Q1 なぜ、鎌倉を美しくする会を始めたんですか。
質問1:なぜ、鎌倉を美しくする会を始めたんですか?(2012-2-8)
回答1:
(広瀬さんへ) 鎌倉は史跡が多く、海、山も駅から、歩いて行ける変化に富んだ観光地で、「鎌倉が好き」という人も多く、17万4千人が住むまちに、
年間1千9百万人もの人が訪れます。
鎌倉を美しくする会が発足した1988年頃は、観光客数が今よりもっと多い2千2百万人でした。
観光客が出すごみの量がものすごく、収集が追いつかず、ハイキングコース、海の砂浜、街中もごみがあふれていました。これを解決する方法はないものかと、心を
同じくする人たちが集まって、鎌倉を美しくする会を立ち上げました (その当時の写真です)。
Q2 落書き消しをどんな気持ちでやっていますか?
質問2:落書き消しをどんな気持ちでやっていますか?(2012-2-13)
回答2:
(中西さんへ)
落書きは犯罪です。書いている時捕まれば懲役3年以下、または罰金30万円です。落書き犯は悪いことと知って人目をさけて書くので、なかなかつかまらず
困っています。
落書を消さないと、まねして書く人が増えます。犯罪から町を守るため消していて、この作業を始めてから11年たちました。
落書き犯に私の思いが伝わりやめてほしい。会って「なぜ落書きを続けるのか。聞いてみたい。」
Q3 会ができる前と比べて今の町をどう思いますか?
質問3:前(会ができたころ)と比べて高田さんは鎌倉の町をどう思いますか?(2012-2-13)
回答3:
あなたたちが生まれるず〜っと前からで、会がスタートしたのは24年前でした。
鎌倉を美しくする会は町中のごみを拾ったり落書きを消すだけではなく、
活動をとおして問題点を取り上げ、考え、話し合い、よりよいあしたにするために、鎌倉市や神奈川県、企業にも提言(考え・意見を出すこと)をしてきました。
市民の知恵が役に立ち、行政に生かされ、町はずいぶんきれいになりました。自分たちが住んでいる町をより良くする思いを持ち続けてきてよかったと思います。
Q4 鎌倉に対する気持ちは変わりましたか?
質問4:鎌倉に対する気持ちは変わりましたか?(2012-2-13)
回答4:
変わりました。東京から引っ越ししてきたのが昭和46年(1971年)。今日まで町を
よく見続けて来た分、鎌倉への関心が深まり、好きになりました。
Q5 古い落書きは何分ぐらいで消せますか?
質問5:古い落書きは何分ぐらいで消せますか?(2012-2-13)
回答5:
(狩野さんへ)
落書きの大小や書かれた場所などによって違うので一言ではいえませんが、古くなると消しづらくなります。
落書きは、「早期発見・早期消去」書かれたら直ぐ消すと早くきれいに消すことが出来ますよ。
Q6 落書きの洗剤は何を使っているんですか?
質問6:高田さんは、落書きの洗剤は何を使っているんですか?(2012-2-13)
回答6:
消し方はおもに 「@ペンキで上塗り A専用消去剤でペンキをふきとる」 の二通りです。
ペンキを使う場合は、落書きされた面に近い色を選びます。拭取る場合は、
皮ふについても無害の専用の消去剤を使っています。この消去剤は貼り紙はがしにも役に立っています。
Q7 落書き消しの道具類はどんな時持ってるんですか?
質問7:どんなときに、あの8この道具(消去剤、ゴム手袋、かま、貼り紙はずし、ゴーグル、
ビニール袋、落書きを消すスプレー)をもっているんですか?(2012-2-13)
回答7:
落書きや貼り紙を見つけた時すぐ作業が出来るように、何時も自転車の後ろかごに積んでいます。このような道具が一日も早くいらなくなるよう願っていますが、
残念なことにまだまだ続きそうです。
Q8 落書きを消しは、どういう工夫をしてますか?
