショッキングな光景を目にした数日後、取材を受けました。

    翌日の新聞から、昨年4月片瀬海岸で行われたイベント「海の大運動会」参加者が、釘で怪我をしたことが発端となり、県が海の家解体 作業に伴う釘の不始末を重く見て、防止対策に乗り出したことが分かりました。

    鎌倉を美しくする会は、1989年から1990年にかけて、当時缶飲料の口金が缶から外れる「プルタブ」だったため、 散乱ごみにもなり、裸足で遊ぶ人たちが多い砂浜では凶器にもなりかねない等の理由から「プルタブ」を「ステイオンタブ」に その改善を願って各飲料メーカーに「缶飲料容器に関する要望」を致しました。その結果1990年以降、急速に缶飲料の飲み口が 「ステイオンタブ」に切り替わりました。

    遅きに失した感はありますが、「砂浜に危険な釘」問題をきっかけに、今後は「海の家」の事業者もきっと真剣に取り組まれること でしょう。お客様安全あっての商売ですから・・・

    (2010.2.6神奈川新聞)


    平成22年1月28日
    ■ 由比ヶ浜海岸の清掃 釘を拾う人々 「砂浜は 危険がいっぱい?!」
    若宮大路の落書きをチェックしながら昼過ぎ由比ヶ浜海岸に着きました。
    どんよりとしたお天気、人気もまばらな海岸で、遠目に砂浜を行き来している人が・・・。何のボランティア? 知りたくて 現場に行きお尋ねしました。

    「海の家の解体で置き去りにされた釘を集めている。朝から作業して集めバケツ2はいになった。」両手に握られた磁石付き ローラー器具は、砂浜を転がしながら移動すると、釘など鉄くずがくっつき、レバーを引き上げると磁力がなくなり、釘が落ちる という仕掛けになっています。大変な作業量だと合点がいきました。

    由比ヶ浜海岸
    由比ヶ浜海岸
    (砂浜の釘を拾い集める人々)
    (もう ビックリ!3時間で集めた釘の量)

    以前鎌倉の海を守る会の会員から、「海の家が解体した跡に金属や釘が埋めてある。」と聞いたことがありますが 、納得がいきました。こんなことが許されていい訳がありません。

    現実は、こんな量では済まないと推測できます。期間限定海岸使用許可を出す行政担当者も許可基準の見直しを してほしいし、何よりも海の家の事業者が自重してほしいと願わずにはいられませんでした。


    平成22年1月27日
    ■ 「あいさつは 心の栄養」
    仕事帰り用事があり、夕方大船中学校に行きました。校長先生とお話をして玄関を出たところ、男女10人位の 生徒さんがいて、一斉に「こんにちは」と元気な声を掛けられ一瞬ビックリ。わたしも「こんにちは」と挨拶し、つい「ありがとう」 と言ってしまいました。

    最新挨拶しても知らん顔、狭い道をすれ違う時、立ち止まっている横を会釈もしないですれ違う人など、あらあら?!と思うことも しばしば体験していただけに、今日は新鮮な驚きと、嬉しさとで心が弾みました。

    聞けば「挨拶強化月間」とのこと。「これからも日々人とのつながりを培う挨拶を大事にね。」と念じながら帰りました。


    平成22年1月10日
    ■ まち美化 「どんどん広がれ!『通い道クリーン運動』 の輪」
    1月8日付の松尾市長のホームページに「通い道クリーン運動」のことが書いてありました。

    出勤途中、前を歩く鎌倉市の部長さんが、みつけたごみを自ら拾っている姿を見かけ、自戒を込めて市長は 「『挨拶』や『通い道クリーン運動』は、私が率先して行っていかねばならないことです。」と結んでありました。

    2001年「クリーンかまくら条例」が施行され、「通い道クリーン運動」もまち美化の手法として、 広めようということになりました。

    あれから10年。分かりやすく誰もが取り組みやすいと思われる「通い道クリーン運動」は今一つ広がりに欠けて いるように思います。通学、買い物、通勤、遊び・・・日頃往来している道に愛着を注ぐ人達が住むまちは、もっとよいまちに なるはずです。

    まち美化はまちづくりの第一歩。長いこと実践をしてこられた市長だから出来ること。未来を担う子どもたちにも 語りかけてほしい。そしてここ鎌倉から「通い道クリーン運動」の輪が広がるといいな〜。


    (定例会の後 NPOセンターから鎌倉駅西口まで「通い道クリーン」活動中の会員)



    平成22年1月7日
    ■ 正月三が日清掃ボランティア事始 すがすがしい年明け

    (裏八幡側 参拝を終え警備員の指示に従い 一方方向に流れる人の波)

    元旦は風が強かったものの、3日間晴天に恵まれ、穏やかな年明けとなりました。 人の波は引きも切らず、多くの初詣客で賑わいました。

    お天気も幸いして、今年の初詣客は250万人(鶴岡八幡宮発表)。ごみが目立つ鎌倉駅東口・西口広場、 三の鳥居〜横須賀線ガード〜由比ガ浜海岸までを手分けして清掃しました。初めての人が2人参加してくださいました。

    参加者は延べ18人、集めたごみは20リットル袋に燃やすごみが8袋、カン・ビン・ペットボトルなどの資源物が7袋でした。

    [参加者の感想]
    1.今年は昨年よりごみが少ない。活動10回目節目の年、初詣客をもてなす心と、清潔で捨
      てにくい、良い環境が整いつつ あることを喜ばしく思う。

    2.特に正月三が日は、自販機用空き容器回収箱がごみ箱代わりになりやすく、周辺もごみ
      が置かれ散乱しやすい。1日目若宮大路に面した 「太陽設備」敷地内にある自販機周辺
      に、ごみの置き去りの山盛りがあったが、翌日は片付けてあり、ほっとした。

    3.鎌倉駅西口広場は分煙が定着し、路上喫煙防止条例の効果が上がっている。外来者な
      のか路上喫煙をしている人を見かけ、喫煙場所に案内した。

    4.由比ガ浜歩道橋には、毎年新年早々新手の落書きを発見したが、2008年以降3年連続
      落書きなし。鎌倉駅西口地下道入口に貼り紙、東口出口の落書きは、直ぐ処理した。

    5.今年はごみ収集委託業者が、鎌倉駅東口、西口のごみ容器前後に、大きな袋や箱を置
      いたため、ごみが溢れることもなく、散乱ごみ防止に効果大であった。

    6.裏八幡通りは2〜3台屋台が出ていたものの、所々に簡易ごみ箱があり、人波みの割り
      にはごみが目立たなかった。
    鎌倉駅西口
    鎌倉駅西口
    (1995年設置のごみ容器は今も現役)
    (ごみの回収は1日3回)

    清掃中何人もの人に、トイレの所在を聞かれ、鎌倉駅東口トイレを案内しましたが、行列が長く他にないのかと 言われる一幕もあり

    「初詣客の多さに比し鎌倉駅周辺に公衆トイレが少な過ぎます。
    正月三が日、鎌倉駅周辺に仮設トイレの設置を提案します。」

    と松尾市長宛て正月三が日清掃の感想を添え提言をしました。


    平成21年12月27日
    初詣客の経年変化 ■ 正月三が日ボランティア事始
      初詣して参加しませんか

    鎌倉の観光客数は年間1,900万人前後、その13%が正月三が日の初詣に集中します。

    2001年施行された観光都市鎌倉の「クリーンかまくら条例」には、まち美化を維持していくために「市・市民・事業者・ 滞在者」の役割をうたっており、観光客も「滞在者」として責務を負うとしています。

    かまくらが好き・・・リピーターに愛されるまち鎌倉。市民だけでなく「ごみを捨てない、持ち帰り参加の人達」 が増えればもっとよいまちになる筈です。

    鎌倉キープ鎌倉クリーン推進会議は、おもてなしの心と、鎌倉を訪れる人々が美化活動に共感してくださるよう、 2001年正月三が日若宮大路とその周辺の清掃を開始、鎌倉を美しくする会も共に参加、年を追う毎にその成果の 手応えを感じるまでになりました。

    年明けは10回目、節目の年を迎えます。初詣の後ご一緒にお掃除をしませんか。

      ●1月1,2,3日恒例の若宮大路清掃をします。雨天中止。自己判断
      ●集合場所と時間:鎌倉生涯学習センター(鎌倉駅東口突き当たり)・午後1時〜2時
       ●持 ち 物:軍手、スーパーのレジ袋

    皆様のご参加をお待ちしています。


    平成21年12月26日
    ■ Very Good! みかんちゃんのお散歩と糞の始末
    犬、猫の糞で困った話をよく聞きます。糞を放置する飼い主。片付けた振りをして、ビニールの袋ごと植え込みに投げ捨てる 人も・・・植え込みの清掃もする人の嘆きは切実です。

    ペット(犬・猫)の飼育率は2,500万匹(2006年 日本ペットフード工業会調べ)だそうで、14歳以下の子供1,800万人と比べても いかに多いかが分かります。

    時々お会いするみかんちゃんの飼い主は、その処理がスマートなので、ついお声を掛けてショルダーバッグの中を見せてもらいました。 オシッコを流す水、糞を摘み取るビニール袋とそれを入れるケース。愛犬家のたしなみが上手に収まっていました。

    オシッコは糞より栄養価が高く、植物にされると枯れ、鉄柱では錆びの原因にもなります。

    ペットを家族の一員として可愛がる人達が、そのペットを地域社会でも受け入れてもらえるよう心掛けてくださる事が、よりよい共存の 関係を維持することに繋がるとつくづく思いました。


    平成21年12月6日
    ■ まちみがき「大船駅東口歩道橋の貼り紙跡4ヵ所をお掃除!」
    1990年代から2000年の前半、サラ金やピンクチラシの違反広告が、所かまわず大量に貼られた時期がありました。 はがしてもはがしてもまた直ぐ貼るイタチゴッコのあくどさ。その爪あとが街中にはまだあちこち残っています。

    愛煙家のため、大船駅東口に設けられた喫煙所脇の歩道橋階段にも、歩道から見える位置4ヵ所に、チラシをはがしたホコリまみれの 跡があり気になっていました。

    接着剤を溶かす溶剤を全体に塗り、スクレイパーで柱にこびりついた紙や接着剤を剥ぎ取っていた時、「ご苦労さん」と声を 掛けてくださった方が・・・「青森県の八戸からぶらり旅できました。横浜に泊まって今大船に着いたところです。私も住いの近くを お掃除しており、つい声を掛けました。」ひとしきりまち美化談義の花が咲き、柱もきれいさっぱりしました。

    (大船駅東口 喫煙所脇の階段上り口)


    平成21年12月2日
    鎌倉市大船2丁目 ■ 「クリーンステーションは地域の顔」が
     改善されました(大船芸術館通り)

    地球環境を守るために1人ひとりがごみを減らし、ルール通りに分別することは当たり前の時代になりました。鎌倉市は日曜日を除いて ほぼ毎日分別ごみを出す曜日が決まっており、その最前線がクリーンステーションです。街中の歩道を使われる事も多く、 景観、防犯上清潔さ、美しさを心掛けたい場所です。

    以前から芸術館通り一角のクリーンステーション周辺は、ポイ捨てがあとを絶たず、シートの管理が気になっていました。

    この場所はアパート12世帯と近所の共同利用と分かったので、11月15日「現状改善」を担当の資源循環課にお願いしました。


    12月1日通りかかったところ、シートが巻かれてフェンスに掛けてありました。担当課の働きかけが効を奏したのでしょう。手持ちの箒と 塵取りで、小さなごみと草取り、長年溜まっていた土を丁寧に集めました。クリーンステーションは地域の顔。「きれいだと捨てない」状態が続きますように!


