ボランティア市民活動団体「鎌倉を美しくする会」は、鎌倉の自然や環境を守るために、
NPO鎌倉センターを拠点に、美化清掃運動、公衆トイレの美化、ごみ箱、観光、落書き、
違反広告、バス停ベンチ設置・維持活動など多岐にわたるまちづくりに取組んでいます。
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まちのれきしはみんなのもの まちのくらしもみんなのもの まちのけしきもみんなのもの だからみんなでそだてよう 育てる心を育てよう
出典;「鎌倉 まちのいろは」帯文より .
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■鎌倉を美しくする会 最新トッピクス
住む人も 訪れる人も こころやすまるまちで ありたい… 「まち美化」はまちづくりの第一歩。鎌倉を美しくする会は、1988年発足以来、散乱ごみの防止、 公衆トイレの美化、違反屋外広告物、落書消しにスポットを当て活動し、2002年からバス停ベンチの改善にも取組んでいます。 定例会でまち美化の方法や課題について話し合い、実践を通してこれまでに多くの推進策を行政や企業に提言してきました。 首都圏に近く、リピーターも多い観光地鎌倉のまちづくりのありように、知恵を出し合い活動を続けて20年余、今ではボランティア団体、 事業所、行政の協働スタイルが築かれるまでになり、細やかながらまち美化の推進に役だっています。 外国人も多く訪れる 観光の街 鎌倉を美しくしたい 鎌倉を美しくする会発足当時、年間の観光客は2200万人だったにもかかわらず、鎌倉市はごみ収集を平日業務の範囲で 収集していたため、土・日の観光ごみが放置され、街中にあふれ散乱し、目を覆いたくなる情景が日常化していました。 外国の街中の美しさに比べ、あまりにもひどい観光地鎌倉をきれいにしたい一念で鎌倉を美しくする会を立ち上げました。 最初に取り上げたのは、ごみ箱の形。口の広い金網かこが観光ルートに置かれ、ごみが溢れまちを汚くしていました。鎌倉を美しく する会は、捨てるごみ箱の形がごみを呼ぶ現状の改善策として、 「“捨てる” から “入れる”へ」を提案しました。 鎌倉観光の特徴は、JR・江ノ電・バスなど公共交通を利用する「歩く観光」の人が多く、駅から出発して駅に戻る行動に合わせて、 ごみは持ち帰りが原則ながら、せめて駅まで持って来てもらえるよう、1994年入れたくなるような分別型ごみ容器の 駅周辺拠点設置と、収集方法の見直しを鎌倉市に提言し実現しました。 鎌倉駅東口・西口、北鎌倉駅県道側・円覚寺側、大船駅東口、由比ガ浜海岸の6箇所に設置された分別型ごみ容器のごみ収集は、 一日に平日2回、土日祝日は3回委託収集されています。 散乱ごみに関する活動 1989年〜1990年:飲料缶の飲み口を口金が外れる「プルタブ」から「ステイオンタブに」と各飲料メーカーに要望、 90年以降急速に実現しました。公衆トイレに関する活動 1989年:「町中探検−ごみとトイレの写真展」を鎌倉中央公民館で開催し、世界の街角ごみ箱と市内街中ごみ箱の比較、 世界の街角トイレと市内公衆トイレ36景などを展示して問題提起、多くの反響がありました。違反広告物と落書き防止に関する活動 1995年〜:街中に溢れる違反屋外広告物にも取り組みました。2003年市民も参加出来る、「違反屋外広告物除却協力員制度」が スタートし、バス停のベンチに関する活動 2003年:個人・サークル・学校・企業・団体などの支援金による共同寄贈方式で行政の協力を得ながら、バス停にベンチを設置して、 設置後は鎌倉を美しくする会が維持管理をする仕組です。 メディアも鎌倉を美しくする会の活動に注目しています |
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