質問8:落書きを消すのには、どういう工夫をしながらやっていますか?(2012-2-13)
回答8:
回答6をご覧ください。そのほかに衣服にペンキや、消去剤がつかないように気を付けていますが、風向きや、ペンキがはねて衣服を汚しました。
Q9 落書き消しのこつを教えてください。
質問9:落書き消しのこつを教えてください(2012-2-13)。
回答9:
(小倉さま 森田さま)
消去剤を使って消すとき、下地のペンキもはがれることがあります。いきなり消去剤をスプレーせずに、すみっこで試しに消して確かめて、全体を
消すようにしています。
Q10一回のパトロール何個位の落書きを消しますか?
質問10:一回のパトロール何個位の落書きを消していますか?(2012-2-13)
回答10:
(古澤さま)
今、「落書きのないまちづくり活動」を鎌倉市と一緒にしていて、こんな事例がありました。
昨年12月、市役所の担当課から「大船の市の立て看板に貼り紙が4枚ありました。」と連絡を受け、メールで送られてきた貼り紙を見て、いつもの犯人と分かりました。
私は「4枚ですむはずはない。」と思い、買物に行ったついでに町中をていねいに見て回り、13個(貼り紙7、落書き6)見つけその場で処理しました。
鎌倉では常に落書きゼロを心がけており、落書きすると目立つため書きづらくなっています。そのため落書き犯は、落書き、貼り紙を見つけにくいように小さく書くので
多くの人は見過ごすことになります。
パトロールして落書き・貼り紙の収穫?がないとホッとします。
Q11 おもにどこをきれいにしていますか?
質問11:「鎌倉を美しくする」といっても、鎌倉は広いので、高田さんは主にどこを きれいにしていますか?(2012-2-13)
回答11:
(小池さま)
5地区(@鎌倉地区 A腰越地区、B深沢地区、C大船地区 D玉縄地区)の中の1〜4地区を主にパトロールしています。2年前それまでの自転車から電動アシストに変えたので、
坂の多い市内の移動が楽になりました。ハンドルにレジ袋ぶら下げ、目立つごみを拾うようにしています。
落書きは毎月報告書を作成しており、市内を分担したそれぞれの受持ち会員からの落書き報告、市からの報告などをこの3年間私がまとめてきました。
その調査結果から落書きされやすい場所、常習落書き犯像も分かるようになりました。記録することの大切さが分かりました。(2012-2-13)
Q12 私からの質問・校区内に落書きがありますか?
質問12:校区内に落書きがありますか?散乱ごみのたまりやすい場所は?(2012-2-13)
回答12:
(平沼小学校4年生)
たくさんあります。消してみたいです。
Q13 落書き消しのスプレーはどこのものですか?
質問13:高田さんが使っている落書き消しのスプレーはどこのものですか?
(欲しいです!)(2012-2-25)
回答13:
アサヒペンの「らくがき落し」という商品です。成分はアルコール類とリモネン。
アルコールはお酒の成分ですが、子どもが使っても心配はありません。リモネンはミカンの皮に含まれる成分で、皮ふについても問題はありません。
作業をするときは、ゴム手袋を使います。もしついたら、水で洗い流してください。
「らくがき落し」はねばりけがあり、スプレーしても飛び散らないようにドロッとしています。ペットボトルの空き容器に入れ、100円ショップで買った
ノズルを付けて使っています。
Q14 どこに問い合わせたら消すことができますか?
質問14:電車のガード下や電柱の落書きなど、土木事務所が管理が分かる以外の落書きは、 どこに問い合わせたら消すことができますか??(2012-2-25)
回答14:
落書きや貼り紙された場所は、全てだれかの持ち物かまたは、だれかが管理をしています。人の大切な持ち物に勝手に書くから犯罪なのです。
落書きを消すにはまず、消す地域を決めて事前調査をします。調査の内容は、@地域内の落書き地図をつくる A落書きされた建物等の所有者はだれなのか、B落書き落しで消す
または、ペンキで塗りつぶすかをきめる C所有者に消してよいかを確認する などを調べます。書くのはあっという間。消すのは大変労力がいります。
落書きを消すことはよいことだからといって、勝手に消してはいけません。
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