    平成21年11月30日
    ■ どうなっているの? 「海の家」の後片付け

    キープ鎌倉クリーン推進会議と鎌倉市の協働事業 「落書きのないまちづくり」活動に、鎌倉を美しくする会も参加しており、11月24日用足しついでに腰越海岸に下りて みました。

    11月下旬だというのに砂浜には海の家の分電盤がそのまま・・おまけに蓋は落書きだらけ。

    海岸は国有地、管理は県、窓口は市、海の家の営業は期間限定で許認可制になっていると聞きました。管理する貸し手、借り手両方の問題 なのでしょう。ここ6〜7年海岸に足を運んでいますが、このようなことは初めてで、鎌倉市の担当課に現状をお伝えしました。


    平成21年11月20日
    ポイ捨て止めて!たばこの空き箱 ■ まち美化「たばこの空き箱を
      ポイ捨てする罪深い人達」

    たばこを吸える場所が少なくなり、愛煙家にとって住みづらい世の中になったのではと、同情を禁じえないこの頃ですが、 たばこの吸殻同様、使い捨てライターや空き箱のポイ捨ても結構多く、つい喫煙者への目線が厳しくなりそう・・・

    たばこの箱は良質の紙が使われており、捨てるのはもったいない! まちを汚さないで是非資源として生かして欲しいものです。

    道端に捨てられた「ゴールデンバット」の空き箱を見て、未だ売られているのに驚きました。戦後間もなく、たばこが手に入らなくて、 未だ子供だったにもかかわらず、頼まれて一番安かったゴールデンバットを求めて、走り回った頃を思い出しつつ空き箱のごみを拾いました。


    平成21年11月9日
    ■ 鎌倉市違反屋外広告物がこの5年間で激減!
    都市景観課との懇談会
    平成13年度〜平成20年度のデータ
    (違反屋外広告物除却協力員との懇談会)
    (鎌倉市違反屋外物簡易除却件数)

    平成15年12月、違反屋外広告物除却協力員委嘱とその活動がスタートしてから5年。
    11月9日都市景観課の主催で初めての懇談会が開かれ、委嘱を受けた鎌倉を美しくする会会員3人も出席。 課長さんから、平成14年8,554件あったものが、平成20年には510件になったと報告がありました。

    協力員として「いつ、どこに、何という事業者が、公共の施設等に違反広告を出していたのか」、はがした広告物を添えて 上期・下期月2回の報告書を提出し続けた結果を数字として示され、地域のお役に立っていることを実感しました。

    また、他市から視察に来られた行政マンが「鎌倉市は観光客も多く、広告のメリットも大きいのに、違反屋外広告物が見当たらない のは何故?」と驚かれるというお話も伺い、報われた気がしました。やりがいのあるこの活動に関心がある方、都市景観課の窓口へ―。



    平成21年11月5日
    ■ まち美化「通い道クリーン運動」ご近所清掃と「隠れボイ捨て」
    湘南モノレール「湘南町屋駅」は、近くに三菱電機滑剔q製作所や関連会社、住宅団地もあり、大船駅に次いで1日の乗降客は約6,300人、 多くの人が利用します。

    2001年「クリーンかまくら条例」が出来てから、いち早く条例に沿った行動計画・「通い道クリーン運動」の実践に取組んだのは、 これら大手の事業所でした。2002年スタートした週1回就業前に行われる事業所周辺の「通い道クリーン運動・ごみ拾い」は、今でも 続けられています。お陰で地域周辺が随分きれいになりました。

    出勤途中の社員にまち美化趣旨のビラ配り三菱電機の取組み
    8時15分の就業前にご近所の清掃をする社員
    (通い道クリーン運動参加の呼びかけ 2002年)
    (就業前のごみ拾いと登校の小学生 2009年)

    しかし駅利用者の中には、駅舎手前の茂みに、ごみのポイ捨てをする人が絶えません。新聞、雑誌、空き飲料の容器、 もっとも多いのがたばこの吸殻です。7年続いている事業所周辺のごみ拾い。片や草むらにごみを捨てる一握りの人達・・・

    拾って片付けるのは簡単。でも、それでは何の解決にもなりません。市の担当者に相談して「きれいになりました」のご報告が 出来るようにしたいと思っています。
    湘南モノレール「湘南町屋駅」
    湘南モノレール「湘南町屋駅」の右下
    (乗降客が多い「湘南町屋駅」)
    (駅の建物の右下 隠れポイ捨ての現場)



    平成21年11月1日
    ■ 協働事業「鎌倉市落書きのないまちづくり」市内の落書き・貼り紙チェック
    キープ鎌倉クリーン推進会議は、2009年4月から鎌倉市と協働で落書きのないまちづくりに取組んでおり、鎌倉を美しくする会も メンバーの一員として活動しています。

    多くの市民の目や事業所の取り組みのお陰で、市内の落書きはかなり減ったものの、それに代わって手書きのタグやそれに類する貼り紙が最近増えています。

    鎌倉駅東口カラオケ店の配電盤
    若宮大路・横須賀線ガード手前の民家のドア
    (10月20日 貼り紙を見つけはがしました)
    (10月31日 貼り紙2枚はがしました)

    10月20日、鎌倉駅東口にあるお店の配電盤に貼り紙を見つけはがしました。10月31日、若宮大路を海に向かって移動中、横須賀線ガード手前の 民家のドアに、貼り紙を2枚見つけはがしながら「BEN WAS HERE」が先日はがした配電盤にあったことを思い出し、あれも貼り紙だったのだと 引き返したところ、新たに2枚の貼り紙がありガックリ。数年前から市内に度々落書きを繰り返している落書き犯と見当がつきました。

    鎌倉駅東口カラオケ店の配電盤
    鎌倉駅東口カラオケ店の配電盤
    (10月31日 新貼り紙2枚合計3枚はがしました)
    (10月31日 貼り紙ゼロにになりました)

    鎌倉市の落書き防止条例には貼り紙も落書きと同じと見做し、罰則の対象となっています。最近の接着糊は有機溶剤が入っており、 貼り面の素材のペンキを溶かしたり、はがす時傷つけたりします。また接着力が強く小さな貼り紙でもきれいにはがすのに大変な労力と技術が 必要です。

    残念ながら、市内在住と思われる少数の落書き犯が身近にいて、加害者としての罪意識がないとしか思えない犯罪行為をを繰り返している現状に、 何とかピリオドを打てないものか…


    貼り紙も落書きと同じ犯罪です。


    平成21年10月25日
    ■ まち美化 「町屋入口バス停」のこと

    「町屋入口バス停」は、湘南モノレール「湘南町屋駅」の近くにあります。そのバス停ベンチに2年位前から 「湘南町屋駅」構内に積み上げられた無料広告雑誌を、30〜40冊持ってきては敷いて寝る人がいるらしく、放置されたままの 光景を度々目にするようになりました。

    通るたび、見るに見かねて片付けては見たものの改まる風もなく、地区の町内会役員にご相談したところ、間仕切りの 柵を取り付けてくださり解決しほっとしました。


    平成21年10月21日
    ■ 世界遺産 宇治の平等院を守ってきた人びとに想いを馳せ感動!

    こぶし大の玉石を持ち上げ 黙々と草取りをする人

    10月5日、世界遺産に登録された宇治の平等院に初めて行きました。10円銅貨にも刻まれている 鳳凰堂は、千年の時を経てなお斬新で美しく暫しうっとり、その場にたたずみました。

    ガイドさん「池をはさんで正面から鳳凰堂を眺めると、丸窓に阿弥陀如来のお顔がすっぽり 額縁に収まったように見えます。」昔の人の豊かな創造力に感動しました。

    お堂を出てふと見ると、建物の周りに敷き詰められたこぶし大の石を一つ一つ持ち上げて、草取りをしている人に気付きました。 気が遠くなるような作業・・・名もない人々によって守られてきたであろう平等院。世界遺産登録を目指す鎌倉に思いを重ね 胸が熱くなりました。


    平成21年10月15日
    ■ まち美化「物言えぬベンチ たばこの火の跡が痛々しい!」

    芸術館通りには、地元の商店会が設置したベンチがあり、フラワーポットには四季折々の花が植えられ、道行く人を 楽しませてくれます。

    会員からの連絡で10月9日、ベンチに書かれた落書きを見つけ消していたとき、側面に無数の焼け焦げがあるのに気付きました。 鎌倉を美しくする会のベンチも度々同じ被害に遭っています。「公共の場所を大切にする」当たり前のことを守ってほしい!


    平成21年10月13日
    ☆緊急報告 嬉しいお知らせ
    昨日、芸術館通りの立看板について取上げたところ、職員の方から「ご指摘有難うございました。 今日早速撤去しました。」とご連絡を頂きました。

    何時も通っている道、でも気付かなかった立看板。今回会員から「この通りに落書きがある」との知らせで出向き、 辺りを見回して、初めてこの看板の存在にに気がついたのでした。

    市民の声と職員の阿吽の呼吸がピッタリ。また少しまちがきれいになりました。そして鎌倉を美しくする会のホームページを 見てくださっている職員の方がおられることが分かり、励みにもなりました。



    平成21年10月12日
    駐輪場と化していた芸術館通り2003年11月撮影 ■ まち美化「この立看板は必要なの?」
    鎌倉市の玄関口、大船の芸術館通りを歩いている時、「自転車・バイクの盗難に注意」の立看板が目に留まりました。

    そういえば、2003年頃この通りは自転車・バイクが溢れ、落書きも氾濫していた頃の光景が甦ってきました。

    その後駐輪場が整備され、放置自転車監視員の巡回も効を奏して、街中のルールが守られるようになっています。勿論この通りは 放置自転車禁止区域なので「自転車・バイクの盗難に注意」も不必要な筈。この通りに相応しくない立看板を撤去して欲しいものです。
    大船・芸術館通り
    大船・芸術館通り
    (不要と思われる立看板)
    (立看板の裏側 支柱に落書きもどきの貼り紙)



    平成21年10月9日
    ■ パイオニア精神豊かなアカメガシワのいたずら
    深沢中学校の近く、新川にかかる常盤耕地橋から上耕地橋までの護岸沿いに、アカメガシワ、桑、栴檀等が5〜6株根付いて いるのを2〜3年前に気付いたものの、時既に遅くしっかり根を張っていました。

    そのうちに根元の護岸が押し広げられ、パックリ穴が開くまでに成長したのでびっくり。通るたびに枝を払い、新芽を欠くなど 根競べ。その甲斐あってか今年やっと退散。「緑を大切にとはいっても、ここは困ります」ということで一件落着しました。


    ■ 「街路樹に根付く大木の子供たち」へ嬉しい回答
    9月30日のブログで「植栽の中にカエデのような葉をした小さい木を見つけ根が張ると大変なので抜きました。 鎌倉でよく見かける木、生命力溢れ、逞しい木です。名前をご存知の方教えてください。」と呼びかけたところ お返事を頂きました。何とま〜嬉しいこと!

    「ヤブカラシ、手ごわいですよね。私の近所もすごいです。花の蜜は、昆虫達には大人気のようで、ハチだけでなく、 アゲハチョウやアブ、アリ、それを狙ったカマキリ・・・と個人的には見てて飽きませんが。

    木の苗ですが、たぶん『アカメガシワ』の幼木だと思います。パイオニア精神豊かな(!)木で、空き地に真っ先に生えて きます。沖縄などではタブの木と同様に大木になるようですが、このあたりではあまり大きな木はみかけません。」

    お返事くださったKさん、有難うございました。


    平成21年9月30日
    ■ 街路樹とスズメバチの好物 ヤブガラシの蜜

    環境保全課の担当職員に聞いたお話です。「『藪を枯らしてしまうほど繁茂して覆ってしまう』というところから名がついた つる植物ヤブガラシの花の蜜は、スズメバチの大好物で、7〜8月頃の開花時期、蜜に誘われて集まるのを見た人が、 近くに巣があると勘違いして大騒ぎすることがあります。」

    なるほど・・・「町屋入口」バス停近くの植栽がヤブガラシで覆われていたので、花の時期は過ぎていましたが、通りがかり抜きました。根茎から繁殖する ので根絶やしにするのは困難ですが、根元から抜くと繁茂を遅らせることが出来ます。市内の街路樹がヤブガラシで 覆われている光景をよく目にします。あなたも、散歩がてらトライしてみませんか。」

    ■ 街路樹に根付く大木の子供たち

    ヤブガラシを抜いていたとき、植栽の中にカエデのような葉をした小さい木を見つけ根が張ると大変なので抜きました。 7本もありました。鎌倉でよく見かける木、生命力溢れ、逞しい木です。名前をご存知の方教えてください。


    平成21年9月29日
    ■ まち美化 目に見える指定管理者の仕事振り
    鎌倉の「観光銀座」のひとつに、鎌倉駅から由比ガ浜海岸に向かう若宮大路通りがあります。海までの距離も程よく、 そぞろ歩きのこの通りは観光客お気に入りのコースです。

    鎌倉市体育館はその一の鳥居近くにあり、植え込みにごみをポイ捨てされることも多く、気になる場所でした。 今年5月熱心に草取りしている人達を見かけ、お声をかけました。

    「ご苦労様です。」 「ビニール系のごみが結構多く困っている。腐らないしね。」
    若宮大路に面した鎌倉市体育館の敷地
    一の鳥居近くの鎌倉市体育館
    (草取りをする人びと 2009.5.23撮影)
    (ハッと目を引く緑地帯 2009.9.26撮影)

    最近通り掛ってビックリ! 幾何学的なラインが現れ、コンクリートの仕切があったなんて! そこにタマリュウが植えられて いました。

    鎌倉市体育館は、平成20年指定管理者に運営を任されたとのこと。手入れが届いた敷地には、 ごみのポイ捨てをしにくくなることでしょう。タマリュウの成長も楽しみです。


    平成21年9月20日
    ■ 一大事!!! 勇気ある「防犯市民活動」に刃を剥けた事件が起きました
    9月6日《犯罪から鎌倉を守る会》《鎌倉ガーディアンズ》大津代表からメールが届きました。

    「今日、朝、自宅が何者かに襲われました。玄関が壊され、壁中ペンキをかけられ死ねと書かれ、鍵を壊されました。また、 接着剤で扉を封鎖されました。器物破損事件です。 警察が10名も来て、朝から捜査をしております。市民の防犯活動に対して刃を剥くのは許せないです。 治安に対する大きな挑戦、鎌倉の安全神話も崩壊です。」

    決して許されない暴漢の蛮行
    床もペンキがべっとり
    (ドアに真っ赤なペンキ、鍵穴・ドアに接着剤)
    (給湯器、壁にも・・・そして「死」の文字)

    大津さんはバリバリの現役サラリーマン。多忙なお勤めの傍ら、《犯罪から鎌倉を守る会》の活動歴は10年余、今年7月には 《鎌倉ガーディアンズ》を立ち上げ、安全で快適な街づくりのために労を厭わず活動。常日頃、その勇気ある行動力と成果に 心から畏敬の念を抱いている鎌倉が誇るべき稀有の人材だけに、ご家族共々身の安全が心配でたまりませんでした。

    忌まわしい犯行現場は証拠として手がつけられぬまま10日経ち、やっと消去の許可が出たと消し方のご相談を受け、19日 お手伝いをしました。

    犯人はご一家に止まらず、マンション共有部分の扉交換、壁、床の塗り替えと住人にも多大な被害を与えました。利権が絡む 人間の仕業に違いありません。このような横暴な行為は決して許されるものではありません。一日も早い犯人逮捕を願っています。

    長年落書き消去活動をしている鎌倉を美しくする会ですが、こんなことでお役に立つとは夢にも思いませんでした。

    地域の治安が悪化する一方、地域の人と人との繋がりが希薄な時代。《犯罪から鎌倉を守る会》は得難い存在です。 その活動を知り参加し、多くのサポーターが増えますように。


    平成21年9月13日
    ■ バス停は地域の顔「まず捨てない」美化に参加にしましょう!
    雨上がりの8月12日、[栄光学園前バス停」を通り過ぎようとしたとき、民家の塀の貼り紙に気付き足を止めました。「なんて書いてあるのだろう・・・」

    「お願い ゴミのポイ捨ては止めましょう! ここは玉縄台の玄関口です。バス停で飲食された後の菓子袋、 ペットボトル等は放置せずに必ずお持ち帰りください。
    人様の敷地内への投げ捨ては、絶対にしないでください。 こちらのお宅にも多大なご迷惑をお掛けしています。
    1人ひとりのマナーが、きれいで住みよい街づくりの第一歩です。皆様のご協力をよろしくお願いします。玉縄台自治会」
     それでも飲み物の紙パックが2個民家の庭に・・・・
    名門校周辺の住民にこの貼り紙が不要になるのはいつの日?
    ティシュの数7〜8枚
    (大船方面行き 栄光学園前バス停)
    (大船方面行き 老健かまくらバス停)

    同日、大船方面行き 「老健かまくらバス停」では派手にティッシュが・・・雨で濡れていたベンチを拭いて捨てた人の仕業と思われます。

    バス停やクリーンステーションは、地域住民に必要とされる施設なのに、隣り合わせの住民には迷惑施設として嫌がられるのは、 利用者の無関心とマナーの悪さにあります。

    鎌倉を美しくする会も、ベンチ設置活動で何度かこの事例を経験しました。「この度、お宅の塀の横のバス停にベンチを設置したいので ご挨拶に伺いました。」「公道であっても許さん!」聞けば、バス利用者が敷地内にごみを投げ込む。バス停にごみを置去りにする。 ベンチがあると助長されるという言い分なのです。

    子供の頃よく親に「悪いことをするとお天道様(お天道様=太陽のこと)が見ている。」「天知る。地知る。己知る。自分に恥じることを してはいけない。」

    真の教養人とは、学歴に関係なく、生活者としての当然のモラルを行える人のこと。街中のポイ捨てのごみを見つめてそう思ったのでした。


    平成21年9月9日
    手広交差点近く。収穫?を手にAさん ■ まち美化 「手広のごみを拾い続けて
    30年」 頼もしいつわもの!!!

    初秋だというのに自然は正直。残暑の日々、手広バス停(藤沢方面)は雑草がはびこり背丈も伸び、ポイ捨てごみ の温床になりやすいので、9月4日草取りと車道から巻き上げられて溜まった土を取り除く作業をしました。

    「そのごみ、持っていってあげるよ。」気さくな声の主は、30年前からジョギングがてら、手広のごみを拾っているという Aさん。
    左手には燃やすごみと資源物を分けた大きなごみ袋が2個。

    「勤めてた頃からこのスタイル、リタイヤした今でも続けているんだよ。困ったことに、狭い住いでごみをストックして おく場所がないこと。近くの公園に置かせてもらうよう市にお願いしても、担当者が変わると引継がれずまた一からの やり直し。イタチゴッコで困っている。」

    言い終えて立ち去るAさんの後姿。逞しく、頼もしく、さわやかでした。いつもご苦労様。それにしても袋が限りなく小さくなりますように!!!


    平成21年8月31日
    ■ 吸い殻拾いのボランティア有難う!!! 伝わりにくい「鎌倉市路上喫煙防止条例」

    マナーが悪い喫煙者の尻拭いは もうご免蒙りたい!!!

    8月26日、国道134号線沿いの落書きチェックで、若宮大路の突きあたり由比ガ浜海岸に行きました。平日だというのに、浜は海水浴を楽しむ人で 溢れかえっていました。

    近くに大きなごみ容器があり、その上の掲示板に「路上喫煙は止めましょう」と大きな文字が・・・ しかし足元には100本近い吸い殻が累々と・・・

    余りのひどさに、海老名から来たという女子中学生を誘って拾いました。2人はボランティアに快く応じてくださり、お陰さまできれいになりましたが、本当に情けない。

    鎌倉市が言う路上とは
    「市内の道路、公園、広場など屋外の公共の場所」
    のことです。

    条例が施行されて2ヶ月余り、多くの人が周知するには時間がかかりますが、条例以前の問題です。吸い殻をポイ捨てする人は、ごみと さえ思っていない節があります。

    「目の前に広がる海。格好のベンチで一服。」たばこを吸わない人でも喫煙者の心理は理解できますが、その吸い終えた吸い殻の処理が問題。。。

    条例を楯に言うつもりはないけれど、多くの人が寄り集う癒しの場所を、吸い殻で汚さないで欲しい。吸い殻はごみです。自宅でしないことは外でもしないで!! 切なる願いです。


    平成21年8月23日
    鎌倉駅東口集合 ■ 「屋外広告物の日キャンペーン」に参加
    9月10日は屋外物広告物の日。例年その前後に行われるキャンペーンが、今年は8月20日に実施されました。

    市から違反屋外広告物除却協力員の委嘱を受けている鎌倉を美しくする会会員の3人も参加しました。 集合場所は鎌倉駅東口前。

    良好な都市景観を守るための違法な屋外広告物を除去するキャンペーン参加者は、官民13機関の約30人。二手に分かれて 若宮大路、小町通商店街をパトロール。市の職員が先導し、道路にはみ出した看板や商品ワゴンなどを移動するよう指導して 廻りました。

    夕方同じ場所を通りました。小町通は相も変わらず観光客で大賑わい。朝のキャンペーンは活かされず旧の黙阿弥状態でした。 都市景観もさることながら、狭い道に競ってせり出した様々な違反広告物や商品の数々。地震があったら避難通路を塞ぐことにも なりかねません。

    観光地鎌倉にあって毎年のキャンペーンを一過性に終わらせず、いかに守っていただくか、真剣に取り組む時期に来ていると痛感しました。


    平成21年8月13日
    ■ 市民の財産を土足で汚す 新手の違反屋外広告物
    8月3日知人からメール情報が寄せられました。「小坂小学校前バス停2ヵ所ベンチに広告が貼られている。」 現場に行き唖然、 直ぐ大船警察に電話をして現場を見て頂きました。「現行犯逮捕しかないので剥がすように業者に連絡しますが、一週間過ぎても そのままだったら剥がしてください。」

    その後会員からも連絡があり、貼られた箇所は半僧坊、北鎌倉台、地蔵前、白山神社、中町、上岩瀬、砂押橋、本村、常楽寺、 大船住宅前、鎌倉女子大、平島、フラワーセンター前など把握しただけでも16ヵ所にのぼりました。
    小坂小学校前バス停
    小坂小学校前バス停
    (無断で貼られた強力な接着剤付きの違反広告)
    (きれいに剥がすには大変な労力を強いられる)

    炎天下の中、違反広告を剥がし、ベンチに残った強力な接着剤を隈なく剥がしては拭き取る作業を強いられましたが、 どのバス停でも、ベンチに貼られた広告に不快感を抱いた利用者が、剥がそうと試みたもののなかなか剥がれず、諦めた良識ある 人々の痕跡を見て取れたことは救いでした。

    8月13日、全てのベンチから悪質な違反広告物を除去しました。


    平成21年8月7日
    ■ 「定額給付金を地域に活かしたい」 九品寺バス停に《幸せベンチ》がやってきた!

    ベンチ設置に協力してくだった材木座中央自治会の皆さん

    7月7日のブログでお知らせした待望の《幸せベンチ》。お陰さまで8月7日設置することが出来ました。道路幅の狭い九品寺バス停、 「前乗り・後降り」ルールの乗降口に合わせるために、ベンチの適切な位置について、バス会社の人にも立ち会いをお願いし、アドバイスを して頂きました。

    ベンチ・掲示板・街路灯など質の良いstreet furniture(街中の家具)は、まちの景観の質を高めます。観光客の利用も多い九品寺バス停、 バス停の美化には材木座中央自治会の皆さんにもお世話になります。ベンチ設置をきっかけに、ごみのポイ捨てが減りますように!

    ■ 「定額給付金を地域に活かしたい」《幸せベンチ》がやってくる!(7月7日ブログ)



    6月初め、材木座にお住いの方から「定額給付金をベンチに使って欲しい。」とお電話を頂き、「足りない分を足して支援しましょう。」 と有り難いお話をお受けすることにしました。

    出来ればお住いの近くにと思ったものの、九品寺バス停周辺は道幅も狭く考えあぐねていたところ、「無理であれば他のところにお使いく ださってもよろしいのです。」

    確認のために現場を見に行きました。バス停にそぐわない丸椅子が1個と空き缶1個、それを見てこれに換わるベンチを置きたいという思いに駆られ、 町内会長さんにご相談しました。

    町内会長さんは労を厭わず、7月4日から7月7日までアンケート用紙をバス停にぶら下げ、毎日回収する手法で、現場をよく知る 利用者の声をまとめてくださり、今日「152人中143人の賛成が得られました。」とご連絡頂きました。

    これまでベンチ設置活動をしてきた中で、今日程「胸キュン! 感動!」を味わったことはありません。支援者の思いを活かし、地域に迎え 入れられる《幸せベンチ》はもう間近―


    平成21年8月3日
    町屋入口バス停近く ■ まち美化 「道路清掃 Nさんの嘆き」
    モノレール「湘南町屋駅」周辺から大船に向かう下り坂あたりまでを、清掃しておられる人に時々お会いします。

    近くにお住いのNさんは、通り掛りごみを棄てて行く人の多さを嘆き、見かねてお掃除を始められたのだそうです。 「植え込みが茂っているとごみが投げ込まれるので刈りました。」

    ブロックの植え込みがあるこの土地の上には、空き家が何年も放置され、家に続く階段の下は不法投棄の品々。地域環境の 悪化に拍車が掛かるのを憂えておられます。

    「きれいなまちが気持ちいい!! ごみを捨てない人づくりの妙案は?」黙々と箒を動かされる80過ぎのNに感謝 しつつも、心は重くなりました。用足しをして帰るとき同じ道を通ったら、クリーンステーションに置かれた袋が、5個に なっていました。


    平成21年7月27日
    ■ 落書きは犯罪です。七里ガ浜の落書きを消しました
    7月25日キープ鎌倉クリーン推進会議定例会の後、七里ガ浜西武駐車場の擁壁に書かれた落書きを消しました。6月消した ばかりなのに、その上にも書くたちの悪い落書きでした。

    一見何が書かれているか分からない模様風、実はタギングが沢山ありました。「タギングの放置は管理が行き届かない、地域の人も無関心」と 見做され、落書きや犯罪多発の危険ゾーンになると言われています。サーファーも飛び入り参加してくださり作業がはかどりました。
    七里ガ浜西武駐車場の擁壁
    七里ガ浜西武駐車場の擁壁
    (「YMOT」「TRADE」「BS2」などのタグ)
    (凹凸の深い壁で思いの外ペンキを消費)

    七里ガ浜はサーフィンのメッカとしても有名で多くの人が集まる場所、良好なロケーションとしても大事にしたいもの。地域環境を守るために 防犯、深夜花火パトロールも行われていると聞きます。これからは落書きも含めパトロールして頂ける仕組みが望まれます。


    平成21年7月21日
    古舘橋バス停の花壇 ■ 古舘橋バス停の美化と花友
    「草生した河川敷を花壇に」1年前ツルハシで挑んだ土づくりが夢のよう・・・お花が咲き乱れる潤いの場になりました。

    手入れをしている私に、勤め帰りの若い人が「きれいですね〜」 通りすがりの人「ご苦労様」 ベビーカーを押したママさんと お花を前に暫しおしゃべり。「あなた達の未来のためにもネ。」と赤ちゃんにお花を摘んであげたり・・・

    今日、花壇を手伝ってくださるIさんが通りかかり、「いつもバス停ひとつ手前で降りて歩き、お花の手入れをするのが楽しみなの。 無心にお花と向き合って家路につくと足取りも軽く、気持ちも晴れやかになるのよ。」

    お花が取り持つ友達、人とのつながりの輪が広がって心地よい場所に。ごみのポイ捨てもめっきり少なくなりました。


    平成21年7月18日
    ■ 利用登録団体懇話会に出席後 「まちみがきボランティア」をしました
    NPOセンター大船で〈特定非営利活動法人 鎌倉市市民活動センター運営会議〉主催の会に出席しました。主催者側から 現在369登録団体があること、今年度の活動方針等のお話の後、4グループに分かれ、各会の活動紹介や意見交換など普段 なかなか交流する機会がない会の方々ともお話が出来、有意義でした。午後6時過ぎ終了。

    その足で大船駅東口周辺の「まちみがきボランティア」をしました。10年も前に貼られた違反広告の跡が、未だに歩道橋階段の側面 に残っていたのを磨きました。側面には度々落書きやタギング貼り紙もされた場所です。
    大船駅東口 歩道橋階段の側面
    大船駅東口 歩道橋階段の側面
    (両面テープを使ったピンクチラシの跡)
    (ボンドを使ったピンクチラシの跡)

    なかなか取れない頑固な黒のゴム製接着剤
    ルミネ側歩道の柵に「自転車駐車禁止区域」のステッカー
    (大船駅ビル ルミネの壁「駐輪禁止」の
    貼り紙が剥がれて久しい)
    (「自転車駐車禁止区域」のステッカー4枚除去
    文字退色のステッカーがあちこちに…管理鎌倉市)

    鎌倉市が街中に貼るステッカーも例外ではありません。後の管理を考えず貼られたステッカーが、文字無し賞味期限切れになり、 あちこち放置されている現状を知ってほしいものです。

    重点区域を放置自転車監視員路上喫煙防止監視員が巡回する制度が出来た今、文字が薄れ、見えなくなったステッカー はこの際除去されるよう切望します。


    平成21年7月16日
    ■ ご難続き 「小坂小学校前(鎌倉方面)」バス停ベンチ
    善意の支援者に支えられ、バス停に望まれるベンチを設置する活動をしている鎌倉を美しくする会にとって、時として悪意に満ちた 現場に出くわすこと程、悲しいことはありません。

    昨年10月18日、「小坂小学校前(鎌倉方面)」バス停のベンチに、執拗に押し付けられた無数のたばこの火で出来たこげ痕を見つけました。 たばこは大人にのみ許された嗜好品であり、これを見た子どもは何と思うだろうと荒めのサンドペーパーで削り磨きました。
    2008年10月18日 小坂小学校バス停
    2008年10月18日 小坂小学校バス停
    (昨年10月 たばこの火で傷ついた痕が痛々しい)
    (サンドペーパーで磨き表面を平に その数20数ヵ所)

    去る7月4日通りすがり、固定したベンチの脚が壊されているのに気がつきました。無理に持ち上げた力に耐えかねて、コンクリートが欠けて しまったのでした。

    今日コンクリートボンドを使って修理をしました。「ベンチを必要としている人がいます。お願い! これ以上の悪さをしないで!」 と祈る思いです。
    2009年7月4日 小坂小学校バス停
    2008人10月18日 小坂小学校バス停
    (今年7月4日 壊されたのに気がつきました)
    (7月16日 コンクリート用接着剤で補修)



    平成21年7月12-2日
    ■ 落書きのないまちづくり 「招かざる客 落書きと貼り紙犯の類似点」
    今年度、鎌倉市とキープ鎌倉クリーン推進会議が実施している落書きのないまちづくり協働事業に、鎌倉を美しくする会も 参加しています。

    6月下旬、由比ガ浜海岸のロングベンチに書かれた落書きと、国道134号線沿いの真新しい立て看板(交通安全運転管理者会・鎌倉警察署) に貼り紙を見つけました。

    よく見るとタギングが同じで同一人物と思われます。自宅で書いて現場であっという間に貼る「貼り紙」は類を呼びやすく 、早期発見・早期除去が鉄則。しかし、発見しにくく、強力な接着剤なので剥がしにくい厄介な代物です。

    これらは歴とした犯罪で、「器物損壊罪 懲役3年以下または罰金30万円以下」の対象になりますが、現行犯逮捕なので犯人逮捕は難しいのが 現状です。

    鎌倉の治安と景観を守るためにも落書きや貼り紙を見つけたら、速やかに警察や、鎌倉市環境保全課に連絡しましょう。
    6/18 寄せては返す波の音・多くの人に愛される憩いの場
    6/27 神奈川県警マスコット「ピーガルくん」に貼り紙
    (由比ガ浜海岸のロングベンチに書かれた落書き)
    (国道134号線 坂ノ下の立て看板)



    平成21年7月12日
    ■ まち美化 貼り紙はがし・ビラはがし
    「昨日は大変多忙な半日でした。松竹通りや仲通り一帯に、多数の違反ビラ(不動産)を見つけ剥がしつつ、あちこち探索を続けました。 A4サイズで39枚あり、カバンが山盛りになりました。また大船駅東口喫煙コーナー脇の柱に、横楕円で豚のような手書きタギング1枚 を見つけ除去ました。」と会員で違反屋外広告除却協力員のIさんからメールが届きました。

    翌日、同様に私も見て回り、違反ビラ(不動産)を2枚と手書きタギング1枚を剥がしました。 バスターミナル上の交通広場も巡回しましたが、幸い貼り紙、落書きともにゼロでした。

    タギングとはスプレーペンキで描かれた落書きの一種で、特に個人や集団のマークとされるものを 描いて回る行為・またはそれによって描かれたモノ・手書きの貼り紙のことです。放置すると同種の貼り紙や落書きが増え、犯罪も 増えるなど街の荒廃に繋がります。

    鎌倉市はタギング貼り紙も落書きと定義づけ積極的に除去しています。

    6月末所用で渋谷に行きました。駅周辺は落書きや手書きタギングの貼り紙や印刷ステッカーが所狭しと貼られ、その 異様な風景に息を呑み愕然としました。

    「違反ビラや落書きゼロの街大船」の景観が保たれているのは、Iさんの地道な日々の巡回に負う所が大きく貴重な存在です。

    街を深く観察できる行動力のある人がもっと増えるといい・・・切なる願いです。
    大船駅東口湘南信用金庫前の歩道
    大船駅東口湘南信用金庫前の歩道
    (Iさんが言う「豚のような真新しい貼り紙」)
    (剥がした後 7月11日実施)



    平成21年7月9日
    ■ 防犯・子どもが犯罪者に狙われる! −大人が変わろう 子どもや地域を守ろう−
    去る7月4日(土)午後2時から鎌倉市役所第3分庁舎で、鎌倉市市民活動センター運営会議主催による「子どもを犯罪から守るために!  −西鎌倉学区に学ぶ地域力−」と題したフォーラムが開催され参加しました。

    まず大津定博さんの基調講演がありました。大津さんは現役バリバリのサラリーマンでありながら、「犯罪から鎌倉を守る会」代表、 今年7月1日にはNPO「鎌倉ガーディアンズ」を発足させその代表も務めるなど正義感の塊で、行動力溢れる稀有な人です。

    「性犯罪が増え、7歳前後の子どもが被害者の14%を占めている。子どもを犯罪から守るために今地域力が問われる時代、全国的に少年犯罪が 増える傾向にある中で、鹿児島市のように減っている都市もある。鹿児島には「郷中教育」という伝統的な「年長者は年少者を指導し、 年少者は年長者を尊敬する」など人材教育の縦割り教育が今に受け継がれている。

    鎌倉市で言えば西鎌倉学区を挙げることができる。平成15年空き巣などの犯罪が年36件とピークだった時期をさかいに、町内会・学校・家庭が連携し 地域ぐるみで防犯に取組み、今年はゼロの成果をあげている。大人が変われば地域が変わる。地域の子どもは、地域で守り育てよう。」と話されました。

    パネルディスカッションには手広中学校校長、西鎌倉小学校校長、西鎌倉地域教育懇話会会長、新鎌倉山自治会前会長、西鎌倉山防犯を考える会元会長、 西鎌倉住宅自治会会長以上6人の方が、パネリストとしてそれぞれの立場から話されました。

    「子ども達が地域から守られている。」「西鎌倉学区では、各自年に数回参加するだけでよい365日防犯パトロールのシステムをつくり、効果を上げている。」、 「あいさつの声掛け運動を実施した。」「子どもに車のナンバー暗記を奨励した。」「老人会と子ども会とで公園清掃」「防犯パトロールと美化清掃を ボランティアでは継続しにくいので、自治会規則に参加義務とした。草取りも実施している。」「幼稚園児の実演 知らない大人に誘われたら大声で『いやだー』と言って石の ポーズをする」など・・・
    鎌倉市役所 第3分庁舎
    しぜんにあいさつ まず意識することから
    (関心の高い参加者で埋まった会場)
    (あいさつ運動 新鎌倉山自治会のステッカー)

    人とのかかわりが希薄な時代に、世代を超えて綾なす織物のように、防犯活動を通してまちづくりに取組む様子が熱く語られ、これまでに 築かれた地域力に感動しました。


    平成21年7月7日
    ■ 「定額給付金を地域に活かしたい」 九品寺バス停に《幸せベンチ》がやってくる!


    6月初め、材木座にお住いの方から「定額給付金をベンチに使って欲しい。」とお電話を頂き、「足りない分を足して支援しましょう。」 と有り難いお話をお受けすることにしました。

    出来ればお住いの近くにと思ったものの、九品寺バス停周辺は道幅も狭く考えあぐねていたところ、「無理であれば他のところにお使いく ださってもよろしいのです。」

    確認のために現場を見に行きました。バス停にそぐわない丸椅子が1個と空き缶1個、それを見てこれに換わるベンチを置きたいという思いに駆られ、 町内会長さんにご相談しました。

    町内会長さんは労を厭わず、7月4日から7月7日までアンケート用紙をバス停にぶら下げ、毎日回収する手法で、現場をよく知る 利用者の声をまとめてくださり、今日「152人中143人の賛成が得られました。」とご連絡頂きました。

    これまでベンチ設置活動をしてきた中で、今日程「胸キュン! 感動!」を味わったことはありません。支援者の思いを活かし、地域に迎え 入れられる《幸せベンチ》はもう間近―。


    平成21年6月30日
    ■ 雨上がりの憂鬱・ビニール傘のポイ捨て
    季節は梅雨。傘の出番が最も多くなるこの時期、雨上がりには街中にビニール傘の置き去りがあちこちで見られます。

    終日雨だった6月28日の翌日、例によって自宅近くで骨が折れ路上に放置された真新しい傘を見つけました。手際よく?露先(つゆさき)を引っ張り、 ビニールを剥がし、傘の柄を折って「燃やすごみ」と「燃えないごみ」に分け、自宅に持ち帰りました。
    無責任な行為
    簡単に分けることが出来ます
    (許しがたい 壊れた傘の置き去り)
    (鎌倉市のごみの出し方・こうして出せば満点)

    2006年今泉クリーンセンターで撮影 洋傘の年間輸入量は、日本の人口より多い
    1億3千300本(2006年)、その多くは中国に頼っています。

    燃えないごみに出された傘の約半数がビニール傘、資源の少ない日本なのに、相も変わらず使い捨ての消費生活が垣間見え、 ビニール傘はその象徴のように思えてなりません。

    鎌倉市はごみを埋め立てず、100%リサイクルするゼロ・ウエイストを目指しており、「燃えないごみ」に出された傘も資源化するため、 手作業で金属とその他に分別、多くの手間とコストをかけています。

    鎌倉市は、人口10万以上の自治体の中で平成16年、17年、18年と3年連続 リサイクル率ナンバー1になったものの、喜んで ばかりもいられない現状を知り、壊れ放置された傘を見ながら、今、愛着を持って物を大事に使う心の豊かさが求められているように思いました。


    平成21年6月26日
    ■ 続・鎌倉学園高等学校ボランティア部の活動
    「先日遣り残した作業の続きを6月23日に実施しました。思ったより砂が残っており、生徒たちも汗しながら頑張って いました。そのときの写真をお送りします。」とボランティア部顧問の先生から、メールが届きました。

    同校とは、「ボランティア部活動の事始にまち美化に取り組みたい。」と先生からご相談を受けたことがきっかけで、 願ってもないお話でした。

    生徒の皆さんが頑張る様子と、6月26日号タウンニュースに掲載された関連記事のご紹介です。
    砂は以外に重たい!
    海開きも間近 役に立って嬉しい!
    (この前の続き さあ頑張るぞ〜)
    (やり終えて達成感満点 気分爽快!)




    平成21年6月24日
    ■ 北鎌倉円覚寺前バス停 雨水利用でベンチの掃除
    ベンチ設置活動は、北鎌倉 円覚寺前バス停からスタートしました。あれから5年、今も健在ですっかりまわりの 景色に溶け込み、多くの人びとのお役に立っています。

    木々が茂り、交通量の多いこの場所はベンチが汚れやすく、時々掃除をしていますが、雨水利用のアイデアを思いつき、 今日降りしきる雨の中、ベンチみがきをしました。洗剤を付け、金属タワシでこすり水溜りで雑巾を洗っては汚れを拭き取る、 背もたれのある5台のベンチ清掃は1時間で終わりました。

    メンテナンスをしながら物を大事に使う、心地よい汗を流しました。
    2004年3月25日 朝日・神奈川・産経・毎日・ヘラルド朝日の各新聞に紹介記事が掲載されました
    1時間かかりました
    (2004年設置当日 多くのメディアが取材)
    (5年後も健在 汚れがとれきれいになったベンチ)



    平成21年6月22日
    ■ 鎌倉駅西口地下道入口近くの自販機が景観配慮色になりました
    年間1900万人もの観光客が訪れる鎌倉。鎌倉駅ホーム下は漫画家横山隆一さんのタイル画やギャラリーも ある地下道になっていて、観光を楽しむ人達も鎌倉駅東口⇔西口へ。行き交う人の密度が高くなる場所です。

    鎌倉駅東口から人の流れが漏斗に吸い込まれるように地下道へ。最近その出口近くに置かれた飲料用自動販売機の お話です。


    @5月3日。美化活動団体キープ鎌倉クリーン推進会議主催の「第10回 ゴールデンウイーク3日間 若宮大路啓発清掃」に 参加した時、鎌倉駅地下道西口出口近く、新設れた自販機に気がつきました。回収箱はあるものの、溢れた容器とごみが周囲 に散乱。

    A5月4日。回収箱が2個になっていました。


    B5月19日。自販機が景観配慮色に、回収箱も箱型に取り替えてありました。
    飲料用自動販売機と空き容器回収箱周辺は、容器以外のごみを捨てられることも多く、観光地鎌倉の悩みの種 になっています。

    今回、自販機と一体型に配置された箱型の回収箱は、物陰を塞ぎ投入口も高く、全体が景観にもマッチして、心理的に ごみの置き去りがしにくくなりホッとしました。

    この事例を通して、今後も観光客の密度が高い鎌倉の自販機と回収箱のあり方について、観察を続けていく予定です。


    平成21年6月18日
    ■ 若い人・高校生ボランティア
    今年4月に誕生した鎌倉学園高等学校ボランティア部が、若宮大路の突き当たり、滑川橋際の飛び砂を浜に戻す活動 現場の取材をしました。

    参加した部員は12人。箕、シャベル、袋、ネコ車などの用具は藤沢土木事務所が全面的に協力し、 午後3時半から約1時間、高校生は額に汗して次々に土嚢に砂を入れ浜に運びました。
    頼もしい高校生
    湿った重い砂を運びました
    (体力任せに頑張る高校生)
    (浜にもどした砂)

    藤沢土木道路維持課長さんのお話では飛び砂の量約7トン。今日は約3/4を浜にもどすことが出来ました。 頼もしい高校生のお陰ですっきりしました。

    顧問の先生「生徒たちも貴重な体験が出来ました。今後は自主的に取組めそうです。」
    皆さんお疲れ様でした。そして有難うございました。
    風に舞い上げられた砂
    すっかりきれいになりました
    (作業前の現場)
    (きれいになった憩いの場)



    平成21年6月16日
    ■ お花の癒しと古館橋バス停
    手広の交差点を大船方面に向かうと、緩やかなカーブを過ぎた柏尾川沿いに「古館橋バス停」があります。 鎌倉を美しくする会は2005年12月、このバス停に39台目のベンチを設置しました。

    周辺は人家が少なく、歩道から河川敷にかけて草が生い茂り、犬の散歩道コースらしく、草むらは犬の糞だらけ (犬が悪いのではなく、飼い主のモラルが問題なのですけれど)、空き缶、吸い殻のポイ捨ても日常化していました。




    ベンチ設置を機に、通りすがりごみ拾いも2〜3年続けましたが、思うほどの改善は得られずにいたところ、 2008年神奈川県藤沢土木事務所が、河川敷にあった掲示物を撤去。バス停に繋がるその土地を花壇にすれば、 バス待ちの人の心も和み、ごみのポイ捨ても少なくなるのではと思い、担当者に使用許可を得ることが出来ました。

    正しくは、〈梶原町内会長〉〈鎌倉を美しくする会〉の連名で、神奈川県藤沢土木事務所長宛に「河川一時使用届」 を出し、県から借りているのです。
    古舘橋バス停とあまりにも多いたばこの吸殻
    担当職員の方が花壇用土地の測量
    (たばこの吸い殻50〜60本)
    (花壇用土地の測量)

    砂利交じり、おまけにトラックの轍で踏み固められた土をツルハシで掘り起こし、篩いにかける土づくりは、ネコの額ほどの面積 なのに、思いのほか大変でした。

    今年になってノースポールとパンジーを植えたところ、頭に描いたイメージと違い、ノースポールの勢いが勝り、白一色の見事な 花壇が多くの人の目を楽しませ、ごみのポイ捨てもかなり減りました。
    見事なノースポールの花壇
    活動に共感したIさんの協力は得がたい
    (見事なノースポール パンジーはかわいそう)
    (マリーゴールドとベゴニアを植えました)

    命を終えたノースポールはよく乾かし、土の下に堆肥として敷き、2週間土を寝かせました。

    6月13日、サポーターのIさんと一緒にマリーゴールドとベゴニアを植えました。Iさんはまた、自宅のゼラニウムを花壇の縁に 植えてくださり、お花の力を借りて古館橋バス停周辺が、確かに少しずつ「きれい」に弾みがついてきたように思います。

    因みにIさんは藤沢の住人。よくここを通るからと参加してくださった頼もしい方で、活動の輪も広がりました。


    平成21年6月11日
    常盤道普請の会サインボード 2008年2月2日撮影 ■ 市役所通りの清掃 ご苦労様です
     「アダプト・プログラム 常盤道普請の会」の活動

    6月7日(日)市民活動の日フェスティバル会場に行く途中、市役所通り・長谷の隧道を通り抜けたところで、車道の土掻きを しているYさんにお会いしました。

    その日は常盤道普請の会の清掃日だそうで、そういえばアダプト・プログラム 常盤道普請の会の幟旗が 沿道にはためいていたのを思い出しました。

    「ご苦労様です。この道はよく通るので、きれいになっていく様子が分かります。皆さんのお陰です。」
    「本当はトンネルの手前までなんですけれど・・・。車道に土が溜まると草が生えポイ捨てが増えるので、土を除いているのです。」
    「お気持ちよく分かります。でも車道は危険だから気をつけてくださいね。
    鎌倉は木が多くて車道の隅に木の葉や土が吹き溜まり易く、鎌倉駅西口の紀ノ国屋辺りまでこの状態が続いていますしね。 草取りも大変でしたね。北条氏常盤亭跡に置いてあった袋の数の多さにビックリしました。」
    「早い人は今朝6時半から作業をしてくださっています。」

    常盤道普請の会は市役所通りの「長谷隧道トンネル手前から仲ノ坂信号まで」を清掃しておられるグループで、史蹟北条氏 常盤亭跡もあり、中世の風景が感じられる場所です。
    北条氏常盤亭跡
    市役所通り 長谷隧道の脇
    (北条氏常盤亭跡の草取り)
    (車道に溜まった土を除去するYさん)

    アダプト・プログラムアダプトとは養子という意味で、道など公共の場所を養子に喩え、住民や事業所等が受け持ち 範囲を決めて清掃などの面倒を見、わが子のように慈しむまち美化の方法です。行政(市・県)と合意書を交わし、道行く人にも 清掃をしている人達が分かるように、サインボードを設置するなどの特徴があります。

    1985年アメリカテキサス州で生まれたまち美化手法アダプト・プログラムは、アメリカの殆どの州で採用され、日本では
    社団法人 食品容器環境美化協会 が推進役を担い、都道府県の殆どが地域にあったやりかたで取組んでいます。

    鎌倉市は2001年出来た「クリーンかまくら条例」の行動計画に、アダプト・プログラムも取り入れ、常盤道普請の会の他に、 鎌倉さわやかサポーターズ、柏尾川フラーワーロード、玉縄城址まちづくり会議の皆さんが地域のまち美化に取組んでおられます。 担当は鎌倉市環境部 環境保全課です。


    平成21年6月7日


    2009年6月5日〜7日 鎌倉生涯学習センター ■ 市民活動の日フェスティバルに参加
    6月5日(金)〜7日(日)鎌倉生涯学習センターで、市民活動の日フェスティバルが開催されました。 (主催:かまくら市民活動の日フェスティバル実行委員会)

    鎌倉を美しくする会は、2008年から取組んできた横浜市栄区との市境・大船駅笠間口周辺の美化活動の成果を まとめパネル展示をしました。

    また、会の活動を多くの人に知って頂くために作成したホームページアドレスのPRにも力を入れました。展示を見て くださった方々の声↓

    「鎌倉がきれいなのは、このような市民活動があってのことですね。」(葉山町の人)
    「最近大船駅笠間口周辺がきれいになった訳が分かりました。」(深沢の人)
    「ホームページ見ました。良く出来ていますね。ぼくたちも頑張らなくっちゃ。」(市職員)など

    足を止めて見て下さった方々の感想が励みになります。また、会場では他の団体の方々と情報交換をすることが出来有意義でした。

    横浜市栄区との市境・大船駅笠間口周辺の美化活動
    事業所も大事なパートナー・みんなで
取組むまちづくり
    (鎌倉を美しくする会のパネル)
    (キープ鎌倉クリーン推進会議のパネル)

    フェスティバルの計画、実施、後片付けまで終始裏方に徹してフェスティバルを成功に導いてくださった実行委員の皆さま方、 本当にご苦労様でした。そして有難うございました。  


    平成21年6月6日
    ■ 「名越切通」国史跡が落書き被害
    1966年、国の史跡に指定された逗子、鎌倉両市にまたがる「名越切通」に落書きされたというニュースは 新聞、テレビなど多くのメディアで報道されました。

    2006年5月、県道311号線の逗子に向かう名越隧道手前の道沿いにあった落書きを消去し、貼り紙を剥がしたことを 思い出し、或いは沿線にも被害が及んでいるのではと心配になり見に行きました。

    幸い被害は無かったものの、ついでに名越隧道、新逗子隧道、新小坪隧道と連なる3つのトンネル内の 落書き状況を見て回ったところ、夥しい落書きが放置されていることが分かりました。

    逗子市、鎌倉市の市境は名越隧道の真ん中あたり、施設管理者は県道でも市境を挟んで逗子側が神奈川県 横須賀土木事務所、鎌倉市側は神奈川県藤沢土木事務所となっている地帯です。

    かつて、鎌倉市内の県立フラワーセンター大船植物園近く・竜宝寺トンネルは、度々落書きの被害に遭っていましたが、 ロジュマン自治会、植木町内会などが落書きゼロに取組み、地域一帯の落書きを消去してからは書かれにくくなりました。

    今回は、トンネル内の落書き放置が無関係とはいえないような気がし、改めて史跡を守ることの大切さと、 その意味合いを考えさせる事件となりました。

    このニュースは後日
    タウンニュース鎌倉版(2009年6月26日号)にも取り上げられました。


    平成21年6月5日


    ■ こちら 鎌倉を美しくする会の事務局です
    事務局というにはあまりにも小さい会でお恥ずかしいのですが、鎌倉を美しくする会の作業はこの机でしています。 宵っ張りの生活は地球温暖化対策の枠組みが、国際舞台で話し合われているこの時期、心がちくちく痛み反省 しながらもまだ当分続きそうです。

    去る5月26日、東京国際展示場で開催の2009NEW環境展に行った折、My机の蛍光灯がちらつき始めていたのを思い出し、 LED蛍光管を展示している省エネ展示ブースに立ち寄りました。たまたまこの会社の社長さんが来ておられお話をすることが出来ました。

    「20W蛍光管の値段はおいくらですか?」
    「いくらだったら買いますか?」
    「主婦感覚だと高くても2千〜3千円位・・・」
    「それでは安過ぎます。数年したら安くなりますが、今は1万円します。寿命は長いし、9Wで蛍光灯の20Wと同じ明るさ なのでそれだけの価値はあります。」
    それでも使ってみたくなり、売り物ではない展示品を半額で譲って頂きました(ラッキー!)。

    帰って直ぐに取り替えたのは言うまでもありません。照明器具は家庭内消費電力の約17%を占めるそうで、 我が家で一番長く使う照明器具を9Wに取り替えたことに、宵っ張りの言い訳・免罪符の後ろめたさを感じながらも、少し省エネ 気分を味わっています。
    主婦の基地?両袖にはミシンや裁縫道具も。右上観音扉は仏壇です
    扉を開ければ小物がびっしり
    (一見すっきり)
    (扉の内側には文房具、封筒、はがきなど)



    平成21年5月28日


    平成21年5月24日
    ■ 深沢小学校の校門が復活し 新川沿いの歩道が整備されました!
    まちは日々変化していてタウンウオッチングに事欠きません。だからまち歩きは楽しい! (時たま素敵な建物が壊されたり、生垣がなくなったり、悲しいこともあるけれど・・・)

    深沢小学校グランドに面した新川沿いの歩道は、よく通るので完成を楽しみにしていたところ 、5月15日号タウンニュースに「深沢小 大正時代の“門”が復活」の大見出し、その経緯も詳しく書かれていました。

    道行く人にとっては便利になったものの、校庭の隅にあったメタセコイアの巨木や桜は歩道側にとりこまれ、木々にとっては 環境の変化に戸惑っていることでしょう。せめて根を痛めないように気をつけようと思いました。
    4/30撮影 深沢小学校隣接歩道を広げる作業 大正時代の校門が復活しました
    歩道の拡幅工事
    大正時代の校門が復活



    平成21年5月19日


    ■ 横浜市との市境をきれいにしたい!!! 2006年2月、横浜・鎌倉両市民待望の大船駅笠間口(所在:横浜市栄区)が開設されました。

    大船駅乗降客の総数は 1日約17万人、その内約4万2500人が再開発が遅れている鎌倉側の狭い歩道を通り、大船駅東口まで歩いていた人達。
    大船駅笠間口 を利用出来るできるようになり、長年の不便さが解消されました。

    しかし人の流れが変わると、散乱ごみ、放置自転車やバイク、違反広告物など地域環境を悪くする新たな問題も目立つようになりました。

    例えば、鎌倉市側の違反屋外広告物の警告を受けた業者が栄区側に移動する、目の前にあるカードローンの違反広告が 横浜市エリアで撤去できないなど…。度々栄区役所に連絡し除却のお願いをしても、対処療法では根本的な解決にはならず、 まち美化に取組んでいる鎌倉を美しくする会は、現状を少しでもよくするために行政区を越えた取組が出来ないか 模索を始めました。
    大船駅笠間口(横浜市) 大船駅笠間口前(鎌倉市)
    大東橋脇のフェンスに貼られた違反広告
    3日後大船駅笠間口駅前の鎌倉市側に

    砂押川に架かる大東橋周辺 大船駅笠間口前・横断歩道近く
    草、雑木がはびこりごみの吹き溜まり!
    バイクが常時占拠し周辺はごみだらけ

    ■ 2008年1月9日 行政担当者と「大船駅笠間口周辺の美化問題懇談会」を開催
    大船駅は横浜市と鎌倉市にまたがっており、市境も両市民が密度の高い生活の場として行き交う人も多いことから、 横浜市栄区役所 総務部地域振興課、鎌倉市環境部環境保全課、景観部都市景観課、拠点整備部大船駅周辺整備課、 都市整備部道水路管理課の職員の方々をお招きして懇談会を開催しました。その詳細は
    タウンニュース鎌倉版(2008年1月18日号)で紹介されました。

    市境が明確に示されたことは大きな収穫で、大東橋を渡りきった右手一角も鎌倉市という認識を新たにしました。



    ■ 2008年3月末 鎌倉市が護岸上の草木刈り 鎌倉を美しくする会が土掻き
    市境にスポットライトが当ってからの対応は早く、鎌倉市は3月末、大東橋の上流側の護岸上に生えている草木を刈り 取りました。4月上旬鎌倉を美しくする会は草木が生い茂る程に積もった土を掻きだすボランティアをしました。 ズシリと重い土の量・何と22袋になりました。
    砂押川大東橋周辺の護岸 砂押川大東橋周辺の護
    雑木や雑草が取り払われすっきり!
    堆積していた驚くほどの土の量

    ■ 2008年5月〜 フェンス内の清掃ボランティア
    大船駅笠間口正面のフェンスで囲まれた土地は、将来人の流れをスムーズにするためのデッキ設置用地だそうで、 横浜市と鎌倉市の共有地ということも分かりました。

    フェンスの出入り口には鍵がかかっていて、中に目立つごみが あっても片付けられず、放置するとごみがごみを呼ぶので大船駅周辺整備課担当者に、番号式錠前に代えてくださるよう提案し、 鎌倉を美しくする会は、フェンス内の清掃をかって出て、ずっと続けています。

    最初の頃は新聞、壊れた傘、飲料の空き容器などごみの多さに悩まされたものの、最近では周辺がきれいになり通る人の マナーUPでごみも少なくなっています。

    しかし依然として変わらないのは、たばこの吸殻、チュウインガムのはき捨てです。爪楊枝のポイ捨ても結構多いですよ。

    7月になってスタンド式違反広告が大東橋の袂に置かれているのに気がつきました。置き得で放置される違反広告を 担当課に連絡し、すぐ対処して頂きました。鎌倉を美しくする会会員は、市から違反屋外広告物除却協力員の委嘱も 受けており、市との連係プレーはスムーズです。
    横浜市・鎌倉市共有地 大東橋の袂に置かれた違反広告
    開錠しフェンスの中のごみ拾い
    昨年も同時期、6〜7本置かれました

    ■ 2008年9月末 車道の土掻きと歩道の草取り 横浜市栄区役所との連携
    少しずつまちがきれいになっていく手応えを感じながら、鎌倉を美しくする会は9月末越境して、大船駅笠間口 から家電量販店などがある「Oh! Plaza」に向かう人通りの多い歩道の草取りと車道に溜まった土を取り除く 作業をしました。

    歩道の隙間にたくましく根を張ったカヤの根を掘り起こすのに手間取ったものの、作業の成果は8個の レジ袋に納まり、袋の処理は栄区役所にお願いしました。
    横浜市栄区 横浜市栄区
    作業の成果 車道に溜まっていた土や草
    きれいになった歩道 出勤を急ぐ人達

    草取りをしていてガードレールカバーが、灰皿代わりになっているのに気が付きビックリ! かなり長く使われていたらしく、 つついてもびくともしないので、栄区役所に連絡しました。聞くところによれば、夜はタクシー乗り場になるようで、 タクシー待ちの人々が喫煙スポットとして利用していたのでしょう。

    また歩道の防護柵ににチェーンで固定された カードローンの違反広告も、栄区役所に連絡していましたが、最近大船駅笠間口周辺では殆ど見かけなくなりました。
    横浜市栄区 横浜市栄区
    ガードレールカバーが灰皿代わりに
    度々置かれるカードローンの違反広告

    ■ 2008年10月 大東橋上流と下流 両岸防護壁の草刈が実施されました
    大東橋周辺は人通りも多く、護岸の伸びた草が隠れ蓑になり、ごみの投げ捨てが日常化していました。 懇談会後鎌倉市は10月、延び延びになっていた大東橋の上流と下流・横浜市側も含め両岸防護壁の草刈を実施、さっぱり しました(↓太枠部分)
     両岸防護壁管理者は横浜市と鎌倉市


    大東橋上流
    大東橋下流


    ■ きれいになった大船駅笠間口周辺 これからもみんなでね
    その後横浜市(道路局)は、大船駅笠間口前から大東橋周辺までの毎日清掃を始め、横浜市側の大東橋際 フェンス内側の護岸に投げ込まれていたごみも掃除が行き届き、お陰でめっきり少なくなりました。

    ともすれば目が届きにくい市境に目を向け活動して1年半、多くの人々が関わって大船駅笠間口周辺は随分きれいになり予想外の 成果が得られ感謝してます。

    鎌倉市放置自転車監視員、「Oh! Plaza」の駐輪場整理の従業員、そういえば近くのS事業所の方々もボランティア清掃を しておられると聞きました。そして何よりもまちがきれいになったことで、ごみを捨てない人の参加がまち美化に貢献しています。 きれいだときもちいい! 歴史を背にしたこのまちが、もっともっとみんなに愛しまれますように・・・

    ■ 大船駅笠間口地名「笠間」の由来(鎌倉を美しくする会 会員調べ)
    鎌倉古道の両側にあった小高い丘を笠に見立てその間にある集落を笠間と呼んだ、または、山あいで風が吹きぬけるので風間 (かぜま)が転じて笠間となったという説もあります。

    現在横浜、鎌倉に分断されたこのあたりは古くは 相模国鎌倉郡 岩瀬村(今泉、桂、公田村など)の領内で、源 頼朝が治承四年、東北方面に兵を進め、常陸国奥七郡(現在の茨城県常陸大宮市) の領主 佐竹氏を討つ折り、捕らえられた武将の一人が 頼朝に対し「佐竹氏はもと源氏の一族であったのに、なぜ攻め滅ぼしたのか」 と抗弁し随行を許され、「岩瀬与一太郎義正」の名を与えられました。

    義正は頼朝が鎌倉入府の折り、(現在の)岩瀬郷の 所領を与えられこの地で生活をしたようで、かつての領地を偲びこの地に、笠間、中野、など現存する村の名をつけたのではないかと されています。

    明治4年(1871)の県誌には「本郷六か村」中野、鍛冶ケ谷、公田、上野、小菅ケ谷、笠間村の標記があります。その後このあたりは 横浜市勢の拡大に合わせ、順次鎌倉郡から離れ、横浜市戸塚区から栄区(昭和62年)になり、笠間町としてその名を留めています。


    平成21年5月6日
    ■ 壊された手広バス停(大船方面行き)ベンチ
    若宮大路の清掃に向かう途中携帯電話が鳴り、「ベンチが壊れている。」と会員から連絡があり、帰りに立ち寄るとご覧の有様。 ここは吉田整形外科医院の駐車場で、車がぶつかったものと思われます。かなしい〜
    手広バス停(大船方面)
    手広バス停(大船方面)
    (支援者メッセージを貼った板が無残!)
    (歩道側から見たところ)

    翌々日修理をしました。支援者の善意で設置したベンチ、大事にしたいもの。あなたの愛車のためにも、ベンチのためにも、ハンドルさばき よろしくお願いします。
    手広バス停(大船方面)
    手広バス停(大船方面)
    (修理をしました。ほっと一息)
    (安全運転を願い反射テープを貼りました)



    平成21年5月5日
    ■ 「第9回 ゴールデンウイーク若宮大路啓発美化清掃」と「鎌倉市路上喫煙防止条例」
    キープ鎌倉クリーン推進会議が主催する5月3・4・5の3日間行う清掃活動に、鎌倉を美しくする会も 参加しました。3日4日は晴天、特に4日は絶好の行楽日和で、街中も海岸も人で溢れかえったものの、5日は午後から本降り、 それでも傘の行列が街中をうめました。参加者は延べ18人、集めたごみは8.5袋(30リットル入り)にもなりました。

    草むらに潜ったごみがあっという間に袋いっぱい
    フェンスから投げ込まれたごみも丹念に拾い集めました
    (本覚寺駐車場ベンチの下に吸い殻がいっぱい)
    (水路に面した草むらのごみ拾い)

    観光に来られる人々のおもてなしをこめて、毎年ゴールデンウイークにも美化清掃をしていますが、昨年との大きな違いは、 4月から路上喫煙防止条例が施行され、特に鎌倉駅周辺が路上喫煙禁止区域に 指定されたことです。

    鎌倉駅西口のごみ容器の前で、たばこに火をつける人を何人も見かけ、喫煙スポットに案内する一幕もありましたが、路上喫煙防止指導員も 観光客に条例を周知徹底させるための指導にあたり、駅周辺での吸い殻ポイ捨てはかなり減りました。

    条文には「喫煙者の責務:市民等は、路上喫煙をしないよう努めなければならない。」と謳ってあり、市内全域が対象なので 、自転車バイクに乗っている人も例外ではありません。

    市民等とは、市内に居住する者又は観光旅行者、市内に通勤若しくは通学をする者, その他市内に滞在し、若しくは市内を通過するものをいう。」と定義しています。

    大船駅東口歩道橋下・コンビニの隣り
    モノレール大船駅裏 2F公衆トイレ横
    鎌倉駅西口広場・時計台の右奥
    鎌倉市は愛煙家にも配慮して、大船駅・鎌倉駅周辺夫々に、喫煙できる場所を設けました。



    (担当窓口 環境保全課)


    平成21年5月4日
    こいのぼり
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    若宮大路清掃に参加した後、由比ガ浜海岸沿いを七里ガ浜方面に移動していたとき、 大勢の人がいっせいに空を仰ぎ、携帯やデジカメをかざして写真をとっている場面に出くわしました。 視線の先には大空を雄大に泳ぐこいのぼり!!!

    スケールの大きさに圧倒されわくわく。 凧揚げの主はチーム4〜5人の綱捌き。思い掛けない記憶に残る楽しい思い出が出来ました。



    平成21年4月4日
    畠山重保供養塔前の柵の下に溜まった土掻き
    若宮大路・一の鳥居近く、うっそうと茂る木々に包まれた畠山重保邸址の石碑と供養塔があります。 ここを通る時、木々の落ち葉を長年ボランティア清掃してくださっている方々に感謝せずにはいられません。
    一昨年に次いで、今年も柵の下に溜まった土を掻きだす作業をしました。反対側の歩道を月3回若宮大路のごみ拾いを している
    グリーンバード鎌倉
    の皆さんにも会いました。

    柵の下に溜まった土を掻き出す作業
    ずしりと重い土の量
    (ご苦労様と声を掛けて通る人も…)
    (30gの袋にずしりと重い土の量)

    「日本の道100選」のひとつ若宮大路は、源頼朝が鶴岡八幡宮への参道として800余年も前に造った道で、今も市民や 多くの観光客が行き交う歴史が息衝く誇れる道です。

    沿線には大勢の人達が、様々な美化活動をしておられます 。柵の下の土は、人が捨てた吸い殻やごみを除き、自転車で運んで植え込みに戻しました。

    気がついたこと 「木の養生」と「由比ガ浜歩道橋の補修」
    弱ったエノキただいま治療中
    歩道橋から見る若宮大路は絶景の穴場"
    (木も生きています根元を踏まないで!)
    (2009年3月歩道橋の補修が完了ました)

    エノキの根元に木炭が敷いてあり、幹に数ヵ所栄養剤を注入中のプラスチック容器が目に留まりました。藤沢土木事務所 道路維持課にお訪ねしたところ、「車道に張り出し枝を切った時、木が弱っていることが分かり、今治療をしているところです。 木炭は踏み固められた木の根に酸素が届くように、空気の層をつくり保護しています。」「由比ガ浜歩道橋の補修は3月に終わりました。」

    度々落書きされた支柱もきれいに塗りなおされ、階段の穴もふさがれました。 これからは落書きの被害から守り、土砂が積もらぬよう、せめて年1回の清掃できればと思います。

    隅々の土砂除き 三菱東京UFJ銀行員ボランティア参加(2007年1月13日)
    (排水口周辺に溜まった土砂を除く)
    (アッ!階段の隅が錆びて大きな穴…)

    2007年1月13日、湘南地区の三菱東京UFJ銀行員の方々と由比ガ浜歩道橋の隅々に溜まった土を取り除く作業をしました。土が 溜まると草が生え、土が水気を含むため錆が出て橋が痛み、強度が落ち歩道橋の寿命が短くなります。皆さんの丁寧な作業で レジ袋6個分の土を取り除きました。

    由比ガ浜歩道橋の落書き消去活動(2003年10月18日)
    (落書きが見えないところは手鏡を使って…)
    (貼り紙はがしの指導 平塚をみがく会会員)

    今は昔、若宮大路も手の施しようがない程落書きだらけ、落書きの消去方法は先輩格の 平塚をみがく会に 手ほどきを受けました。
    由比ガ浜歩道橋は、若宮大路の中で最も落書きが多い場所、多くの目で見守りましょう。


    平成21年3月24日
    富士見町のバス停
    width=250
    width=250

    「モノレール富士見町駅」のホーム下は「富士見町バス停」で周辺は常時放置自転車やバイクが列をなしているものゝ、 いつも整然と並べられています。

    この道は昭和5年、日本で初めて大船駅から片瀬まで作られたという自動車専用有料道路だったそうで、後に鎌倉市に移管 されましたが、歩道も確保できないほどの狭い道です。

    昨日、自転車をきれいに並べている人発見。隣接の会社潟Vンロイヒの守衛さんだと分かりました。ごみ拾いもして おられるそうです。いつもご苦労様、有難うございます。


    平成21年2月24日
    ■ かわごえ環境フォーラム
    2月21日(土)川越市東口多目的ホールで、かわごえ環境ネット主催の「第7回 かわごえ環境フォーラム」が開催され ました。観光地として共通した話題も多いことから、鎌倉を美しくする会に講演依頼があり 「市民活動と行政との協働−鎌倉の事例をもとに」というテーマで3つの活動を紹介しました。

    その1 ベンチで憩うまちづくり・共同寄贈方式バス停ベンチ設置活動。
    その2 落書きされないまちづくりとその経過、 これから始まる鎌倉市との協働事業の紹介。
    その3 鎌倉市と2市民団体(NPO法人鎌倉シチズンネット、 NPO法人鎌倉リサイクル推進会
         議)の協働による「譲ります」「譲ってください」の不用品登録制度。

    質疑応答も活発で「狭い公道にベンチ設置が可能なの?」 「支援者を募るのが大変なのでは?」「そう言えば川越には 街中にベンチが少ない。今気が付きました。ベンチは必要だと思う」など。2時間があっという間に過ぎ充実した交流と なりました。フォーラムの様子が
    クラッセ川越で第7回かわごえ環境フォーラムで紹介されています。

    嬉しいニュース 川越市は4月から朝のNHK連続ドラマ「つばさ」の舞台になるので、その前に街中の落書きを 消されるそうです。


    平成20年8月20日
    手広交差点の危険な看板が撤去されました
    (根元が錆びてボロボロ)
    (間一髪 交通標識が撤去されました)

    深沢交番横にある手広交差点の植え込みにあった交通標語の看板が撤去されました。2004年10月手広のバス停にベンチを設置して から鎌倉を美しくする会は、時々ごみ拾いや植え込みの草取りをしていますが、ある日看板の根元がひどく錆びて危険な ことに気付きました。直ぐ神奈川県藤沢土木事務所に連絡、藤沢土木は設置者の了解を得て撤去しました。

    撤去された支柱の根元は、強風に煽られたらひとたまりもないような錆びようで、交通量の多い現場だけに大事に至らなくて 良かったとホッとしました。

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